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やまむら総合歯科・矯正歯科

フロスを使わないとどうなる??

「デンタルフロスや歯間ブラシって使った方が良いの?」「歯ブラシだけだといけないの?」

「デンタルフロスって隙間が空きそうな気がする」これを読んでいる方の中には、このような疑問を抱えている方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、フロスを使用するのとしないので何がどう違うのかをご紹介していきます。

デンタルフロスって何??

そもそもデンタルフロスがどういった役割を持っているのかを知らないとお話にならないと思いますので、デンタルフロスの役割をお伝えいたします。

歯と歯の間の歯間部は歯ブラシの毛先が届きにくいため、歯垢(プラーク)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。歯ブラシで磨けなかった個所を放置しておくと溜まった歯垢が歯石となり、やがてむし歯や歯周病を引き起こします。歯ブラシでは届かない、歯と歯の隙間を掃除できるアイテムがデンタルフロスです。

歯と歯の間にすき間は生まれない??

デンタルフロスは柔らかい繊維でできているので、歯を動かすほどの力はありません。ですが、デンタルフロスで隙間が広がることはあります。え?!と思った方、ご安心ください。デンタルフロスで隙間が広がるのは、歯肉炎などの炎症が治まった場合や、隙間につまっていた汚れが取れた場合です。ですので、デンタルフロスをする前よりも良い状態になったということになります。

デンタルフロスの役割

デンタルフロスは、歯間清掃専用の弾力性のある細いナイロンのフィラメント(とても細い繊維)を数多くより合わせて作られています。このフィラメントが歯と歯の間に広がり、歯と歯の間にたまったプラーク(歯垢)を捕らえて取り除きます。デンタルフロスは、歯ブラシでは届かない歯間部の清掃に使用するためのものです。フロスによって歯と歯の間のプラークを効率よく取り除くことができ、歯磨き後に使用することで、むし歯や歯周病予防の効果が見込めます。

歯垢除去率

  • 歯ブラシだけのブラッシングでの歯垢除去率・・・65%
  • 歯ブラシ+デンタルフロスでの歯垢除去率・・・85%

ご存じの方も多いかと思いますが、歯ブラシだけのブラッシングだと歯垢除去率は65%と思ったよりも低い数値となります。

そこへ、歯ブラシのブラッシング後にフロスを使用すると、歯垢除去率は85%まで上げることができます。

それでもまだ100%には遠いですが、ご自身で毎日行うセルフケアですと、ケアできていると言っても問題ありません。

フロスの必要性

  • むし歯の予防効果が高まる

デンタルフロスを使用すればむし歯の予防効果は格段に高まります。上記であげたように、プラークの除去率が高まるのも理由の一つですが、デンタルフロスは、歯と歯の間の汚れを除去できるからです。

むし歯の大半は歯と歯の間から発生することが多いため、その部分をどれだけ綺麗にできるかがむし歯予防の重要なポイントになってくるのd背う。

歯ブラシが届かなくて磨けない箇所を、デンタルフロスを使用することで綺麗にし、むし歯予防につなげることができるのです。

  • お口の中の異常を発見できる

お口の中に異常があった場合、デンタルフロスを使用することで以下のような症状に気付けることがあります。

  • フロスが引っ掛かる・切れてしまう場合

詰め物やかぶせ物があっていない

むし歯がある

  • フロスが匂う・フロスに血が付着している

口臭

歯周病の可能性

このように、デンタルフロスの使用の違和感は、お口の中の病気や異常に気付けるきっかけになるのです。

使用の頻度

デンタルフロスの効果を得るためには、1日1回使用しなければなかなか効果を得られません。

お勧めなのは、丁寧に歯磨きができる時間が好ましいので、夜寝る前の歯磨きの時に使用するのがおすすめです。

歯ブラシによる歯磨きは1日2回~3回行いますが、毎回デンタルフロスを使用する必要はありません。

ただし、週に1回程度しかデンタルフロスを使用しなかった場合、デンタルフロスを一切使用しない、歯ブラシだけのブラッシングの人と予防効果を比べると、むし歯の予防効果はほとんど変わらず、デンタルフロスの効果を得ることができません

このため、デンタルフロスを使用する場合は1日1回の使用を目安にしてください。

デンタルフロスを使用していても定期検診を行いましょう

デンタルフロスを使用すれば虫歯の予防効果が高まるのは分かっていただけたでしょうか。ですが、だからと言って確実に予防できるとまでは言えません。

先ほどもお伝えしましたが、歯ブラシとデンタルフロスを併用しても、歯垢除去率は85%程度です。残りの15%はどんなに丁寧にセルフケアを行っても消えることはありません

せっかくセルフケアを万全にしたのにむし歯になってしまうのはとても悔しいことです。将来、ご自身の歯を1本でも多く残すためにも、いつまでも健康でいるためにも、定期的に歯科医院のプロによるプロフェッショナルケア、定期検診を受けましょう。

また、人それぞれ歯並び、お口の状態が違いますので、ブラッシングの仕方も人それぞれで違います。間違ったブラッシングを続けていると、お口の状態はかえって悪くなってしまいます。

やまむら総合歯科 矯正歯科の定期検診では、歯科衛生士が30名在籍しており、正しいブラッシング指導も行っているため、歯磨きの精度をさらに高めることができます。歯周病のチェックもしっかり行い、皆様のお口の中を総合的に、そして継続して管理していきます。また、患者様一人ひとりにオリジナルの資料を作製し、この資料をお見せしながら歯科衛生士、カウンセラーが現状の説明をしていきます。

もし治療が必要な場合は今後の治療方針をお伝えさせていただきます。

自分の歯を守るためにも、ぜひ一度足を運んでみてください!

