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やまむら総合歯科・矯正歯科

大人の口臭をどう防ぐか 

そもそも口臭には種類がある! 

口臭には大きく分けて、【生理的口臭】【飲食物・嗜好品による口臭】【病的口臭】の3つの種類があります。 

【1.生理的口臭】 

生理的口臭は、誰にでもある匂い。起床直後や空腹時、緊張時(は特に口臭が強まります。これは唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるためと言われています。また、ストレスにより唾液の量が少なくなることが原因で口の中が臭くなることもあります。 

特徴病的口臭ではないので、周囲への影響は時々不快にする事がある程度。多くの場合は、病的口臭と異なり、本人も気が付かない事があります。口臭が気になり不安な気持ちになると、より感じるようになります。身体のコンディションやストレスに対する感受性の違い、会話条件、生活習慣などによって、発生したり発生しなかったりします。 

改善方法:食事をしたり、水分を積極的に補給するようにすることで唾液量を増加させると急激に口臭が弱まります。つまり、生活習慣の改善でよくなるので治療の必要がありません。 

【2.飲食物・嗜好品による口臭】 

匂いの強い食べ物(にんにくやネギ、お酒)や煙草などによる一時的な口臭。時間の経過とともに臭いも無くなるため、治療は必要はありません。 

【3.病的口臭】 

病的口臭の90%以上は、口の中にその原因があると言われています。具体的には歯周病、虫歯(う蝕)、歯垢、歯石、舌の表面に付くコケ状の細菌の固まり、唾液の減少、義歯の清掃不良などです。そのほか、鼻やのどの病気、呼吸器系、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭が起こる場合もあります。 

改善方法:口臭の原因となる病気を突き止め治療することで口臭を改善することができます。 

病気が“病的口臭”につながるのはなぜ? 

1.歯周病:病気が進行すると歯ぐきからの出血に膿が混じってくるようになり、口臭もひどくなってきます。 

2.虫歯:独特な臭いを持つ虫歯。食べかすや虫歯菌が、虫歯の穴の中に溜まって臭いがきつくなり、口臭の原因になります。しかし小さな虫歯で口臭が強くなることはなく、進行してくると次第に口臭がきつくなってきます。神経まで侵され腐ってしまうと、強烈な臭いがします。 

3.歯垢:歯の表面に付着する柔らかい堆積物で、ほとんどが細菌のかたまり。虫歯や歯周病の原因になるものなので、口臭の原因となります。 

4.歯石:歯垢が作った、かたい石灰分。歯石がたくさん付くようになると口臭も悪化します。さらに、歯石が付くことにより歯周病を進行させてしまいますよ。 

5.舌苔(ぜったい):舌苔(ぜったい)とは体調不良のときなどに、舌の表面に白っぽいものが付着することで、これは歯垢と同じような細菌の固まり。これも口臭の原因になるため、舌をきれいにすることで口臭も軽減されます。 

6.唾液の減少:実は唾液は口臭予防にとても大切!唾液の分泌が少なくなると口の中が不潔になり、虫歯や歯槽膿漏に繋がります。さらに、口の中が乾燥することで口臭が強くなりやすくなります。 

7.プラスチックの人工歯:義歯、入れ歯のプラスチック部分は色や匂いを吸着してしまいます。毎日きれいに清掃し、消毒剤に浸しておくことが大切! 

8.不良な冠、かぶせた金属の腐食:歯にかぶせた金冠が古くなって穴やすき間ができたりすると汚れがたまり易くなり、口臭の原因に繋がります。 

9.口腔ガン:口の中の癌により口臭が発生することがあります。 

10. 鼻・のどの病気:鼻は口とつながっているため、副鼻腔炎(蓄膿症)や咽頭炎、喉頭炎などの炎症があると、たんぱく質を含む血液や膿が口の中に出てきて、口臭が起こってしまいます。 

11.その他呼吸器系の病気・消化器系の病気:全身症状が原因となって口臭が発生することがあります。治療することで口臭は軽減されます。 

口臭を予防するための基本 

口臭予防の基本は、お口の中を清潔に保つこと原因を突き止めること。毎日の歯磨きと歯科医院でのクリーニングで清潔な口腔内環境を維持できれば、口臭だけでなく虫歯・歯周病の予防にもつながりますよ。 

【おうちでできる予防】 

・毎日の歯磨きを丁寧におこうなう 

・磨きにくいところや磨き残しがありそうなところはフロスを使う 

詳しくはこちら:http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/preventive/ 

【歯科医院でできる予防】 

・定期的な健診 

・定期的なクリーニング 

・口臭の検査 

詳しくはこちら:http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/checkup/ 

病的要因の口臭対策 

▶︎▶︎原因になっている症状・病気が治れば口臭も軽減・解消されるため、虫歯・歯周病であれば治療を受けて完治させることが先決となります。呼吸器系・消化器系の病気の場合は、専門医院で治療を受けるようにしましょう。 

親知らずが口臭の原因になっている場合は、抜歯したほうがいいケースも。歯科医院に行き、自分の歯の場合はどうしたら良いのかを相談すると良いでしょう。 

詳しくはこちら:http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/wisdom/ 

生理的要因の口臭対策 

▶︎▶︎こまめに水分を補給したり、ガムを噛んだりして、お口の中の潤いを保ち、できるだけ唾液の分泌を促すことを意識することと、お口の中を洗浄・殺菌することが重要となります。これらを意識することで、口臭の軽減・解消が期待できます。 

疲労やストレスは要注意! 

疲労や風邪などで免疫力が落ちて細菌が増殖してしまうのは、お口の中も例外ではありません。抵抗力が落ちてしまいお口の中の細菌が活発になると、口臭を引き起こしてしまいます。ストレスを溜めこまない生活習慣や健康的な生活を意識することが大切です。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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こどもの虫歯を発見するためには? 

