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やまむら総合歯科・矯正歯科

ぽかんとあいている口だと歯並びが悪くなる!?

こんにちは、やまむら歯科です。

先日、口呼吸の危険性についてお話させていただきましたが、今回は、口呼吸が引き起こす悪影響の中でも、呼吸の仕方と歯並びについてお話をさせて頂きたいと思います。

口呼吸が引き起こす歯並びのトラブル

口呼吸は歯並びにも大きく影響しています。本来、私たちの舌は、ほとんど口の中の上側におさまっています。口をポカンと開けっぱなしにする癖があると、正しい舌の位置=スポットポジションを維持できないため、舌が下あごの方にだらりと垂れ下がる「低位舌(ていいぜつ)」の可能性が高まります。

低位舌では舌が歯に押しつけられ、下あごの歯に過度に力が加わることに!

あごや歯並びは、そもそも舌が適切な位置にあって、唇や頬からの圧力がかかることで望ましい形に発達していきますが、口呼吸だと舌の位置が下がりやすいので、上あごがきちんと発達しにくくなってしまうのです。

これが歯並びにも影響を及ぼし、

★出っ歯になる「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」

★かみ合わせが逆になる「反対咬合」

★上の前歯と下の前歯の間にすき間が生じる「開咬(かいこう)」

などの歯並びが悪くなる原因になることがあります。

さらに、低位舌では、舌が常に下にあり、上あごを広げるために必要な、口の内側から外側に向けた舌の力が入りません。反対に、外側から内側にかけての頬などの力が強くかかるため、本来ゆったりとしたU字型のアーチを描くはずの上あごが、Vの字のようなアーチを描いて前に成長してしまうのです。

このV字型のアーチでは、歯を並べるために必要なスペースが確保できなくなります。

よって、歯が前に飛び出して並んでしまう、出っ歯や、並ぶスペースが足りず歯がガタガタになる叢生(そうせい)の原因にもつながるのです。

このように、口呼吸は常態化すると歯並びの悪化、不正咬合に繋がってしまうのです。

どうやって治すの?

お口をポカンと開ける癖は、先日お話しした通り、「あいうべ体操」などを行ってトレーニングして改善する必要があります。すでに歯並びに影響が出てしまっている場合は、矯正治療を行って改善していきましょう。

矯正治療は、一旦悪くなってしまった歯並びを積極的に改善し、これによって正しい位置に歯が並んでいくことで、舌スポットへの舌の位置改善が図りやすくなり、口周りの筋肉のバランスも整えやすくなります。

これによって、口呼吸の改善もしやすくなります。

やまむら歯科では小児矯正も行っております!

矯正治療とは、単に歯並びを直すだけが目的だとお考えでしょうか?

当院が推奨している「マイオブレイス矯正」で得られるのは、見た目の変化だけではありません。この治療では、体の使い方・呼吸の仕方など、お子さまの良好な発育を促す作用があるので、見た目のキレイさより、もっと大切なものを手に入れていただくことができるのです。

  • 顎や顔が正常に発育し、笑顔・表情・姿勢に自信がつく
  • 舌の使い方が身につき、会話・滑舌がはっきりする
  • 正しく食事ができ、お口から栄養を摂り健康な体を作ることができる
  • 呼吸が整う(鼻呼吸が身につく)ことで、風邪などの感染予防になる
  • しっかり噛めることで脳への刺激が増え、成長期にある頭を働かせることができる

マイオブレイス治療には、年齢制限があります!!

マイオブレイス矯正は、お子さまの身体の成長発育を利用した治療方法ですので、この治療の効果が最大限に得られるのは「成長期」にあるお子さまなのです。

少しでもお子様のお口ポカンの癖で歯並びに影響が出ているという方は、遠慮なく当院へご相談ください。

親身にお話を伺い、カウンセリングからご自宅でのトレーニングまでお話させていただきます。

また、院長・エデュケーターによる

「親子歯並び相談会」も実施しておりますので、ご興味のある方は、お電話または受付スタッフまで「親子歯並び相談会 申し込み希望」とお伝えください。

この機会にお子様の歯並びをもう少し意識してみましょう♪

無料メール相談はこちらから!