歯科医師 院長 山村 昌弘

ご相談・ご予約は下記まで↓

歯ぐきから血が出る理由

歯みがきをしていて歯ぐきから血が出た経験をした方は多いのではないのでしょうか。歯磨きの際に歯茎から血が出ると、少し嫌な気持ちになってしまいますよね。

血が出たからと言ってもたくさんではないし、痛くもないし、ほおっておけばいいやと簡単に考えている方は要注意です。

どうして出血するの??

歯茎からの出血にはいくつかの原因がありますが、なぜ出血するかというと、体が歯周病菌に対抗する為に、白血球等を送る毛細血管を発達させた結果炎症を起こし、それが破れて出血に至ります。

実は、歯ぐきからの出血は、放置しておくと思わぬ事態を招いてしまうこともあるのです。ここでは、歯ぐきから血が出る理由を探ってみましょう。

歯ぐきから出血する原因

歯ぐきから出血する原因は数多く考えられます。

  • 過度の歯磨きや強すぎるブラッシング
  • 新しいハブラシでのブラッシング
  • フロスを習慣的に使用する
  • 強い食いしばりや歯ぎしり
  • 糖尿病などの全身疾患

これらのことでも歯ぐきから血が出ることがあります。また、服用している薬によっては、歯ぐきに出血を引き起こすものもあります。

歯ぐきから血が出る原因として一番多いのは歯周病

歯ぐきからの出血は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊が、歯の周辺や表面、歯と歯の間などに蓄積されることにより引き起こされます。プラークがきちんと取り除かれていないと、歯ぐきが炎症を起こして出血してしまうのです。

歯周病は「日本人が歯を失う原因の第1位」と言われる病気

歯周病は自覚症状がほとんどなく進行するため、定期検診などによる早期発見が重要とされています。もし「歯ぐきから血が出る」という症状にお気づきになったら、軽く考えず「歯周病のサインかもしれない」と捉えて、歯科医院での診療を受けていただきたいと思います。

歯周病には

  • 歯肉炎
    食べ残しや歯石が歯と歯茎の隙間に入りこみ、歯周病菌が繁殖する。軽い出血腫れがある。
  • 軽度歯周病
    ポケットが広くなり、歯茎の位置が下がる炎症が進行する。
  • 中度歯周病
    歯周病菌が歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしはじめる。歯茎から膿が出ることもある。
  • 重度歯周病
    歯の根も溶けて小さくなり、最終的には抜けてしまう

といった段階があります。

歯肉炎

歯肉炎は、その名の通り歯肉(歯ぐき)だけに炎症が生じている状態で、比較的軽度の歯周病です。症状は軽度でしっかりケアすれば症状はおさまってきます

  • 主な症状
    歯ぐきの腫れ
    ブラッシング後の出血
    歯ぐきが赤くなる
    口臭がする

厚生労働省の歯科疾患実態調査によれば、歯肉出血がみられる人は多数おり、ほとんどの人が経験したことのある症状です。

歯周炎

歯周炎は、炎症が歯茎(歯肉)だけに留まっている状態です。

  • 主な症状
    朝起きたときに、口のなかに粘り気を感じる
    歯と歯の間に、食べかすが詰まりやすい
    歯肉が赤く腫れている
    歯みがきをしたときに、出血する
    固いものが噛みにくい
    歯茎がかゆくなったり、ムズムズしたりすることがある
    歯茎を押すと、膿が出ることがある
    口が臭いといわれることがある

歯周病

歯周病は歯肉だけでなく、歯槽骨[しそうこつ](歯を支えている顎の骨)にまで炎症が進行し、歯槽骨が吸収されていることを言います。

  • 主な症状
    朝起きたときに、口のなかがネバネバする
    歯みがきのときに出血する
    硬いものが噛みにくい
    口臭が気になる
    歯肉がときどき腫れる
    歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた
    歯がグラグラする
    歯が浮いたような気がする
    歯並びが変わった気がする

歯周病になってしまうと・・・

歯周病になると、上記のような段階をたどり、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。

歯周病が原因で歯が抜けてしまうと、噛む力が弱くなり、食べられるものの種類が限られてしまいます。

また、歯の本数が減ると、食事をおいしいと感じにくくなり、栄養状態にも影響が出てしまいがちです。

歯を失うことは、生活の質やお口の健康に、大きな影響を与えるのです!

歯周病は気づかないうちに進行していきます。

ですので、歯周病になる前のケアがとても大切です!