そもそも虫歯とは 

虫歯とは、ミュータンス菌などの虫歯原因菌が出す酸によって、歯のカルシウムが溶かされ、歯がもろくなり、ついには穴が開いてしまう病気のことです。歯周病と同じように、重症化するまでは自覚症状がないことも多く、自分では気づかないことも多いです。 

【虫歯の発生】 

①お口の中の原因菌が糖質を取り込み、歯垢を形成します 

②歯垢の中で原因菌がさらに増殖し、糖質から酸をつくります 

③酸によって歯質からカルシウムやリンが溶け出す。これを脱灰といいます。 

④虫歯が進行してしまうと歯に穴があいた状態になります。 

※4の状態になると元にはもどりません 

【虫歯の進行】 

①歯の表面が白くにごり、くすんで見えるのが初期むし歯の状態。この状態を放って置くとむし歯に 進行します。 

②虫歯がエナメル質に進行すると歯の表面が白くにごり、黒く見えている状態になります。この状態 では痛みはありません。 

③虫歯が象牙質にまで進行し、歯の表面が黒く見えている状態。噛む時に痛みを感じることもありま す。 

④さらに虫歯が進行すると歯髄まで達する状態になり、ここまで進行が進むと時に激しい痛みを伴う ことがあります。 

⑤4より虫歯が進行すると、歯冠部が大きく壊れ、歯根部だけが残った状態になります。この段階で は、痛みを感じることは減ってきます。 

生活の中に潜む虫歯のリスク

虫歯ができる原因として大きく関わっているのが、糖質(ショ糖)、原因菌(ミュータンス菌)、歯質(エナメル質・象牙質)の3つ。この3つの要因が重なることで虫歯が発生します。誰でも口の中には細菌が存在しますが、虫歯のなりやすさには、個人差があります。では生活の中に潜む虫歯のリスクには、主に糖分の多い食生活や、唾液の分泌量被せ物・詰め物の劣化正しい歯磨きをできていないなどの要因があげられますよ。特に甘いものが好きな方は、甘いものを生活の中で頻繁に摂取していたり、だらだらと長い時間継続して摂取していたりすると、細菌の働きが高まって虫歯が発生するリスクが高まってしまうので要注意です! 

子供の虫歯

子どもの場合、虫歯が発生しやすいのは、前歯と奥歯。また、乳歯や生えかわって間もない永久歯はエナメル質が薄くやわらかいため、虫歯が進行しやすい歯です。さらに、子どもの歯は大人に比べて虫歯になりやすく進行も早いため、普段から予防をすることも重要。甘いおやつやジュース、だらだら食いには気をつけて、磨きにくい部分は必ず仕上げ磨きで磨いてあげることが予防をする上で大切になります。 

【子どもが虫歯になりやすい場所】 

1.上の前歯の歯と歯の間:0歳〜2歳ぐらいの時期は、上の前歯が虫歯になりやすい時期。哺乳瓶でミルクや甘い物を飲ませることで虫歯になりやすくなります。また、哺乳瓶で飲んだあとにすぐ寝かしつけてしまうと、全体的に虫歯になるリスクが上がってしまうので要注意ですよ。 

2.奥歯の溝の部分: 

3.奥歯の歯と歯の間: 

奥歯までしっかりと歯ブラシを届かせて磨いてあげても、汚れを落としにくいのが奥歯の溝の部分と、歯と歯の間。歯と歯の間は、フロスを使うと簡単に汚れを除去できます。 

子どもの虫歯を放っておくとこんなリスクが…! 

①偏食になりやすい 

②顎が十分に発達しない 

③虫歯になりやすくなる 

④大人の歯の歯並びにも影響がでる 

⑤大人の歯の発育の妨げになる 

これらのリスクを回避するためにも、効果的な対策を知っておきましょう。 

子どもの虫歯に効果的な対策は?

子どもは大人よりも虫歯になりやすく進行も早いため、なるべく虫歯にならないための対策が必要です。子どもの虫歯に効果的な対策のポイントは、フッ素にあります! 

その1歯からカルシウムが溶け出すことを抑制する力あり 

上記に加え、いったん溶け出してしまったり、既に唾液中に存在するカルシウムを歯に取り込む働きも知られていて、歯の質そのものを強化してくれる効果もあります。これだけではなく、フッ素は虫歯菌自体の活動を抑える働きももっているため、虫歯予防に大変効果的な成分といえるのです。 

その2虫歯になりやすい子どもの乳歯・永久歯の再石灰化を促進 

再石灰化とは、歯から溶け出したカルシウムが再び歯に取り込まれること。子どもの歯は虫歯になりやすい反面、フッ化物による再石灰化が大人の歯よりも促進されやすいため、虫歯対策がポイントになりますよ。 

むし歯にならないためには、予防がとても大切。子どもの虫歯は進行がはやいので、おうちで出来るセルフケアや歯医者さんでのケアが不可欠です。 

【具体的ケア方法】 

①フッ素入りの歯磨き粉を使う。 

②デンタルフロスで歯間の汚れを除去する。 

③キシリトール配合のタブレットで虫歯菌の酸を抑える 

④仕上磨きで細かい部分のブラッシングをする 

⑤歯医者さんでのフッ素塗布 

⑥歯科医院でシーラント(プラスチックの材料)をして埋める 

歯科医師 院長 山村 昌弘

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インプラントオーバーデンチャーとは 

事故や病気、また年齢を積み重ねたりして歯をほとんど失った場合、多くの方は治療の選択肢として、総入れ歯(総義歯)が浮かんでくると思います。しかし最近では、歯科医療のすさまじい進歩により、新たな治療の可能性も出てきました。 

それがインプラントと入れ歯のメリットを組み合わせた「インプラントオーバーデンチャー」です!入れ歯やインプラント等をインターネットなどで調べたことのある方の中は、「インプラントオーバーデンチャー」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。 

「インプラントオーバーデンチャー」って何だろう・・・と思っても、なかなか調べてみるとなると一苦労ですよね。 

ここでは、インプラントオーバーデンチャーが何なのか、どのような治療法なのか、メリットデリメットなどを解説していきたいと思います。 

インプラントオーバーデンチャーとは 

インプラントオーバーデンチャーとは、残存歯やインプラントを入れ歯で覆い被せる治療法のひとつです。 

イメージは総入れ歯そのものですが、入れ歯が粘膜で噛む力を支えているのに対し、インプラントオーバーデンチャーは、歯やインプラントが支えになりますので、入れ歯とは全く違う治療となります。 

構造としては、埋め込んだインプラント(1~4本)を土台とし、入れ歯を固定する治療法となります。 

インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリット 

【メリット】 

  • 通常の入れ歯よりも安定する 
  • しっかり噛めるようになる 
  • ズレる心配がない 
  • 入れ歯は取り外して手入れできる 
  • 大きな外科手術が不要 
  • 全歯をインプラントにするよりも治療費を抑えられる 

通常の入れ歯の場合は、顎骨に負担がかかりやすく、次第に骨が痩せ細ってしまうため、定期的に作り直さなければいけません。 

反対に、インプラントオーバーデンチャーは、顎骨への負担を軽減できるので、長く使用できます。更に、修理費やメンテナンス費用など、維持費がかかりにくいところもメリットの1つです。 

デメリット】 

  • 保険適用の入れ歯よりも費用がかかる 
  • 残存する歯に被せる場合は、虫歯のリスクが上がる 
  • 治療できない場合もある 
  • 外科手術が必要 

インプラントオーバーデンチャーは、部分入れ歯にも対応していますが、残存する歯に被せる場合は、隙間から細菌が入り込みやすくなるので、虫歯のリスクが高くなります。 

また、この治療は誰でも受けられる治療ではありません。持病がある方やヘビースモーカーの方など、場合によっては断られる可能性もあります。 

インプラントオーバーデンチャーが向いている人 

  • 残存歯の数が少ない 
  • 下顎の歯のない 
  • 総入れ歯である 
  • 入れ歯の違和感を感じている 
  • 入れ歯に抵抗がある 

このような症状がある方は、インプラントオーバーデンチャーがお勧めです。 

インプラントオーバーデンチャーと入れ歯の違い

 