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ご予約希望の患者様は下記からご予約をお願いします!

https://www.dent-sys.net/tsys/ts_u_book_new.php?d_name=yamamura&medical_sts=1

小児矯正に関する説明は下記をぜひご参考にしてください♪

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指しゃぶりや頬杖の癖がよくない!!

こんにちは、刈谷市の歯医者 やまむら総合歯科・矯正歯科です。

今回は、指しゃぶりや頬杖の癖がよくないということについて具体的にお話させていただきます。

指しゃぶりについて

指しゃぶりをしながらスヤスヤと眠っているお子さんの姿は平和そのもの♪

いずれ治るだろうとほったらかしにする親御さんも多いと思います。

しかし、長い年数指しゃぶりを続けていると、実は歯ならびが悪くなり、噛み合わせに不具合が生じて食べものを噛みにくくなくなったり、ひどければ発音しにくくなったりすることもあるのです!

どうしてよくないの?!

指しゃぶりは、指をくわえる力により、上の前歯は上前方に押し出され、下の前歯は後下方へと押さえつけられます。

その結果、出っ歯になったり、奥歯を噛み合わせたときに前歯がかみ合わない開咬(かいこう)という状態になったりしやすくなるのです。

さらに、指を強く吸っていると、奥歯を外側から内側に押す力がはたらき、歯ならびの横幅が狭くなる狭窄歯列弓(きょうさくしれつきゅう)を引き起こすなど、さまざまな問題を生じます。

乳児の間だけ指しゃぶりをしているなら大きな問題はないのですが、3歳以降も続くようですと、このようなかみ合わせが悪くなる不正咬合(ふせいこうごう)を起こす可能性が大きくなります。

大人になってからも悪影響が!!

小学校低学年まで指しゃぶりをしていた方は、上下の前歯がかみ合わず、食べ物を下記ることができなくなってしまったという方もいます。

低学年で指しゃぶりをやめても、その後、上下の前歯の間に舌を入れる癖がついてしまい、一向に治らなかったそうです。

このように、幼児期の指しゃぶりは大人になってもさまざまな問題を引きずることになりかねませんので、けっして侮ってはいけません。

もしあなたのお子さんの歯ならびに心配な様子があれば、遠慮なく矯正歯科医や小児歯科医にご相談ください。

では続いて!

頬杖について

頬杖も歯並びが悪くなる原因の一つです。

頬杖をつくと、顎に頭の重さ(負のストレス)が加わり、下顎が後退します。下顎を片方から支えるような頬杖をつくと、歯並びが内側方向にずれしまいます。また、左右非対称になり、歯列を変形させてしまうのです。

顔の骨がゆがむと、フェイスラインが崩れてしまい、顔が必要以上に大きく見えてしまいますし、歯並びが悪くなると噛みあわせもずれてしまいます。

そして、噛みあわせがずれると、歯と歯の高さが合わなくなったり、歯と歯の間にすき間ができたりと様々な弊害が及びます。

このように次々と悪影響が循環してしまうのです!

さらに!

実は虫歯・歯周病のリスクが高まるのです!

こればビックリされた方も多いかと思いますが、頬杖が引き金で歯並びが悪くなると、虫歯や歯周病のリスクまで出てくるのです!

原因としては、歯が綺麗に揃わなくなるため、歯と歯の間にすき間ができやすくなるから。

すき間に食べたものが詰まりやすくなり、プラークが溜まって虫歯になりやすくなるのです。

そして、むし歯になることで歯茎にも影響が及び、むし歯菌で歯茎が炎症を起こせば、腫れたり出血をしたりといった事態にも発展します。

そしてもう一つ!

顎関節症のリスクが高まることも!

顎関節症とは、顎の関節に異常が起こったために、口を開けたり閉じたりする度に顎の骨が鳴る疾患です。これが深刻化すると、顎に痛みが生じ、最悪口を開けられなくなってしまうのです。

このように、頬杖をついていると、顎の骨や顔の見た目などあらゆる場所に弊害を及ぼしてしまいます。

1つが崩れると、次々にいろいろなところに影響を及ぼすので、実は意外にも怖い事なんですよっ!

見た目にも悪いですから、治せるのなら早い内から治した方が良いですね♪

頬杖をつかないようにするためには、机などに肘をつかないようにするのが基本です。

これを読んでくれた皆様が、頬杖をしないように気を付けてくれると嬉しいですっ♪

今日は指しゃぶりと頬杖についてお話させていただきました。

どちらも癖なので、あ!と思ったら気を付けて治すようにしていきましょう♪

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マウスピース矯正ってなに??

マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、ワイヤーやブラケットを使わず、透明なマウスピース型の装置で歯を動かす新しい矯正方法です♪

なんと言っても、目立たず、周囲の人に気づかれにくいのが特徴です!

人と会ったり喋ったりする機会が多い仕事の方でも、他人に気づかれずに歯列矯正を行えるので、社会人の方や年配の方でも負担の少ない矯正方法と言えます。

マウスピース矯正はこんな方におすすめ!

  • 仕事上、見た目を気にする人
  • 矯正中もしっかりと歯磨きしたい人
  • 歯を抜かずに出っ歯を治したい人

マウスピース矯正にはいくつか種類がありますが、治療実績が最も多いのがインビザラインです。

マウスピース矯正(インビザライン)のメリット・デメリット

メリットデメリット
装置が目立たない食事中に外せる治療前に術後の状態がシミュレーションできる通院回数が少ない金属アレルギーの心配がない長時間(20時間以上)装着する必要がある本人の装着努力に治療効果が左右される難しい症例が苦手経験の少ない医師でも治療できてしまうため、治療が計画通りにいかなかった時に修正できない場合がある

従来のワイヤー矯正と比較したマウスピース矯正(インビザライン)の利点

マウスピース矯正は、経験の少ない医師でも治療を行えることから、一般歯科医でも取り扱っていることが多く、計画通りに治療が進まない場合に対応が難しい事例が散見されます。

当クリニックでは、マウスピース矯正だけでは難しいと判断した場合、部分的にワイヤー矯正を併用する場合がございます。その場合のワイヤー矯正の治療費はいただいておりませんので、ご安心ください。

矯正歯科医の視点からみたマウスピース矯正(インビザライン)の利点

  • 治療開始前に治療完了後の歯並びをシミュレーションすることができる
    • 前歯の角度修正が容易
    • 歯一本一本に細かい動きを指定できる
    • 歯に加わる力が適正である
    • その為、痛みが少ない
    • 歯根吸収がすくない
    • 奥歯を後ろに動かすことが容易

マウスピース矯正は万能の治療法ではありません!!

難しい症例やどうしても抜歯が必要な場合は、従来のワイヤー矯正の方が治療に適したケースもあります。

しかし、マウスピース矯正は、患者様の負担を大幅に減らすという意味で、矯正治療の可能性を大きく拡げる治療法です。

当院では、難症例の場合はワイヤー矯正と併用しての治療も可能です。多くの方が健康で美しい歯列を取り戻されることを願っております。

インビザラインの費用

インビザラインには、「インビザライン・フル」と、比較的軽度の症例に適用できる「インビザライン・ライト」があります。

インビザラインの費用
インビザライン・ライト(前歯のみ)385,000円(税込)
インビザライン・フル(全体)880,000円(税込)

初診診断の際に、どのような治療になるかの診断をさせていただきます。

当院の判断でワイヤー矯正が必要になった場合、ワイヤー部分の料金はいただかず、上記マウスピース矯正の料金のみで治療を行わせていただいております。

一般歯科で行うマウスピース矯正や、経験の浅い矯正クリニックでは、ワイヤー矯正を行うことができず、マウスピース矯正のみの治療にしか対応していないケースが多いですが、当院はワイヤー矯正の症例数が豊富で、マウスピース矯正の良い部分と、ワイヤー矯正の良い部分を取り入れた治療が行えることが患者様にとってのメリットの一つです。