歯ぐきから血を出さないために

歯ぐきから血が出ることは、日々のブラッシングが不十分であることを意味します。

出血があると余計にブラッシングしにくくなるかもしれませんが、細かいブラシの動きで優しく丁寧に汚れを取り除くようにしましょう

もちろん患者様ご自身のブラッシングだけでは取り除けない汚れも多々ありますので、定期的に歯科医によるプロフェッショナルケアを受けてください。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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むし歯になりやすい患者様の傾向

「あなたはむし歯にはなりやすいですか?」

当院にいらっしゃった患者様にこんな質問をしてみると、「私はしっかり歯を磨いているのに良くむし歯になってるかも…」という方もいれば、「それほど気にしていないけどむし歯にはなかなかならないな」なんて方もいます。

ではどうしてむし歯になってしまうのか、どんな人がむし歯になりやすいのかをお伝えしたいと思います。

むし歯になりやすい人の特徴

  • 歯磨きが不十分
  • 甘いものをよく食べる
  • 酸っぱい物をよく食べる
  • 食事の回数が多く、食事に時間をかけることが多い
  • 口の中が渇いている
  • 歯科医院で定期検診を受けていない

歯磨きが不十分の方

歯みがきは1日1回未満歯磨きにかける時間が少ない雑な歯磨きをしている、こういった磨き方をしている方は特にむし歯になりやすくなります。実は、歯ブラシで落とせる歯垢は約60%程度なのです!

1回の歯磨きで落とせる歯垢が60%となると、回数が少なかったり、雑な歯磨きをしていたりする方の場合はどんどんむし歯菌を作る「歯垢」が溜まってしまうのです。

甘いものを良く食べる方

むし歯菌のえさは糖分です。むし歯菌は、甘いものに含まれている糖分をエサにして「歯を溶かす酸」を発するため、甘いものをよく食べることはむし歯の発症リスクを上昇させます。

また、歯磨きせずに長時間そのままにしておくと、むし歯菌にえさを与え続けることになり、さらに悪循環になってしまいます。

酸っぱい物をよく食べる方

歯は主にカルシウムからできています。カルシウムは、すっぱいものに含まれている酸にはとても弱く、酸っぱいものに長時間さらされていると徐々に溶けていってしまうのです(酸蝕症)。こうした状態を放っておくと、冷たいものがしみる知覚過敏症になったり、むし歯が一気に進行したりしてしまうのです。

食事の回数が多い方

食事や間食の回数が多いと、口の中はむし歯ができやすい「酸性の状態」が続くため、むし歯の原因になります。歯は脱灰と再石灰化を繰り返しており、再石灰化には時間が必要です。食事と食事の間をあけることでその間に再石灰化が進んでしまうのです。

ですので、食事回数が多いと、再石灰化する時間がなくなってしまうため、むし歯ができやすくなってしまいます。

歯科医院で定期検診を受けていない方

歯医者さんで歯の定期検診を受けていない方は、歯磨きでは取り切れていない歯垢がそのままたまり続けて、やがて歯石になってしまいます。歯石になってしまったらもう歯磨きではとる事が出来なくなり、歯の表面がでこぼこになって磨きにくくなり、余計に歯垢が付きやすくなり、むし歯や歯周病などをひき起こしてしまいます

むし歯になりやすい人のお口の環境

むし歯になりやすい人は、お口の環境も影響しています。

  • 唾液が少ない(口の中が乾くことが多い)
  • 歯並びが悪い、噛み合わせが良くない
  • むし歯の治療歴が多くある
  • 歯周病をもっている

唾液が少ない方

お口の中が乾いているということは、唾液の分泌量が少ないということになります。唾液の分泌量が少ない方はむし歯になりやすい傾向があります。どうしてかというと、唾液には、お口の中の汚れを洗い流し、細菌の活動を抑制する作用があります。また、歯の修復を促す役割もあるため、むし歯を予防するうえでは十分な唾液の分泌も大切です。

歯並びが悪い、噛み合わせが良くない方

デコボコした歯並びでは、歯ブラシの毛先が届きにくいため汚れが残ってしまいがちです。歯並びが悪いことでブラッシング不足を招き、その結果むし歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。

むし歯の治療歴が多くある方

むし歯になった歯は、むし歯を削ってそこに詰め物やかぶせ物をして、治療をすることがほとんどです。治療した歯は、歯と詰め物、被せ物の堺目に汚れが溜まりやすいため、長い年月が経てば経つほど、その境目には段差や溝ができやすくなります。そして、そこから再びむし歯になりやすくなっていきます。このように、治療をした歯というのは、手を付けていない健康な歯に比べ再びむし歯になりやすいのです。

歯周病を患っている方

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐきや、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。歯周病によって歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができてしまうため、みがき残しをしやすくなりますので、むし歯になりやすいと言えます。

むし歯にならないために

むし歯になってしまうと、自力で治すことができません。もちろん痛い思いもしますし、治療もしなくてはなりません。また、放置しすぎると歯を抜かなければならなくなったりすることもあります。

たかがむし歯と侮らず、
きちんと予防を行うようにしましょう。

最初にお伝えしたように、毎日の歯磨きだけでは歯垢を落としきることができません。ブラッシングに加え、デンタルフロス、歯間ブラシ、マウスウォッシュを併用し、自分自身で歯を守るよう心掛けてください。

また、むし歯は痛くなる前、つまりむし歯の初期の状態で見つかれば治療も最小限で済ますことができます。そのために、歯科医院の定期検診で、プロによる歯のクリーニングを行ってもらい、クリーニング・歯石取りといったメンテナンスを受けると、むし歯の発症リスクをさらに抑えることができます。

いつまでもご自身の歯で快適に過ごすために
定期的なメンテナンスを受けるようにしましょう。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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インプラント治療のメリット・デメリット

インプラントの歴史は??