  • 治療法 
    ★入れ歯・・・型取り➡かみ合わせなどの調整➡見た目の確認➡完了 
    ★インプラントオーバーデンチャー・・・精密検査➡外科手術➡骨とインプラントが結合するまで数カ月待機➡精密な型取り➡インプラントに付けたアタッチメントにカチッとはまる入れ歯が出来たらかみ合わせの調整をして完了 
  • 治療期間 
    ★入れ歯(保険のもの)・・・2週間~1カ月 
    ★インプラントオーバーデンチャー・・・お口の環境にもよるが、手術後、2~3カ月の治癒機関が必要になり、最終まで半年以上かかるケースもある 
  • 費用 
    入れ歯・・・保険の場合は3割負担で1万円前後 
    インプラントオーバーデンチャー・・・上下のどちらかで50万~150万 
  • 痛み、外れやすさ 
    入れ歯・・・痛みが出やすい・外れやすい 
    インプラントオーバーデンチャー・・・痛みは出にくい・外れることもほとんどない 
  • 機能面 
    入れ歯・・・壊れやすい・違和感が強い・舌の動きを邪魔して話しずらい 
    インプラントオーバーデンチャー・・・違和感が少ない・歯がある時のような自然な発音で話せる 
  • 他の組織への負担 
    入れ歯・・・噛む力がかからず骨と歯ぐきが痩せてしまう・顎の骨に適切な刺激が伝わらず骨が痩せていき、入れ歯と歯茎の間にすき間が出来て痛みが出る 
    インプラントオーバーデンチャー・・・歯茎に過度な負担がかかることがない・神田力を骨に伝えることができるため顎の骨が痩せるのを防ぐ 
  • 適応 
    入れ歯・・・失った本数に関係なく対応 
    インプラントオーバーデンチャー・・・持病があると外科手術ができない・ヘビースモーカーの方もできない可能性がある 

インプラントオーバーデンチャーは毎日の生活を快適に過ごせる治療法です! 

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入れ歯を使っている方は、「もっと快適に過ごしたい」といった反面、「大がかりな手術(骨造成)はしたくない」「なるべく費用を抑えたい」と思っている方も少なくないと思います。 

インプラントオーバーデンチャーは、そういった方におすすめの治療法です! 

入れ歯の不便さを我慢しないで、インプラントオーバーデンチャーで快適な生活を手に入れましょう。 

入れ歯をお使いの方で毎日の生活を快適にしたい方は、ぜひやまむら歯科へご相談ください。 

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歯科医師 院長 山村 昌弘

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矯正治療の必要性 

あなたは、矯正治療は見た目をきれいにするだけだと思っていませんか? 

矯正治療の真の目的は、ガタガタの歯並び、出っ歯、受け口などを治すことにより見た目以上に良好な咬み合わせを得ることが本当の目的なのです。 

歯並びが悪いと起こること 

  • 汚れが残りやすい口腔内環境➡虫歯になりやすい➡歯の寿命が短くなる 
  • 良く噛めないため顎の成長が遅くなる 
  • 良く噛めないため肥満になりやすい 
  • 正しくはっきりした発音がしづらくなる 
  • 咬み合わせが崩れ、あごに負担がかかるため、顎関節症になりやすい 
  • 息が漏れやすく、発音やかつ舌が悪くなる 
  • 歯並びに対するコンプレックスから消極的な性格になりやすい 
  • 将来入れ歯やブリッジなどを入れるとき入れにくい 

このように、ただ歯並びが悪いだけなのに、歯の寿命は最終的に短くなってしまいますし、精神的にもストレスにつながり、人前で口を開けることにコンプレックスを持つ人も多くいらっしゃいます。 

歯並びが良いとプラスになること 

  • 笑顔がきれい 
  • 横顔・口元が、スッキリとした感じに 
  • 人前に出るのが恥ずかしくない 
  • 自分に自信が持てる 
  • 歯並びが良い方が歯が磨きやすい➡虫歯・歯周病予防になりにくい 
  • 子供の場合、顔かたちをつくる顔面など頭の骨が、大きく成長によって変化していく際の環境を整える 

矯正治療が必要な方 

  • 歯並びが不揃いである 
  • 歯と歯の間にすき間がある 
  • 奥歯でしっかり噛んでも前歯が噛み合わない 
  • 上下の顎(歯)が横にずれている 
  • 歯がねじれている 
  • 出っ歯や受け口 
  • 物がよく噛めない 

このような症状が見られる場合は、将来のためにも、矯正治療を行うことをお勧めします。 

矯正治療とは 

矯正治療は悪い歯並びをきれいにする歯科治療です。 

悪い位置にある1本1本の歯を顎の骨の中で少しずつ動かして、正しい位置にきれいに並べ直す治療となります。 

また、顎の骨が出たり引っ込んでいる場合は、顎をよい方向に動かしたりします。したがって、矯正治療を行うと、元の自分の歯が正しい位置できれいに並び、自分の歯でしっかり食べ物が噛めるようになるのです。 

不正咬合と正常咬合 

  • 不正咬合・・・悪い歯並びの総称、心身に大きな影響を与えます 

食べ物が歯の間に挟まり、歯磨きしにくく、むし歯や歯周病になりやすい 

食べ物をよく噛み砕けず、胃腸にに負担がかかる 

上下の顎の発育や顔の成長に影響を与える 

顎関節症になりやすい 

咀しゃく筋の発達に影響を与えるので、筋力のバランスが崩れて姿勢が悪くなる 

構音機構に影響して正しい発音がしにくくなる 

視力低下の原因になるといわれ、学力や運動能力の低下を招きやすい 

  • 正常咬合・・・よい歯並びでよい噛み合わせの総称 

上下の歯が正しく噛み合って歯の接触面積が広くなり、咀しゃく効率が向上する 

食べ物の消化・吸収が促進され、心身共に健康な成長発育を示す 

健全な咀しゃく運動は脳神経の血流を促進し、老化防止になる。 

矯正治療とは、不正咬合を正常咬合にする歯科医療です!! 

矯正治療はいつからやったら良い?? 