治療の流れ

初診相談で不安を解消

歯並びのお悩みやその他、治療の際にご不安な点について、しっかり伺い、

治療に関するご説明をさせて頂きます。

この時、マウスピース矯正で治療が可能な歯並びかどうかも判断されます。

費用や治療期間についてもご相談の際に

ご確認ください。

不安な点や疑問点があれば、

どんどんご質問ください。

最適な治療のご提案をさせて頂きます。

検査を希望される場合は口腔内の検査に進みます。

口腔内の精密検査

お口の中を確認し、写真撮影や、CT検査を行ないます。

所要時間は約30~40分程度です。

歯の検査では歯科用のCTを使用し、レントゲン撮影を行います。

矯正開始前に治療が必要な歯周病や虫歯があった場合、そちらの治療を先に行う場合があります。

歯形の採取・治療シミュレーション

3D光学スキャナー「itero」を使用してお口の歯型を採得していきます。

短い時間でスキャンができ、従来の歯の型取りのように印象材を口に入れる必要もないため、苦しい思いをすることなく快適に歯型を採ることができます。

精密なスキャニング技術により高精度な情報から正確な診断と治療方針を立てる事ができます。

  また、最初に採取した歯型をもとに、コンピューター上で治療終了までの歯の移動をシミュレーションすることができます。

患者さまと医師で治療終了時の歯並びのイメージを共有するができ、治療開始前に費用の総額が明確になるという安心感もあります。

マウスピースを作成

治療を開始する場合、歯型のデータはマウスピースを製作する会社へ送られます。

米国アライン社にて3Dシミュレーションしたアライン(マウスピース型カスタムメイド矯正装置)を作成します。

治療開始・治療期間

数週間毎に新しいマウスピースに交換する度に、歯は徐々に移動していきます。

高度な技術で1mm以下の精度で歯を動かしていくことができるため、他の矯正方法と比べて痛みも少ないです。

クリニック来院時に、次回までに使用するマウスピースをお渡しします。

  • 治療期間中は必ず決められた装着時間を守ってください。
  • 治療期間の目安は、治療開始前の歯並びの状態にもよりますが、おおよそ1年~2年程度を目安にお考えください。
  • 難しい症例の場合や、装着をさぼってしまった場合は、治療期間が延びる場合もあります。
  • 通院の間隔は、約6週間に1回程度になります。

インビザラインの場合は初回の歯型採取時に治療終了までの歯型を取ることができますので、まとめてマウスピースをお渡しすることも可能です。

通院間隔の調整も可能ですので、事前にご相談頂ければ、通院頻度を緩和する事も可能 

ですので、都度ご相談ください。

治療終了・保定期間

矯正治療終了後は、後戻りを防止するために一定期間の保定が必要となります。

※※保定装置の装着を怠ってしまうと、せっかく動いた歯が元に戻ってしまいます。

十分に気を付けて生活していきましょう!

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ご予約希望の患者様は下記からご予約をお願いします!

https://www.dent-sys.net/tsys/ts_u_book_new.php?d_name=yamamura&medical_sts=1

マウスピース矯正矯正に関する説明は下記をぜひご参考にしてください♪

https://dental-lp.com/yamamura-dc/invisalign

子供のための「お顔と顎の正しい発育」無料説明会について

やまむら歯科の「お顔と顎の正しい発育」説明会の概要


院長による「お顔と顎の正しい発育」と「お子様の全身の健康」についての解説


なぜ、「呼吸の仕方」や「舌の悪い癖」が、お子様の顎の発育やお顔立ち、さらには全身の健康や成長にまで影響するのか?

「呼吸の仕方」や「舌の悪い癖」はどうすれば改善できるのか?

院長の山村昌弘が、詳細に解説をさせていただきます。


「呼吸・舌の位置・飲み込み」を改善するトレーニング体験会


お子様に「呼吸・舌の位置・飲み込み」の仕方を改善するためのトレーニングを体験していただきます。

このトレーニングは、やまむら歯科が導入している呼吸・口腔習癖の改善プログラム「Myobrace治療(マイオブレース治療)」で実践しているものです。

当院に在籍する専任のスタッフが、お子様に興味を持っていただけるようにお話をしながら一緒に楽しくトレーニングを行います。


お子様の発育状況の個別相談


お子様の様子で不安や疑問に思うことがあればご相談ください。個別の相談の時間を設けております。

もっと詳しく話を聞きたい、という方には別日でお子様の発育状況を確認するためのCTスキャン撮影・個別診断を受け付けることも可能です。
(下記の特典①によりCTスキャン撮影・個別診断料は無料です)


無料託児所を設置しています


ご家族の方がゆっくりとお話を聞けるように説明会の間、保育士が小さなお子様をお預かりすることができます。
託児所の利用は無料です。

説明会にご参加いただいた方へ2つの特典

「お顔と顎の正しい発育」説明会にご参加いただいた方には特典をご用意しています。

  1. お子様の発育状況確認のためのCTスキャンの撮影・個別診断を希望された方のCT撮影は無料。その日のうちに診断の結果もお伝えいたします。
  2. お子様の発育状況をさらに詳しく調べるための検査や資料取りの費用を、通常3万円のところ1万円でお受けできます。