インプラントという技術は意外にも古く、紀元前にまでさかのぼります。はじめはインプラントを埋入しても長持ちはせず、それほど普及されませんでしたが、1952年に、研究を行っていた教授が、チタンが骨と融合するということを発見し、1962年頃から本格的に一般の人に適応され始めました。それから、インプラント治療の技術は著しく進化し、今もなお発展し続けております。

また、治療においては、欧米先進国で50~60万人で実証されてきている信頼の歯科治療といえます。そして、日本でのインプラントの成功率は、平均して97%程度といわれています。

インプラントって怖くないの??

顎の骨が比較的軟らかく、骨がやせやすい上顎へのインプラントで96.2%下顎では98.3%の成功率となっています。この成功率は極めて高い数字となります。それだけインプラント治療が、確立された完成度の高い治療ということですので、まずはご安心ください。

どうしてインプラントが良いの??

インプラントが良いと言われているのはどうしてなのでしょうか。それは、インプラントの最大のメリットとも言える、天然の歯とほぼ同等の噛む力を取り戻せるからです。保険を利用して治療するブリッジや入れ歯は比較的安価ですが、見た目や噛み具合で不利になってしまう他、健康な周囲の歯に深刻なダメージを与えてしまうデメリットもあります。

「人間の第2の永久歯」ってどういうこと?

インプラントでは人工歯を装着します。ご自身の歯に近い歯を取り戻す事ができるので、「人間の第2の永久歯」と呼ばれるようになりました。人口の歯根を顎の骨と結合させますので、天然の歯とほぼ同等の噛む力を取り戻す事が出来るのです。

インプラントのメリットは?

インプラントのメリットはこんなにたくさんあります。

  • しっかりと強く咬める
  • 自信を持って笑うことができる
  • 左右でバランスよく咬める
  • 取り外す面倒がない
  • 食物をおいしく味わえる
  • 歯ごたえある食物の食感が楽しめる
  • 隣の歯を削る必要がない
  • 自分の歯にかかる負担が減って長持ちする
  • 発音が安定して会話を楽しめる
  • インプラントはむし歯にならない
  • 見映えよく仕上げることが可能
  • インプラントの寿命は数十年
  • インプラントの人工歯がすり減ったとしても作り変えることができる

上げてみるときりがないくらいメリットがたくさんありますが、メリットだけでなく、やはりデリメットもありますのでご紹介しておきましょう。

インプラントのデリメット

インプラント治療におけるデリメットの代表的なものは以下になります。

  • 比較的長い
  • 治療費が比較的高額
  • 手術が必要になる
  • 全身疾患がある方は注意が必要
  • 定期的なメインテナンスが必須
  • 外科処置に伴う痛み・腫れ・出血・合併症の可能性がある
  • お手入れ次第で感染(インプラント周囲炎)することがある
  • 他の歯が抜けて義歯を入れる場合、インプラントにフックをかけるとダメージが加わることがあるため、義歯のデザインが制限されることがある

インプラント治療における痛みや腫れって?

個人差はありますが、手術中は局所麻酔が効いているため痛みは感じません。麻酔が切れたあとや、術後2~3日程度は傷口がチクチクと痛む可能性がありますが、薬で痛みをコントロールできることがほとんどです。

腫れに関しても、個人差があるため一概には言えませんが、一般的には骨を作る手術やインプラントを複数埋め込む手術の際に腫れが生じる方も少なからずおります。そのため、術後は担当医の指示に従って薬を服用し、安静に過ごしましょう。

どうして治療期間が長くなるの??

治療期間が長くなる理由として、インプラントの手術は、インプラントと骨がしっかりくっついていなければなりません。インプラントと骨は約3~6ヵ月くらい、ゆっくり時間をかけて結合していくため、一定の「定着期間」が必要となり、結果的に治療期間が長くなってしまうのです。

また、インプラントの部品を取り付けるための手術や、被せ物の製作期間を含めると治療終了まであと数ヵ月かかることもあります。更に、骨造成手術や歯茎の移植手術などの手術を行う場合は、その分余計時間を要します。

インプラント周囲炎とは??