気になったらすぐ始めることをお勧めいたします。 

また、お子様の歯並びが気になるようでしたら、6歳か7歳までに始めるのが良いとされています。この時期は、子供の歯から大人の歯への生え替わりが始まる時期と言われており、大人の歯が生え揃う前に、歯並びを改善するための様々な予防措置や誘導が行える時期だからです。 

子どものうちに矯正を始め、歯並びを改善しておくと、顎の成長を利用し、大人の歯(永久歯)が並ぶためのスペースを確保することができます。 

ですので、永久歯が生える前には矯正を終わっていることが理想です。 

小児歯科学会が発表しているデータによると、大体9歳~12歳の間に乳犬歯、第1乳臼歯、第2乳臼歯が生え替わり、永久歯の歯並びが完成します。 

ですので、9歳~12歳頃が子どもの矯正治療の適用範囲の上限といえます。やまむら歯科では小児矯正も数多く実施しておりますので、お子様の歯並びが気になる親御様は、この時期までに一度ご相談いただければと思います。 

永久歯が生えそろう12歳前後からは、歯列を整える治療となりますので、大人の矯正治療となります。 

やまむら歯科の小児矯正 

やまむら歯科でお勧めしている「マイオブレイス矯正」は、歯そのものを無理やり動かそうとするのではなく、お口や顎の機能を健全に成長発育させることで、本来あるべき良い歯並びに導くという全く新しいアプローチの治療方法です。 

やまむら歯科の成人矯正 

【他の医院との違い】 

★「見た目」だけでなく、噛み合わせの専門医による、機能面(噛み合わせ)も考慮した矯正治療を行っている事 

★矯正担当の歯科衛生士から、むし歯になりやすい矯正治療期間中に適した歯のブラッシングのレクチャーやアドバイスを受ける事が出来る 

やまむら歯科では、矯正専門医と噛み合わせ専門医で連携して矯正治療を行っています。その為、見た目だけでなく、機能面でも納得できる矯正治療の実現が可能になりました。 

歯並びを治して自分の歯を守ろう! 

歯並びくらいと思っている方、もし歯並びに対して少しでも気になることがございましたらぜひやまむら歯科にご相談ください。 

矯正治療と言っても、今では周りに気づかれにくい矯正治療も存在しております。患者様一人一人に寄り添った治療を提案し、将来一本でも歯を残していきましょう! 

歯科医師 院長 山村 昌弘

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噛めない入れ歯を直すために 

皆様の中にはこんなお悩みを抱えていらっしゃる方はいませんか?? 

強く噛むと入れ歯が浮いてしまうので固いものが噛めない 

焼いたお肉やイカなどが噛み切れない 

強く噛むと痛みが出る 

痛みはないけどうまく噛めない 

舌や頰の内側をよく噛んでしまう 

なかなかなれない 

上手に発音ができない 

外れやすい 

やまむら歯科へいらっしゃる患者様の中には、上記のようなお悩みを抱えていらっしゃる患者様が多くいます。 

こうやって当院へ来てくださればまだ良いのですが、悩んでいるにもかかわらず、我慢したりあきらめてしまっている方も多いと思いますので、そういった方はぜひこの記事を読んでみてください。 

入れ歯で噛めない原因 

★歯ぐきの炎症 

毎日の手入れが不十分だったり、身体の免疫力が低下してしまっている状態だと、入れ歯に細菌が付着し、そこから歯ぐきに細菌が繁殖し、炎症を起こしてしまうことがあります。 

★入れ歯の噛み合わせが悪い 

通常、入れ歯は上下の歯の凹凸がうまく噛み合うように作られています。ですが、長年同じ入れ歯を使用したり、噛みぐせによる顎のずれによってうまくかみ合わず、尖った部分同士がぶつかる噛み合わせになってしまうと、噛み合った部分の中央に空間ができてしまい、食べ物をうまく噛み切ることが難しくなってしまいます。また、尖った部分同士がぶつかることで、口を動かすたびに舌や頰の内側の粘膜を挟んでしまいます。 

・合わない入れ歯を使用している 

顎の関節に異常があったり、極端に歯ぐきが痩せてしまったりしている場合は、顎にうまく力が入らず噛みにくさを感じることがあります。 

合わない入れ歯を使い続けていると・・・ 

合わない入れ歯を使っていると食べにくくなり、楽しいはずの食事もストレスになってしまうことがあります。また、噛めないことによる影響は全身の健康にも及ぶといわれています。 

また、残っている歯にも負担がかかります。その負担がダメージとなり、残っている歯の寿命を短くしていき、徐々に歯を失っていくことに繋がってしまいます。 

噛めない入れ歯を治すためには? 

入れ歯の修理・作り直し 

入れ歯は一度作ったら一生使えるものではありません。噛み合わせや使い方によって、すり減ったり、変形する可能性があります。また歯を支える骨の状態によって入れ歯が合わなくなることがあります。 

今の自分のお口の中に合うように入れ歯を修理しましょう。もし修理できない様であれば、今の状態にあった入れ歯を作り直すことをお勧めいたします。 

合わないなと感じたら、定期的に歯科医院に相談し、調整、作り変えを検討してみてください。 

やまむら歯科では、入れ歯専門の技工士がおりますので、より細やかな要望に応えられる体制が整っています。他院で作った入れ歯も遠慮なくご相談ください。 

インプラント 

歯を失った際の治療方法は、以前は入れ歯だけでしたが、現在は人工の歯根を埋め込んで義歯をかぶせるインプラント治療も選べるようになりました。 

インプラントは、見た目も噛む力も天然の歯とあまり変わらず、食べ物が歯と歯ぐきの間に挟まる心配もありません。 

しかし、インプラント治療は自由診療のため費用が高く、入れ歯の本数が多いとかなり高額になってしまいます。 

また、高血圧や糖尿病などの持病をもつ人はインプラントができないこともあり、さらに重度の歯周病など歯ぐきがしっかりしていない場合は入れ歯を選ぶ方がよいでしょう。 

インプラントにした方が良い理由 

★インプラントの寿命 

入れ歯を作り変えたり直したりして使っていくのも良いですが、インプラントは、「第二の永久歯」と呼ばれるほどの寿命があります。 

10年経過した後の平均残存率は90%以上という調査結果もあるほどです。入れ歯と違い、インプラントは、大切に管理していけば長持ちする装置であり、だからこそ「第二の永久歯」と呼ばれ、半永久的に使うことができる装置なのです。 

★インプラントの噛む力 

天然歯のような噛む力も備わり、毎日の面倒なお手入れ等もありません。 

今まで入れ歯(義歯床)が合わなくて、食べることが楽しく感じられなくなってしまった方が、また以前のように美味しくご飯が食べられるようになるのは、とても大切なことです。 

以前のような、「食べることが楽しい」という気持ちを取り戻せます。 

更に、ほとんどの方が、なるべく残っている歯を長持ちさせたいと思っていると思いますが、入れ歯は他の歯にとても負担がかかります。 

インプラントは、治療した個所以外は削りませんし、ひっかけたりすることもないので、他の歯に影響が出てしまうことがありません。 

健康寿命をのばしたい方には、とても適しています。 

インプラント治療は歯科医院選びから! 