「お顔と顎の正しい発育」説明会への参加をご希望の方へ

「お顔と顎の正しい発育」説明会への参加をご希望の方は下記の申込フォームよりお申込みください。

定員になり次第受付を締め切りますので、参加を検討されている方は早めのお申込みをおすすめいたします。

症例:すきっ歯・歯列のガタガタ|早期予防矯正治療

こんにちは。エデュケーターの山田です。
今回紹介するお子様は、始めて3ヶ月目のお子様です。

アクティビティは4回目です。

初診時に歯並びが気になるとのことで来院されました。他院では前歯がすきっ歯、下の歯が歯の大きさや顎が小さいことで歯列がガタガタになっていると言われたが、年齢により矯正は難しいと言われ、当院を受診されました。

当院では5歳から小学4年生までを対象に、歯並びを改善することを目的としているだけでなく早期予防矯正治療で、悪い歯並びの根本的原因に働きかけることを目的としています。



歯並びが綺麗になるだけでなく、矯正治療後も綺麗な歯並びが維持できることも含め、初めて行きたいとのことでスタートしました。

始めるにあたり、先生でどこにどういう癖があるのか診断をするための資料を集めます。
(口腔内写真、模型の型どり、動画撮影、口腔内の全体のレントゲン写真、気道のCT撮影)
その後、先生が診断を行います。



診断の結果を患者様に話をして、本当に初めて行くか本人を含め、最終確認を行った上でマイオブレースをお渡しスタートです。

なぜ、確認を行うかと言うと、毎日継続して行えるか本人のやる気と親御様のご協力がとても必要となってくるからです。

毎月一回のトレーニングと3ヶ月に一度、先生の診察があり、経過を追っていくため、口腔内の写真を撮ります。


約3ヶ月間の変化です。

前歯のすきっ歯と言われたいたところはくっつき始めています。

また、左の写真からは前から2番目は生えてくるスペースが全然なかったのですが、少しずつスペースが確保されています。ただ今のままだとまだスペースが足りません。

その為、マイオブレースを正しくつけ、舌は正しい位置に置き、顎の発育を促進しなければなりません。

マイオブレースは1日1時間から2時間程度装着していけるようにようにします。

初めから、長時間装着出来ないことが普通ですが、少しずつ長くつけていられる様に時間をのばしていきます。

アクティビティ(トレーニング)は、唇の筋肉を鍛えるアクティビティを1ヶ月ほど行ってもらいます。

唇を閉じることが最初のトレーニングになります。


1日10分、マイオブレースと外した際に正しい位置に舌があるか?唇が閉じていられるか?を確認して行きます。

1ヶ月後のフォローアップの際に、「忙しくてやれる時間が月の半分ほどしかできなかった」と言われましたが、お家でお父様に口を開いているのを見るのが少なくなった!と嬉しそうに言われていました。

今後の課題としては、資料どりの時に見つかったところの改善です。

ずっと口が開いていること。それにより、鼻呼吸ではなく口呼吸になります。
そして、飲み込む時に、本来使わなくてもいいところの筋肉まで使い飲んでいること。

それにより,頬の筋肉が発達してしまい、唇の筋肉が鍛えられず唇の力だけでは閉じられなくなってしまいます。

リラックス状態でも口が閉じ、舌は正しい位置に置く事ができ、鼻呼吸ができるように今後トレーニングを行い改善していきます。それにより、気道が大きくなります。



下記の写真は舌の使い方が分からず、口に水を溜めて置くことができない為、溢れ出てしまっています。舌の使い方ができていれば頭を降っても水は溢れてきません。


舌の筋肉はとても強い力です。
その舌の使い方、動き方が間違っていたら歯は徐々に前にも出ていきでっ歯になってしまします。

今後の課題としては、資料どりの時に見つかったところの改善です。
呼吸・嚥下・舌のトレーニングを進めて行きます。

主訴は、歯並びでしたが元の原因を治さなければ治った歯並びがまた自分の癖により戻る可能性が高いです。


症例:前歯が外向きになっている|小児予防矯正

本日お話させていただくのは9回目のお子様です。

診時に「歯並びが気になる」という主訴で来院されました。

写真を見ていただくと前歯が外向きに並んでしまっています。
お母様が、初診の電話の際にも「子供の歯並びは治るのでしょうか?」ととても気にされていたのを今でも覚えています。