インプラント周囲炎とは、インプラントを支える組織が歯周病のような症状を起こす事をいいます。インプラントは人工物のため虫歯になることはありませんが、歯周病と同じような症状になることがあるのです。

その理由として、天然歯には細菌の侵入を防ぎ、歯の根と骨をつなぐ「歯根膜」という組織があることで、歯周病の進行を防いでくれていますが、インプラントには歯根膜のような組織が無いため、血流も少なく、インプラント周囲は免疫細胞による防御機構が働きにくいため、歯周病があっという間に進行してしまうのです。インプラント周囲炎が進行してしまうと、周囲の骨が溶け出して、最悪の場合はインプラントが抜け落ちてしまいます。

定期的なメインテナンスを

インプラント周囲炎を防ぐためにも、インプラントを長持ちさせるためにも、普段のセルフケアはもちろんのこと、歯科医院でのプロによる定期的なメインテナンスが必須です。

インプラント周囲炎は治療が難しいので、インプラント周囲炎になる前に定期的にチェックを行い「予防」を心がけましょう。

やっぱりインプラントがいい理由

インプラントは骨にしっかり固定することができ、残っている歯に一切負担をかけることがないということが一番のメリットになってきます。

インプラント治療は、お口や身体の健康を保つだけでなく、精神面やライフスタイルにも大きな影響をもたらします。

自身の歯を大切にしたいなら

ぜひインプラント治療をお勧めいたします。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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「人生100年時代」における歯の大切さ

100年噛める口腔内をサポートします!

こんにちは、愛知県刈谷市のやまむら歯科です!

今回は、「人生100年時代」における歯の大切さについてお話させていただきます。

医療の発展により、私たち人間の平均寿命は伸び「人生100年時代」なんていわれるようになりました。そんな長い人生、できるだけ健康寿命を長くして、生活の質(QOL)をあげて暮らしたいものですよね。実はその大事な健康寿命を長くする要素のひとつとして、歯の健康はとっても大切なんです!これはさまざまな研究でも明らかになっています。

そもそも日本人の歯の寿命は短い!?

健康的な食生活を保つためには、80歳で自分の歯を20本以上保つことが推奨されていますが、なんと現状では80歳の平均歯数は約14本といわれています。20本以上の歯を保っている人の割合は半数以下。平均寿命が延びているのに、これでは健康的な生活をおくれません。歯の寿命を延ばすことが課題となっているのがわかります。

歯の数と認知症は関係性がある!

さらにある研究では、歯の本数と認知症は関係性があるというのが確認されています。自分の歯を失うことで、脳への刺激が減少してしまい、自分の残っている歯が少ないほど、認知症のリスクが大きくなるという危険性も潜んでいますよ。

歯周病は身体全体に悪影響

歯を失う最大の原因は歯周病と言われるほど、日本では「歯周病」で歯を失う人が増えています。これはとくに高齢者に顕著にあらわれます。歯周病は歯茎が炎症をおこし、歯を支えている顎の骨などが少しずつ壊れていく怖い病気です。正しい治療をしないまま長い間放置してしまうと、抜歯しなければならない事態になることもあります。

さらに歯周病は、歯に悪いというだけでなく、身体全体に悪影響を及ぼします。最悪の場合、糖尿病・高血圧のほか、脳梗塞・認知症などの病気を引き起こしやすくなるなんてことも。さらには、歯の噛み合わせやバランスが崩れると、顎の関節や姿勢、背骨の歪み、顔にしわができるなど、さまざまな影響が出るリスクも伴います。

歯を健康に保つためにできること

歯の寿命を伸ばし健康に保つために、日常生活では下記のことを意識して暮らしてみましょう!

1.ハミガキ&歯間ブラシ

自分で簡単にできる対処法は、やはり毎日のハミガキ!しかし、ハミガキだけでは歯の凹凸箇所や隙間まで汚れを取ることはできません。一緒に歯間ブラシを使用するのがおすすめですよ。

2.歯科医院での定期的な検診や検査

定期的に歯科医院で検査や検診をすることで、歯のトラブルの早期発見や早期治療につながります。早い時期に小さい虫歯が見つかれば、治療回数も費用も最小限に抑えられますよ。さらに、歯石除去を定期的に行うことで、虫歯予防にもなります。「まだ大丈夫」と放置するのではなく、少しでも気になるところがある方は、早めに歯医者さんに行きましょう。

定期検診の詳細はこちら:http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/checkup/

3.生活習慣を見直す

歯周病は、口腔内の環境のほかにも生活習慣との関係も深いと言われています。

食習慣や喫煙、睡眠、ストレスなど、生活習慣を改善することで、歯周病の予防にも繋がります。

栄養バランスのとれた食事:偏りなくいろいろな食べ物をよく噛んで食べましょう。

適度な運動:まずは今より「+10分身体を動かすことを意識してみましょう。

十分な質の良い睡眠:規則正しい生活をして質の良い睡眠を心がけましょう。

ストレスを溜め込まない:自分なりのストレス解消方法を見つけましょう。

禁煙:口腔内の環境にも関わるので歯を健康保つためには禁煙することが大事です。

歯に関して不安がある方はお気軽にご連絡ください。

愛知県刈谷市のやまむら歯科ではインプラント・入れ歯・矯正など幅広い診療内容のご相談を受けております。

ご相談はこちらから!

見た目や印象だけじゃない!歯並びの大切さ

こんにちは、愛知県刈谷市のやまむら歯科です。

今回は歯並びの大切さについてお話させていただきます。

歯並びは、印象や見た目だけに影響すると思っている人も多いのではないでしょうか?