インプラントは、高度な技術、そして経験豊富な知識等を必要とする専門性の高い治療です。材料も種類が豊富で、治療に際した検査等についても、どれだけしっかり行ってくれるか、アフターフォローは万全かなど、歯科医院ごとに特色が違います。 

やまむら歯科のインプラント治療では、1日で仮歯の装着まで行う1dayインプラントから、オールオン4などと様々な症例に対応いたします。圧倒的な診療実績と最新の技術と医療設備、安心のフォロー体制で治療していきます。 

入れ歯で食べることが楽しくない方、入れ歯を使っていたけどインプラントにしてみたい方、遠慮なくご相談ください。 

やまむら歯科では、あなたに合った治療方法を、親身になってご提供いたします。 

歯科医師 院長 山村 昌弘

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1日で終わるインプラントとは(即時埋入)

歯の治療って時間がかかりますよね・・・。 

特にインプラント治療となると、状況によってですが、早くて半年、長くて1年近くかかってしまう場合もあります。 

インプラント治療をしたいけど、治療期間がかかるからと言ってあきらめている方は、特にに朗報です! 

1日で終わるインプラント(即時埋入インプラント)とは?? 

1日で終わるインプラントとは、即時埋入という名前の通り、抜歯と同時にインプラントを埋め込みます。そのため期間を大幅に短縮できます。 

従来のインプラント治療と即時埋入インプラントとの比較 

通常のインプラント治療 

上図のように、通常のインプラント治療では、抜歯後、一次手術でインプラントを埋入し、歯肉が治癒してから二次手術で型取りをし、被せ物を装着するという流れとなります。 

その流れの中で、抜歯した個所の骨が回復するのを待つ必要があるのですが、その待機期間がとても長くかかり、その結果、トータルの治療期間が下顎であれば5~6ヶ月、上顎で8~9ヶ月と長くかかります。 

即時埋入インプラント 

上記のように、抜歯後の待期期間がなく、治療が終わるまでに3~4ケ月程度でインプラントができます! 

どうして即時埋入できるの? 

どうして即時に埋入できるのかというと、歯を抜いた直後に顎の骨に埋め込んでゆく手術法なので、歯肉の切開を行わないからです!! 

切開を必要としないため、患者様への負担も少なくなりますし、治療期間を短縮することにもつながります。 

 

即時埋入インプラントのメリット

★治療期間を短縮できる 

抜歯後、骨が回復するのを待つ必要がないため、一般的なインプラント治療のおよそ半分ほどの期間で治療を終わらせることができます。 

また、痛みや腫れなども比較的少ないのが特徴です。 

★手術の回数を減らせる 

1回の手術で、抜歯と同時にインプラントを埋め込みと仮歯の装着まで行なうことができるので、手術や通院回数が最小限で済み、患者様の精神的・身体的な負担を軽減します。 

★歯が無い期間がない 

一般的なインプラント治療では、抜歯後しばらくは歯がない状態になります。が、即時埋入インプラントでは、抜歯後すぐにインプラントを埋め込んで、その日のうちに仮歯を装着することも可能なので、歯のない状態になることがありません。 

★顎骨が痩せにくい 

インプラントは、抜歯から日が経ってしまうことで、歯茎の骨が痩せるというデメリットがありました。しかし、即時埋入インプラントはm抜歯後すぐにインプラントを埋め込むことで、顎骨が痩せにくくなります。そのため、歯肉の形状も維持しやすく、自然な見た目に仕上がりやすくなります。 

即時埋入インプラントのデメリット 

★適応条件が厳しい 

抜歯即時埋入インプラントは誰もが受けられる治療方法ではありません。 

【適応条件】 

・抜歯後すぐにインプラントを埋入できるだけの骨が歯茎にあること 

・歯周病などのその他の病気にかかっていないこと 

 などが条件になります。 

【適応外】 

骨の量が少なくて骨造成術が必要な場合 

虫歯や歯周病などの症状が口の中にある場合 

★感染症のリスクが高まる 

抜歯とインプラントという2つの手術を一度に行うため、感染症の防止策がきちんとしている歯科医院で治療する必要があります。 

インプラントは外科手術が伴う治療で、出血が避けられません。 

出血が伴うということは、感染症のリスクに晒されやすことを示しています。 

感染症のリスクを下げるためには、感染症対策をきちんと行っている歯科医院であることが重要です。 

手袋をこまめに交換しているか、ホームページなどに感染対策についての取り組みが書かれているか、滅菌処理された器具が使われているか等が重要になります。 

★歯科医院が限られる 

抜歯即時埋入インプラントは高度なテクニックが必要な治療法ですので、対応している歯科医院は限られます。 

技術がなければ簡単にはおこなえない治療なので、信頼できる歯科医院を見つけることも重要です。 

やまむら歯科の即時埋入インプラント治療の特徴 

  1. 年間500件以上のカウンセリング数と豊富な治療実績 
  1. 院内に歯科技工所を設置 
  1. 最新の医療設備と治療技術 
  1. 万全な感染対策 

このように、やまむら歯科でのインプラント治療は、年間500件のカウンセリング、インプラント315症例以上の治療実績があり、その中には1日で終わるインプラント治療も多くあります。 

経験豊富なドクターが患者様それぞれに合った治療を提案し、 

➡最新の機器を使いこなして治療を行い、 

➡かぶせ物専門の歯科技工士が修理や微調整を行いながら、 

➡快適なお口にするために歯科衛生士からのアドバイスも受けられ、 

といったように、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士があなたの快適なお口のために責任を持って担当させていただきます。 

やまむら歯科でインプラント治療という、残っている歯を守りながら、天然歯と変わらない噛み応え、輝きを手に入れ、あなたの将来が健康に過ごせるお手伝いをさせてください。 

歯科医師 院長 山村 昌弘

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歯が抜けたときの治療方法

むし歯や歯周病などが原因で、歯が抜けてしまいお困りの方も多いのではないでしょうか?また、運動をして転んだりして歯を失ってしまう可能性も充分にあります。そんな時、どのような治療方法があるのか、そしてそれらの治療方法、メリット・デリメットについてもご紹介させていただきます。

やまむら歯科では、出来るだけ多くの方がご自身の歯を残してしっかり噛めるよう、お一人お一人に合った治療をご提案していきます。今は心配がなかったとしても、予備知識として治療方法を知っておくことはとても大切です。万が一の場合のためにぜひ知識として頭に入れておいてください。

歯を失った時の3つの治療方法

歯を失ってしまった場合の治療方法には、下記3つの治療方法がおすすめです。

  • インプラント
  • ブリッジ
  • 入れ歯
  • インプラント

歯の欠損部の歯槽骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、埋入されたインプラントにアバットメントと呼ばれる連結部を装着し、人工歯を固定する治療です。