また、お子様自身も治したい、歯並びを良くしたいという気持ちが大きく、お子様のやる気によってお母様も一緒に頑張ろうとマイオブレース矯正を行うことになりました。


今回行ったのは、呼吸のアクティビティになります。

呼吸を止めた状態で、歩いてもらいます。

ただ、歩数を多く歩いてほしいだけではなく、運動をした後に唇を閉じて呼吸できるか、また腹式呼吸で呼吸が出来ているかも確認し、出来ていなければ意識してもらいます。

だんだん行っていると歩数を増やさないといけないと思って頑張って歩いているのですが、頑張りすぎて口を開けて呼吸してしまうことが多々あります。

ただ、そこに気づけるのは自分では気づくのが難しいため、親御さんに見てもらい口が開いていたら注意してもらうことが大切になってきます。

このアクティビティは他のアクティビティより長い期間をかけて行います。

学校に行くとき、どこかに出かけるときも鼻呼吸、腹式呼吸を意識ではなく出来る様になってほしいためです。

そのため期間を長くして意識する機会を増やしています。

また、運動を行うため一度に横隔膜に貯められる酸素を増やし、活動量を増やせる効果があるため集中力が上がります。

アクティビティは、お子様一人で行うものではなく周りのご家族のご協力がとても必要です。なぜかというと、一人で気づけずにもともとの悪い癖がついたまま悪い癖がついてしまうので直すのに時間がかかってしまうこともあります。

ですので、月に一度のアクティビティでお越しいただくときは親御さんにも正しいアクティビティの仕方を覚えていただく必要があります。

また、こちらのお子様は始める際はとてもやる気があって毎日頑張ってくれていたのですが、だんだんとやる気がなくなってしまい、マイオブレースも1時間付けられなくなってしまいました。

私とお母様でなんとかできないか相談を行い、まずは30分マイオブレースを付けてもらうことになりました。おうちで30分ならできたとのことだったため、1時間付けられるか本人に確認を行ったところ「付けられるしアクティビティもできるよ!」とのことで再出発しました。

それから毎日頑張って今ではアクティビティもマイオブレースも100%で出来ています。


今では前歯がかなり綺麗に並んできました。これは、お子様の頑張りとお母様との協力により改善されました。

マイオブレース・アクティビティは悪い癖①鼻呼吸②舌の位置③唇を閉じる④飲み込み方を直していきます。

マイオブレースをつけることによって歯並びと悪い癖の改善、アクティビティによって悪い癖を正しい癖がつくようにしていきます。

症例:過蓋咬合(8歳)|小児予防矯正

2019年8月からスタートした8才の男の子です。
アクティビティは16回目で、終盤に近づいています。

仲が良いお友達も、このMRC治療をしていて、よく遊んだ時の様子や、習い事の野球のお話をしてくれます。

毎回、来てくれるのがとても楽しみです。


小さい頃から、医院に定期検診に通ってくださっています。

・お口が空いている
・過蓋咬合が気になる

という主訴でスタートしました。

過蓋咬合とは、上の歯の被さりが深い咬合を示します。


横から見ると、


いわゆる出っ歯さんですね。

出っ歯さんに多いのは、お口がポカンと空いていることです。


この写真は、最初の検査の様子ですが、ずっとお口が空いていました。

前歯が見えていますね。

お口を、しっかり閉じていることができると、外側から唇の力がかかり、前顎の過成長を抑えてくれます。



しかし、お口を閉じていないと、唇の力がかからないので、舌が前歯を押し、どんどん歯が前に出てきてしまいます。

最近ではアクティビティの時間は意識しているのか、お口が空いている姿はあまり見なくなったなあと思いますが、お家での様子をお母さんに聞いてみると「あいてます!!」と教えてくださるのでもう少し、唇のトレーニングが必要かなと考えています。


現在は、正しい飲み込み方のトレーニングを行っています。
この写真は、検査の時の写真ですが、このように、ほっぺや唇に力を入れながら飲み込むお子さんいませんか?