実は歯並びが悪いと、印象・見た目以外にもさまざなリスクを伴うんです!

今回は歯並びが悪いことに潜んでいるリスクについてご紹介しますよ。

■歯並びが悪いことで起こるリスク■

1.食べ物が上手に噛めなくなる

歯が担う一番重要な役割は、食べ物を噛むこと。人は食べた物をしっかりと噛み砕き、胃に送り込んで栄養を吸収しています。こうした働きも、歯並びが悪いことによって食べ物が上手に噛めなくなり、細かく噛み砕かれないまま食べ物が胃に運ばれてしまいます。そうすると、胃腸に負担がかかり、栄養も十分に摂取できなくなってしまいます。上手に噛めないと食べ物の食感もしっかりと味わうことができず、食事も楽しめなくなる…なんてことにも繋がりますよ。

しっかりと噛める治療はこちら →    http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/adult/

2.虫歯・口臭の原因になる

歯並びが悪いことによってできる歯の凹凸や隙間は、ハミガキをしてもなかなか磨ききれない部分です。ハミガキしにくい場所が多くなることで、特定の部分に歯石が溜まりやすくなってしまい、結果として虫歯や歯周病になるリスクが高まります。さらに、プラークや歯石が溜まると、口臭や歯の変色の原因にもなります。

虫歯治療はこちら → http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/cavity/ 

口臭治療はこちら → http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/halitosis/ 

3.顎関節症になる

綺麗に並んだ状態でバランスよく噛む力が分散されるようになっている歯。しかし、重なり合った歯や四方八方に傾いた歯があると、特定の歯に負担がかかってしまいます。この状態が長く続くと顎にも無理な力がかかり、負担が蓄積されます。その結果、顎関節症を引き起こすなんてことにもなりかねません。

顎関節症治療はこちら → http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/jaw/ 

4. 発音や身体に影響が出る

​​​​歯並びが悪く、噛み合わせが悪いと特定の発音が不明瞭になってしまったり、顎の筋肉や骨の成長に偏りが出てしまいます。こうした状態になると、結果的には顔立ちが歪んでしまうなんてことも…。さらには頭痛や肩こり、腰痛といった、身体的不調の原因になることもありますよ。

■歯並びをよくするために日頃意識できること■

歯並びを自力で治すことは難しいですが、姿勢の悪さや舌癖、口呼吸が歯並びを悪くする要因となることがあるので、日々意識して過ごしてみましょう!

  1. 姿勢

頬杖をつく習慣がある方は要注意!長期間顎の骨に負荷をかけることになりかねません。上下の顎は歯の受け皿の役割を果たしているため、顎がズレるということで歯並びにも影響を与えることになります。猫背も歯並びを悪くする要因となるので、注意が必要です。背中を丸めた姿勢は酸素を取り入れようとして口呼吸になる可能性があります。

  1. 口呼吸

舌先の定位置は、上顎の前方に軽く当たる位置。しかし、口呼吸になると舌が邪魔になり、舌が本来よりも低い位置に向くことが多くなってしまいます。口呼吸によって舌の位置が変わることで、歯を前に押す習慣がついてしまうことがあるので要注意。舌が上顎を軽く押すことでアーチ形成を作るのに役立っており、歯並びを良くするための土台作りをしています。このきれいなアーチ形成ができないと、歯並びが悪くなる要因になってしまうことも。鼻呼吸できるように意識してみましょう!

  1. 舌癖

舌で前歯を押す癖がある人は、治すように意識しましょう。力を加え続けることで前歯が前突してしまう可能性があります。「ちょっとの時間舌が歯に当たっているだけでは?」と気にしない人が多いかもしれませんが、習慣化することで少しずつ歯が動いてしまうので、注意しましょう。

やまむら歯科でできること■

習慣を意識することはできても、自力で歯並びを治すことはできません。成長に合わせて歯科矯正矯正をすることがおすすめです。

「ワイヤー矯正」「マウスピース矯正」「インプラント矯正」など、自分に合ったものを選びましょう。

①ワイヤー矯正:歯にブラケットを装着しワイヤーの力で歯を動かす方法

②マウスピース矯正:マウスピースを装着して歯を動かす方法

③インプラント矯正:埋め込んだインプラントを支点にしてワイヤーで歯を動かす方法

ご相談したい方はお気軽にご連絡ください。

ご相談はこちらから!

よく噛むことで口の力を育てる!