  • ブリッジ

失った歯の両脇の歯を支台にするために削り、その上に連なった人工歯を橋(ブリッジ)のように被せ装着、固定します。

  • 入れ歯

失った歯の本数に合わせて入れ歯(義歯)を作ります。歯が残っている部分入れ歯の場合はバネをつけて隣の歯に引っかけて装着します。

3つの治療方法のメリット・デリメット

それぞれの治療法においてメリット・デリメットがあります。それらをしっかり理解して治療に進むようにしましょう。

★インプラント

メリット天然歯のため自分の歯のように噛める
見た目が自然できれい
削らない
で済む
食べ物の味や感触がよくわかる
違和感がない
金属アレルギーの心配がほとんどない
デリメット外科手術が必要
治療費が比較的高額
全身疾患がある場合には治療ができない場合がある

★ブリッジ

メリット治療期間が短い
がっちり固定
費用をかければ見た目の仕上がりが良い。
保険診療を選べば治療費が比較的安価
デリメット両脇の健康な歯を削る必要がある
発音に問題がでる場合がある
両脇の土台となる歯に大きな負担がかかるので、将来的に
その歯を失ってしまうというリスクがある
かぶせた歯と歯肉の間に隙間ができやすい

★入れ歯

メリット治療が比較的簡単
治療期間が短い適用範囲が広い
費用を書ければ機能的でより自然な見た目の入れ歯を選ぶこともできる
デリメット違和感を感じることがある
固い食べ物に苦労する場合がある
見た目が良くない場合がある
発音に問題がでる場合がある
なじむまで期間がかかる
だんだん合わなくなることがある

3つの治療方法の治療後の寿命

治療が終わっても、その後のお手入れや周囲の歯によってそれぞれの寿命が変わってきます。ここでは、それぞれの治療後の寿命(耐用年数)を見てみましょう。

 インプラントブリッジ入れ歯
耐用年数数10年7~8年程度4~7年程度
注意事項人工歯の部分は使用によって刷り減る土台の歯が悪くなれば、さらに大きいブリッジに作り替える必要がある合わなくなったりすると作り替える必要がある

このように、インプラントは一度治療をしてしまえば数十年もたせることができますが、ブリッジや入れ歯の場合は、仮にそのもの自体はダメになることはなくても、周りの歯や歯茎によっては再度作り変える必要が出てきてしまいます。

3つの治療をした後、それらがダメになると??

  • インプラント

インプラントは周りの歯を削っていません。そのため、インプラントの周りの歯が虫歯になりやすくなるということもありません。万が一インプラントがダメになったとしても、その部分のみ再度インプラントをするだけで、他の歯に影響はありません。再度インプラントにしなかったとしても、ブリッジにするという手段も選択できます。

  • ブリッジ

ブリッジはなくなった歯の両隣を削って支えています。もともと丈夫な歯を削り、そしてブリッジの土台にすることによって、その土台の歯が虫歯になりやすいというリスクも抱えています。そして、その支えとなる土台の歯がむし歯などによりダメになると、更に大きなブリッジに作り変える必要が出てきます。もしくは、欠損部分が多ければ入れ歯になる可能性も出てきますし、場合によっては入れ歯も対応ができないこともあります。

  • 入れ歯

入れ歯は、歯がない土手の部分の骨が痩せてきますし、年齢とともに歯ぐきも痩せてきますので、入れ歯自体が壊れていなかったとしても、合わなくなって作り変える必要が出てきます。

また、当然ですが、ひっかけている歯がぐらぐらしてきたり抜けてしまったりということも考えられますし、そういった場合も作り変える必要が出てきます。

自分の歯を1本でも多く残そう!

ここまでいろいろと比較してわかったいただけたと思いますが、インプラント治療は、ダメになった歯以外の歯を削ったりする必要もないので、自分の歯をより多く残すことができます。

そして何より、数十年持たせることができますし、自分の歯のように食べ物を噛んだり味わったりすることができます。

自分の歯が多く残っていれば、食事を楽しむこともできますし、歯を食いしばって力を入れることもできます。そして、しっかり咬めるということは健康面にも影響してきます。私たち人間は噛むことによって脳に刺激を与えることができ、それによって脳が活性化されるのです。

インプラント治療なら、自分の歯と同じ働きを望めます。

インプラント治療に不安な方、手術が怖いと思っている方、やまむら歯科は、経験豊富なドクターが、最新の設備や機器を使用して、一人平均年間500本以上のインプラント手術を行なっていますので、安心してご来院ください

歯科医師 院長 山村 昌弘

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フロスを使わないとどうなる??

「デンタルフロスや歯間ブラシって使った方が良いの?」「歯ブラシだけだといけないの?」

「デンタルフロスって隙間が空きそうな気がする」これを読んでいる方の中には、このような疑問を抱えている方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、フロスを使用するのとしないので何がどう違うのかをご紹介していきます。

デンタルフロスって何??

そもそもデンタルフロスがどういった役割を持っているのかを知らないとお話にならないと思いますので、デンタルフロスの役割をお伝えいたします。

歯と歯の間の歯間部は歯ブラシの毛先が届きにくいため、歯垢(プラーク)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。歯ブラシで磨けなかった個所を放置しておくと溜まった歯垢が歯石となり、やがてむし歯や歯周病を引き起こします。歯ブラシでは届かない、歯と歯の隙間を掃除できるアイテムがデンタルフロスです。

歯と歯の間にすき間は生まれない??

デンタルフロスは柔らかい繊維でできているので、歯を動かすほどの力はありません。ですが、デンタルフロスで隙間が広がることはあります。え?!と思った方、ご安心ください。デンタルフロスで隙間が広がるのは、歯肉炎などの炎症が治まった場合や、隙間につまっていた汚れが取れた場合です。ですので、デンタルフロスをする前よりも良い状態になったということになります。

デンタルフロスの役割

デンタルフロスは、歯間清掃専用の弾力性のある細いナイロンのフィラメント(とても細い繊維)を数多くより合わせて作られています。このフィラメントが歯と歯の間に広がり、歯と歯の間にたまったプラーク(歯垢)を捕らえて取り除きます。デンタルフロスは、歯ブラシでは届かない歯間部の清掃に使用するためのものです。フロスによって歯と歯の間のプラークを効率よく取り除くことができ、歯磨き後に使用することで、むし歯や歯周病予防の効果が見込めます。