本来、ご飯やお水、唾液を飲み込む時は、お顔の筋肉を使わずに、飲み込むことができます。

頬や唇に力が入ってしまうのは、舌が上手に使えていません。


正しい飲み込み方のアクティビティでは、まずは唾液で練習をし、上手にできたらお水で練習をします。

今回、紹介したお子さんは、お水で練習しています。


最初は、お水をお口に入れた時にほっぺに溜めていました。

実はこれも、正しい飲み込み方ではありません。

今は、練習を重ね、舌と上顎との間に上手にお水を溜めることができます。

上手に溜められると、お口をあけても、お水が出てこないのです。

たまに失敗して、ジャーっと出てきていますが・・・このアクティビティの日は、ハンカチが必須です。

約1年半、アクティビティを行いましたが、とても頑張ってくれているので、歯並びにも、大きな変化がありました。


初診時には、前顎の過成長ももちろん、下顎の成長も十分ではありませんでした。

アクティビティを通して、下顎も正しく成長しました。

前歯の被さりも深かったですが、今ではとても綺麗です。

上顎のアーチも綺麗な半円になりました。

後は、飲み込みのアクティビティの続きと、無意識でも、しっかりお口を閉じられるようにトレーニングをしていきたいと思っています。

これからも、正しい姿勢でアクティビティ頑張っていこうね!


唇のトレーニング(6歳)

今回、ご紹介するお子さんNちゃんは、MRC治療をはじめて4ヶ月の女の子です。

6歳です。Nちゃんはお姉ちゃんが先にMRC治療をはじめています。

Nちゃんは、お姉ちゃんのアクティビティによく一緒に来ていて、よく後ろで一緒にアクティビティをしていました。

まず、一番最初のアクティビティはリップトレーナーを使った、唇のトレーニングです。



リップトレーナーをお口の中に入れて、ストラップを引っ張ります。
引っ張られても、お口からリップトレーナーが出てこないように、しっかりお口を閉じて、口輪筋を鍛えるためのトレーニングです。

検査をしたときの動画や、アクティビティの様子を見ていると、Nちゃんは、お口を閉じないといけないという意思はあると思いますが、無意識だと空いてしまうようです。

アクティビティ中もパッと見ると、あいていることがあります。

無意識の状態で、お口が空いてしまう原因はいくつかありますが、今回はまず、お口の周りの筋肉を鍛えるところからスタートします。

お口を閉じるための筋肉がないので、意識していないとお口が空いてきてしまうのではないかと考えました。

前回は1ヶ月、リップトレーナーを頑張ってきてくれたので今回は新しいアクティビティをスタートしました。
私たちエデュケーターが”1ヶ月頑張ってきたかどうか”をどこで判断しているかというとこちらの”きろく表”です。