こんにちは、刈谷市のやまむら総合,歯科・矯正歯科です。

今回は、お口の力を育てると身体にいいことがたくさんあるので、「く噛むことで口の力を育てる」方法をご紹介したいと思います♪

噛むことの重要性

はじめに・・・

「噛む」というと、歯でしっかり咀嚼するといったイメージを持たれると思いますが、実は「噛む」行為は歯だけで行っているわけではありません。顎や歯茎も大きくかかわってきます。

ですので、子どもの噛む力は、まだ歯がない時期から成長をしているのです。

0歳~2歳の乳児期は、噛む、飲むなどの「食べるための力」を身に付ける大変重要な時期で、将来の基盤が作られる時期です。その「食べる力」を育てるために、「よく噛むこと」を成長に合わせて身に付けていきましょう♪

よく噛むことで起きる身体によいこと

  • 満腹感を得やすくなる
    よく噛むことで「おなかいっぱい」を感じ、食べすぎを防ぐことができます
  • 言葉の発音がはっきりする
    よく噛むことで口の周りの筋肉が発育し、発音がはっきりとします
  • 味覚が発達する
    唾液がたくさん出るので、食べ物そのものの味を感じやすくなります
  • 胃腸の働きを助ける
    よく噛むことで消化しやすくなるので、胃腸の働きを助けることになります
  • 脳の活性化
    口を動かして食べることで、咀嚼筋や表情筋などが使われ、血行がよくなります。体中に酸素や栄養が送られ、脳細胞の活性化も期待できます。
  • 顎の発達
    特に発育期の顎の成長・発達を促します。顎を育てることは、歯並びをよくすることにも結び付きます。

このように、ざっ挙げただけでもこんなにいいことがあります。

健康づくりは噛むことから!

噛む力は、健康的な体作りに密接に関わっているのです!!

顎の骨が成長すると・・・

よく噛むことによって顎の骨が成長すると、歯並びがきれいになります♪

しっかり噛むことで歯槽骨が発達し、それがきれいなU字形に発達すれば、口元は美しく見えるといわれています。

そうなることでU字型に歯が生え並び、きれいな歯並びになるのです。

柔らかいものや歯ごたえのないものばかりを食べていると、歯槽骨は上手に発達しないので、歯槽骨がV字型になってしまい、歯が並ぶスペースが不足して、でこぼこの歯並びになってしまうのです。

よく噛んで食べるための工夫とは???

  • 急いで食べない
    ゆっくりと味わって食べましょう。食べ物によって噛みごたえは違います。噛みごたえのある食べ物は、ひと口30回を目安によく噛んで食べましょう。
  • 飲み物で流しこまない
    食べ物が口の中にある時は、飲み物を摂らないようにしましょう。飲み物で流し込んでしまうと、食べたものが細かくならないうちに胃に送られてしまうので消化によくありません。よく噛むと、食べ物が細かくなり、自然に飲みこめるようになります。

噛む訓練

5~6か月頃・・・(口唇食べ期)滑らかにすりつぶしたリンゴなど

7~8か月頃・・・(舌食べ期)指で軽くつぶせる硬さの離乳食

9~11か月頃・・・(歯茎食べ期)少し強い力で軽くつぶせる硬さの離乳食

1歳頃・・・歯でかみつぶせる硬さの離乳食・幼児食

2~3歳児・・・リンゴや柿など、少し硬めの果物からスタート

4歳頃~・・・弾力のある物を噛む(セロリ・ごぼう・するめ・たくあん・フランスパン・ガム・グミなど)

かむ習慣は、5歳までに身に付けましょう!

乳歯が永久歯に生え替わる前までが、噛む習慣を身に付ける大事な時期なのです。

何回ぐらい、噛んだらよいのか

ひとくち30回目標!

30回というとなかなか意識しないとできませんよね。お子様には、口に食べ物を入れたら、あえて箸やフォークを置き、手をたたきながら数を数えたりして、楽しみながら行えればいいですね。

かむときの姿勢も大切です!!

  • 足がしっかり床についていますか?
  • 猫背になっていませんか?
  • お茶碗は持って食べていますか?
  • テーブルとお腹の位置はこぶし1個分開いていますか?
  • 頬杖をついていませんか?
  • 身体は正面を向いていますか?
  • 左右の歯を上手に使って噛んでいますか?

実は今あげた姿勢を守れば、唾液の分泌を促し、虫歯予防口臭予防につながります。

また、かみ合わせのバランスも崩れにくくなるため、ぜひ意識して食事をするようにしてください。

子どものダラダラ食いで虫歯発生率が高まる!?

こんにちは、やまむら歯科です。

今日はお子様の「ダラダラ食い」についてお話させていただきます。

ダラダラ食べると虫歯になるってお話を聞いたことがありませんか?実はこれ、本当なんです!!

「脱灰(だっかい)」と「再石灰化」

物を食べると歯垢の中は酸性に傾き、少しずつ歯のエナメル質からリンやカルシウムが溶け出します。これを「脱灰(だっかい)」と言います。

反対に、唾液は酸を中和して、脱灰した歯の表面を修復し歯を強くする「再石灰化」の働きがあります。

食事をするたびに、お口の中では「脱灰」と「再石灰化」が行われており、この2つのバランスが保たれていればむし歯にはなりません

バランスが崩れて、脱灰に傾くことが「むし歯の進行」となるのです。

ダラダラ食べることを防ぐ方法

  • 集中できるものを見つける

口寂しくなるのは集中していない時。なにか集中できるものを探してみましょう。例えば本を読んでみたり、丁寧な掃除をしてみたりなど、なんでも良いので何かに集中すると口が寂しいと感じることが減ってきますよ。

  • ながら食べをやめる

テレビを見ながら、スマホを見ながら、ゲームをしながらなどなど、ながら食べをしちゃうという方は多いかと思います。

食べるときは食べる!といったように、食事の時間に集中して食べて、おなかが満足な状態でテレビやスマホを見るようになれば、必然的にだらだら食べることは少なくなるでしょう。