歯垢除去率

  • 歯ブラシだけのブラッシングでの歯垢除去率・・・65%
  • 歯ブラシ+デンタルフロスでの歯垢除去率・・・85%

ご存じの方も多いかと思いますが、歯ブラシだけのブラッシングだと歯垢除去率は65%と思ったよりも低い数値となります。

そこへ、歯ブラシのブラッシング後にフロスを使用すると、歯垢除去率は85%まで上げることができます。

それでもまだ100%には遠いですが、ご自身で毎日行うセルフケアですと、ケアできていると言っても問題ありません。

フロスの必要性

  • むし歯の予防効果が高まる

デンタルフロスを使用すればむし歯の予防効果は格段に高まります。上記であげたように、プラークの除去率が高まるのも理由の一つですが、デンタルフロスは、歯と歯の間の汚れを除去できるからです。

むし歯の大半は歯と歯の間から発生することが多いため、その部分をどれだけ綺麗にできるかがむし歯予防の重要なポイントになってくるのd背う。

歯ブラシが届かなくて磨けない箇所を、デンタルフロスを使用することで綺麗にし、むし歯予防につなげることができるのです。

  • お口の中の異常を発見できる

お口の中に異常があった場合、デンタルフロスを使用することで以下のような症状に気付けることがあります。

  • フロスが引っ掛かる・切れてしまう場合

詰め物やかぶせ物があっていない

むし歯がある

  • フロスが匂う・フロスに血が付着している

口臭

歯周病の可能性

このように、デンタルフロスの使用の違和感は、お口の中の病気や異常に気付けるきっかけになるのです。

使用の頻度

デンタルフロスの効果を得るためには、1日1回使用しなければなかなか効果を得られません。

お勧めなのは、丁寧に歯磨きができる時間が好ましいので、夜寝る前の歯磨きの時に使用するのがおすすめです。

歯ブラシによる歯磨きは1日2回~3回行いますが、毎回デンタルフロスを使用する必要はありません。

ただし、週に1回程度しかデンタルフロスを使用しなかった場合、デンタルフロスを一切使用しない、歯ブラシだけのブラッシングの人と予防効果を比べると、むし歯の予防効果はほとんど変わらず、デンタルフロスの効果を得ることができません

このため、デンタルフロスを使用する場合は1日1回の使用を目安にしてください。

デンタルフロスを使用していても定期検診を行いましょう

デンタルフロスを使用すれば虫歯の予防効果が高まるのは分かっていただけたでしょうか。ですが、だからと言って確実に予防できるとまでは言えません。

先ほどもお伝えしましたが、歯ブラシとデンタルフロスを併用しても、歯垢除去率は85%程度です。残りの15%はどんなに丁寧にセルフケアを行っても消えることはありません

せっかくセルフケアを万全にしたのにむし歯になってしまうのはとても悔しいことです。将来、ご自身の歯を1本でも多く残すためにも、いつまでも健康でいるためにも、定期的に歯科医院のプロによるプロフェッショナルケア、定期検診を受けましょう。

また、人それぞれ歯並び、お口の状態が違いますので、ブラッシングの仕方も人それぞれで違います。間違ったブラッシングを続けていると、お口の状態はかえって悪くなってしまいます。

やまむら総合歯科 矯正歯科の定期検診では、歯科衛生士が30名在籍しており、正しいブラッシング指導も行っているため、歯磨きの精度をさらに高めることができます。歯周病のチェックもしっかり行い、皆様のお口の中を総合的に、そして継続して管理していきます。また、患者様一人ひとりにオリジナルの資料を作製し、この資料をお見せしながら歯科衛生士、カウンセラーが現状の説明をしていきます。

もし治療が必要な場合は今後の治療方針をお伝えさせていただきます。

自分の歯を守るためにも、ぜひ一度足を運んでみてください!

歯科医師 院長 山村 昌弘

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歯ぐきから血が出る理由

歯みがきをしていて歯ぐきから血が出た経験をした方は多いのではないのでしょうか。歯磨きの際に歯茎から血が出ると、少し嫌な気持ちになってしまいますよね。

血が出たからと言ってもたくさんではないし、痛くもないし、ほおっておけばいいやと簡単に考えている方は要注意です。

どうして出血するの??

歯茎からの出血にはいくつかの原因がありますが、なぜ出血するかというと、体が歯周病菌に対抗する為に、白血球等を送る毛細血管を発達させた結果炎症を起こし、それが破れて出血に至ります。

実は、歯ぐきからの出血は、放置しておくと思わぬ事態を招いてしまうこともあるのです。ここでは、歯ぐきから血が出る理由を探ってみましょう。

歯ぐきから出血する原因

歯ぐきから出血する原因は数多く考えられます。

  • 過度の歯磨きや強すぎるブラッシング
  • 新しいハブラシでのブラッシング
  • フロスを習慣的に使用する
  • 強い食いしばりや歯ぎしり
  • 糖尿病などの全身疾患

これらのことでも歯ぐきから血が出ることがあります。また、服用している薬によっては、歯ぐきに出血を引き起こすものもあります。

歯ぐきから血が出る原因として一番多いのは歯周病

歯ぐきからの出血は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊が、歯の周辺や表面、歯と歯の間などに蓄積されることにより引き起こされます。プラークがきちんと取り除かれていないと、歯ぐきが炎症を起こして出血してしまうのです。

歯周病は「日本人が歯を失う原因の第1位」と言われる病気

歯周病は自覚症状がほとんどなく進行するため、定期検診などによる早期発見が重要とされています。もし「歯ぐきから血が出る」という症状にお気づきになったら、軽く考えず「歯周病のサインかもしれない」と捉えて、歯科医院での診療を受けていただきたいと思います。

歯周病には

  • 歯肉炎
    食べ残しや歯石が歯と歯茎の隙間に入りこみ、歯周病菌が繁殖する。軽い出血腫れがある。
  • 軽度歯周病
    ポケットが広くなり、歯茎の位置が下がる炎症が進行する。
  • 中度歯周病
    歯周病菌が歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしはじめる。歯茎から膿が出ることもある。
  • 重度歯周病
    歯の根も溶けて小さくなり、最終的には抜けてしまう

といった段階があります。

歯肉炎

歯肉炎は、その名の通り歯肉(歯ぐき)だけに炎症が生じている状態で、比較的軽度の歯周病です。症状は軽度でしっかりケアすれば症状はおさまってきます

  • 主な症状
    歯ぐきの腫れ
    ブラッシング後の出血
    歯ぐきが赤くなる
    口臭がする

厚生労働省の歯科疾患実態調査によれば、歯肉出血がみられる人は多数おり、ほとんどの人が経験したことのある症状です。

歯周炎

歯周炎は、炎症が歯茎(歯肉)だけに留まっている状態です。

  • 主な症状
    朝起きたときに、口のなかに粘り気を感じる
    歯と歯の間に、食べかすが詰まりやすい
    歯肉が赤く腫れている
    歯みがきをしたときに、出血する
    固いものが噛みにくい
    歯茎がかゆくなったり、ムズムズしたりすることがある
    歯茎を押すと、膿が出ることがある
    口が臭いといわれることがある

歯周病

歯周病は歯肉だけでなく、歯槽骨[しそうこつ](歯を支えている顎の骨)にまで炎症が進行し、歯槽骨が吸収されていることを言います。

  • 主な症状
    朝起きたときに、口のなかがネバネバする
    歯みがきのときに出血する
    硬いものが噛みにくい
    口臭が気になる
    歯肉がときどき腫れる
    歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた
    歯がグラグラする
    歯が浮いたような気がする
    歯並びが変わった気がする

歯周病になってしまうと・・・

歯周病になると、上記のような段階をたどり、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。

歯周病が原因で歯が抜けてしまうと、噛む力が弱くなり、食べられるものの種類が限られてしまいます。

また、歯の本数が減ると、食事をおいしいと感じにくくなり、栄養状態にも影響が出てしまいがちです。

歯を失うことは、生活の質やお口の健康に、大きな影響を与えるのです!