今日はMRC七つ道具の1つを紹介します。



毎回、アクティビティの時に持ってきていただいています。
シールがどれくらい貼ってあるかで、どのくらいできたかを見ています。

マイオブレイスは30分を2回で1時間、アクティビティは、それぞれ決められた回数をクリアしたら、シールを貼っています。

シールはこちらでご用意していますが、お家にある可愛いシールを貼ってきてくれたり、絵を描いていたり、個性溢れるファイルがたくさんあって、見るのがとても楽しみです。

他に、マイオブレイスや装置の使い方、毎回のアクティビティの資料など、お渡しした資料をこのファイルに閉じてもらっています。

最初はペラペラだったファイルが段々と分厚くなっていくのを見るとこれだけ頑張ってきたんだなと嬉しく思います。まさに努力の結晶です。

このファイルは、やまむら歯科でMRC治療を受けているお子さん全員にプレゼントしています。



Nちゃんは、今回も唇のアクティビティです。

とっても簡単なものですが、唇の筋肉を鍛えるためのトレーニングです。

唇を巻き込み、弾いて、パンっという音を出します。


音が出るのが楽しくて、皆さん楽しそうに練習してくれています。
弟くんも後ろで一緒にやってくれました。

アクティビティはこのように鏡を見て行います。

筋肉は、とても賢いので練習した動きを記憶してくれますが、間違った方法で練習しても、間違った動きを記憶してしまうので、

「お家でも、鏡を見て自分で合っているか確認するんだよ!」

と伝えています。

スポーツも一緒ですね。正しいフォームで練習することがとても大切です。

もちろん、お子さんだけで正しい動きなのか判断することは難しい場合もあります。

そこで、ご両親にもご協力いただき、お家でも見守って頂きたいと思います。だからこそ、治療の成功を左右するのは、お子さんのやる気とご家族のご協力なのです。

もちろん、私たちエデュケーターも、ご家族で楽しくアクティビティができるようにサポートさせていただいています。

そして、この姉妹を見て驚いたことは、歯並びや、歯が生えてくる場所がそっくりだったことです。そっくりというより、ほとんど同じでした。

歯並びの遺伝の関与は2〜5%と言われています。

ただ、お子さんはご家族の話し方や癖を見て真似します。一緒にいる時間が長い姉妹なら尚更、真似してしまうのかなと思いました。それを、はじめて目の当たりにした瞬間でした。

症例:一見きれいに見える歯並び(7歳)

今回ご紹介するお子様は、今小学1年生の7歳です。

なぜ、マイオブレース矯正を始めたのかと言いますと、それは親御さんも本人も歯並びを治したいという気持ちからでした。

始める前の資料は下記の写真を見てください。




乳歯のころは歯並びはそこまで悪くないように見えますが、乳歯の時点でキツキツに並んでいるのが分かりますか?

また、こちらの画像を見てください。



永久歯と乳歯ではここまで大きさが変わってきます。(大きさは個人差があります)。

では、乳歯でいい歯並びでも永久歯に生え替わったとき歯並びはどうなるでしょうか。

歯が生えてくるスペースがなく、このまま生えてくると歯並びがガタガタになるだろうと予想がつきます。

乳歯の時点でスキマなく・きれいに歯が並んでいるお子さまの場合、このような理由で将来的に歯並びがガタガタになることが予測できるのです。


また、歯並びだけでなく、口呼吸がかなり癖になっていました。

話を聞いている時、話す間、何かに集中している時など気がついたら口が開いているため毎月注意を呼びかけ、またお家でも注意をしてもらっています。

このまま癖が治らなければマイオブレースを付けてもらっている間だけでもテープを使い強制的に口を閉じることをしていかなければなりません。

マイオブレース・アクティビティは正しい姿勢をマイオブレースをつけ口を閉じることから始まります。

そして口呼吸が治らないのと同時に、新たな癖がつき始めました。前歯を舌で押す癖がいつの間にかついていました。


矯正の装置と唇の力と舌の力の比較したとき、矯正の装置は一円玉2枚分、唇の力はリンゴ一個分、舌の力は500mlのペットボトル1本分の力があります。

矯正の装置はすごい力で動かしているように見えても、たったの一円玉2枚分の力しかかかっていないのです。その力で歯はすごい動いていきますよね。


矯正でせっかく治したのにまたガタガタになってきたという声を聞いたことはありませんか?

舌が正しい位置に置いていなかったり、舌が前歯を押す癖がずっと残っていたとしたら、せっかく高い治療費を払い治した歯並びがまた歯が出っ歯になってしまったり他のところが出てしまったりしてしまいます。

まず、舌と正しい位置に置き続けることがとても大切になってきます。

こちらのお子様は、まず初めに舌を正しい位置に置くことを癖づけること、それを目標にしています。
マイオブレース(マウスピース装置)を確認したところ、舌を置く目印となるところが取れてしまっていました。

本人が言うには、しっかり置いているつもりだったけど、前歯から舌を出すとお母さんが注意してくるから、やってしまうとのことでした。

ですので、新しいマイオブレースをお渡しして

・目印のところにこれからは舌の先をおいてほしいこと
・なぜ置かないといけないかという理由

をお子様に説明し理解をして頂いた上で意識してもらいます。自分のことだからきちんとやらないと!と言う自覚を持ってもらうのも目的です。


今は、マイオブレースにて舌の正しい位置を習慣付けながら舌のトレーニングを行っています。

舌を正しい位置に置いて、吸い上げて音を鳴らしています。

舌はほとんどが筋肉なのでトレーニングで舌の筋肉が正しい舌の使い方を覚えていきます。また、舌を上の顎に置くことによって顎の成長の促進も促していきます。

同時に何個も注意しないといけないことが多いですが、やっていくうちに慣れてそれが習慣になります。
ですが、これもお子様の健康獲得のためにとても大切なことです。

私たちと一緒にお子様を正しい成長ができるように練習していきませんか?