歯周病は気づかないうちに進行していきます。

ですので、歯周病になる前のケアがとても大切です!

歯ぐきから血を出さないために

歯ぐきから血が出ることは、日々のブラッシングが不十分であることを意味します。

出血があると余計にブラッシングしにくくなるかもしれませんが、細かいブラシの動きで優しく丁寧に汚れを取り除くようにしましょう

もちろん患者様ご自身のブラッシングだけでは取り除けない汚れも多々ありますので、定期的に歯科医によるプロフェッショナルケアを受けてください。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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むし歯になりやすい患者様の傾向

「あなたはむし歯にはなりやすいですか?」

当院にいらっしゃった患者様にこんな質問をしてみると、「私はしっかり歯を磨いているのに良くむし歯になってるかも…」という方もいれば、「それほど気にしていないけどむし歯にはなかなかならないな」なんて方もいます。

ではどうしてむし歯になってしまうのか、どんな人がむし歯になりやすいのかをお伝えしたいと思います。

むし歯になりやすい人の特徴

  • 歯磨きが不十分
  • 甘いものをよく食べる
  • 酸っぱい物をよく食べる
  • 食事の回数が多く、食事に時間をかけることが多い
  • 口の中が渇いている
  • 歯科医院で定期検診を受けていない

歯磨きが不十分の方

歯みがきは1日1回未満歯磨きにかける時間が少ない雑な歯磨きをしている、こういった磨き方をしている方は特にむし歯になりやすくなります。実は、歯ブラシで落とせる歯垢は約60%程度なのです!

1回の歯磨きで落とせる歯垢が60%となると、回数が少なかったり、雑な歯磨きをしていたりする方の場合はどんどんむし歯菌を作る「歯垢」が溜まってしまうのです。

甘いものを良く食べる方

むし歯菌のえさは糖分です。むし歯菌は、甘いものに含まれている糖分をエサにして「歯を溶かす酸」を発するため、甘いものをよく食べることはむし歯の発症リスクを上昇させます。

また、歯磨きせずに長時間そのままにしておくと、むし歯菌にえさを与え続けることになり、さらに悪循環になってしまいます。

酸っぱい物をよく食べる方

歯は主にカルシウムからできています。カルシウムは、すっぱいものに含まれている酸にはとても弱く、酸っぱいものに長時間さらされていると徐々に溶けていってしまうのです(酸蝕症)。こうした状態を放っておくと、冷たいものがしみる知覚過敏症になったり、むし歯が一気に進行したりしてしまうのです。

食事の回数が多い方

食事や間食の回数が多いと、口の中はむし歯ができやすい「酸性の状態」が続くため、むし歯の原因になります。歯は脱灰と再石灰化を繰り返しており、再石灰化には時間が必要です。食事と食事の間をあけることでその間に再石灰化が進んでしまうのです。

ですので、食事回数が多いと、再石灰化する時間がなくなってしまうため、むし歯ができやすくなってしまいます。

歯科医院で定期検診を受けていない方

歯医者さんで歯の定期検診を受けていない方は、歯磨きでは取り切れていない歯垢がそのままたまり続けて、やがて歯石になってしまいます。歯石になってしまったらもう歯磨きではとる事が出来なくなり、歯の表面がでこぼこになって磨きにくくなり、余計に歯垢が付きやすくなり、むし歯や歯周病などをひき起こしてしまいます

むし歯になりやすい人のお口の環境

むし歯になりやすい人は、お口の環境も影響しています。

  • 唾液が少ない(口の中が乾くことが多い)
  • 歯並びが悪い、噛み合わせが良くない
  • むし歯の治療歴が多くある
  • 歯周病をもっている

唾液が少ない方

お口の中が乾いているということは、唾液の分泌量が少ないということになります。唾液の分泌量が少ない方はむし歯になりやすい傾向があります。どうしてかというと、唾液には、お口の中の汚れを洗い流し、細菌の活動を抑制する作用があります。また、歯の修復を促す役割もあるため、むし歯を予防するうえでは十分な唾液の分泌も大切です。

歯並びが悪い、噛み合わせが良くない方

デコボコした歯並びでは、歯ブラシの毛先が届きにくいため汚れが残ってしまいがちです。歯並びが悪いことでブラッシング不足を招き、その結果むし歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。

むし歯の治療歴が多くある方

むし歯になった歯は、むし歯を削ってそこに詰め物やかぶせ物をして、治療をすることがほとんどです。治療した歯は、歯と詰め物、被せ物の堺目に汚れが溜まりやすいため、長い年月が経てば経つほど、その境目には段差や溝ができやすくなります。そして、そこから再びむし歯になりやすくなっていきます。このように、治療をした歯というのは、手を付けていない健康な歯に比べ再びむし歯になりやすいのです。

歯周病を患っている方

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐきや、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。歯周病によって歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができてしまうため、みがき残しをしやすくなりますので、むし歯になりやすいと言えます。

むし歯にならないために

むし歯になってしまうと、自力で治すことができません。もちろん痛い思いもしますし、治療もしなくてはなりません。また、放置しすぎると歯を抜かなければならなくなったりすることもあります。

たかがむし歯と侮らず、
きちんと予防を行うようにしましょう。

最初にお伝えしたように、毎日の歯磨きだけでは歯垢を落としきることができません。ブラッシングに加え、デンタルフロス、歯間ブラシ、マウスウォッシュを併用し、自分自身で歯を守るよう心掛けてください。

また、むし歯は痛くなる前、つまりむし歯の初期の状態で見つかれば治療も最小限で済ますことができます。そのために、歯科医院の定期検診で、プロによる歯のクリーニングを行ってもらい、クリーニング・歯石取りといったメンテナンスを受けると、むし歯の発症リスクをさらに抑えることができます。

いつまでもご自身の歯で快適に過ごすために
定期的なメンテナンスを受けるようにしましょう。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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