ただし、早く食べすぎると今度は太る原因になってしまうため、あくまで適度な速度を心掛けましょうね。

  • すぐ食べられるものをなるべく買わない

だらだらと食べてしまうものの代表がお菓子です!ポテトチップスやチョコレート、アイスやプリンなど、すぐに手に取って食べられるものが揃っていると、ついつい手が伸びて食べてしまいますよね。

何か食べたいなぁ~と思ったときに、そういったものがなければあきらめる可能性もありますので、極力購入しない、もしくは最小限にとどめることを気に掛ければ、ダラダラ食いもなくなり、ダイエットにもなりといいこと尽くしです!

間食の回数が多い子供ほど虫歯になりやすい

おやつの時間は15時と昔から言われているように、おやつの時間は決めておくことをお勧めいたします。

おやつを何度も食べると口の中の歯垢は酸性状態になります。

最初に話した通り、糖分をとる事によって「脱灰」が頻繁に起きると、「再石灰化」が間に合わず、歯のミネラル分がどんどん抜けて穴が開き、虫歯になってしまうのです。

おやつの時間はしっかり決めて、それ以外は食べないようにする事が大切です。

虫歯を作りにくい食べ方・歯に良いおやつ

以下のことに気を付けながらおやつを選んだり、食べ方を工夫したりしてみましょう♪

  • 食べる時間を決めましょう(おやつは1回15分位)
  • 飲み物と一緒に食べましょう(お茶・牛乳はベスト)
  • 砂糖量の少ないものを食べましょう(キシリトールなど・・・)
  • 口の中をさっと通り、長い間口の中に留まらない食べ物を選びましょう(アイスなど)
  • よく噛んで食べるおやつを選びましょう
  • 食後のうがいは忘れずに!

虫歯にさせないおやつの食べ方のポイントってあるの???

まず第一に大切なのが、食事をしっかりと食べること!

夕食を残しているのにそのあとにお菓子を食べるお子様は多いです。それが本当に良くありません。栄養もそうですが、むし歯にも影響があるので、食事以外でおなかがすかないように、毎食しっかり食べるようにしましょう。

そして!!

夜寝る前の糖分の摂取はNGです!

眠っている間は唾液の分泌が低下します。そのため虫歯のリスクが高まります。夜寝る前の糖分の摂取は控えましょう。

ジュースやスポーツドリンクはなるべく飲まないで

熱中症防止の為に、ジュースやスポーツドリンクといった糖分を含む飲み物を飲む機会も多くなります。ですが、糖分を含む飲み物もおやつと一緒で、お口の中を酸性にしやすく、虫歯のリスクを高めるので、ジュースやスポーツドリンクは極力控えて、なるべくお茶や水などを飲むようにしましょう。

最後に・・・

むし歯は、こうすれば絶対ならない!ということはありません。いくら気を付けていても、お子様によってはむし歯になりやすかったりするので、普段きちんとしているお子様へは怒らないであげてくださいね。

むし歯になりやすいお子様は、しっかりメンテナンスに通い、お口の中の状態をチェックすることをお勧めします♪

ぽかんとあいている口だと歯並びが悪くなる!?

こんにちは、やまむら歯科です。

先日、口呼吸の危険性についてお話させていただきましたが、今回は、口呼吸が引き起こす悪影響の中でも、呼吸の仕方と歯並びについてお話をさせて頂きたいと思います。

口呼吸が引き起こす歯並びのトラブル

口呼吸は歯並びにも大きく影響しています。本来、私たちの舌は、ほとんど口の中の上側におさまっています。口をポカンと開けっぱなしにする癖があると、正しい舌の位置=スポットポジションを維持できないため、舌が下あごの方にだらりと垂れ下がる「低位舌(ていいぜつ)」の可能性が高まります。

低位舌では舌が歯に押しつけられ、下あごの歯に過度に力が加わることに!

あごや歯並びは、そもそも舌が適切な位置にあって、唇や頬からの圧力がかかることで望ましい形に発達していきますが、口呼吸だと舌の位置が下がりやすいので、上あごがきちんと発達しにくくなってしまうのです。

これが歯並びにも影響を及ぼし、

★出っ歯になる「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」

★かみ合わせが逆になる「反対咬合」

★上の前歯と下の前歯の間にすき間が生じる「開咬(かいこう)」

などの歯並びが悪くなる原因になることがあります。

さらに、低位舌では、舌が常に下にあり、上あごを広げるために必要な、口の内側から外側に向けた舌の力が入りません。反対に、外側から内側にかけての頬などの力が強くかかるため、本来ゆったりとしたU字型のアーチを描くはずの上あごが、Vの字のようなアーチを描いて前に成長してしまうのです。

このV字型のアーチでは、歯を並べるために必要なスペースが確保できなくなります。

よって、歯が前に飛び出して並んでしまう、出っ歯や、並ぶスペースが足りず歯がガタガタになる叢生(そうせい)の原因にもつながるのです。

このように、口呼吸は常態化すると歯並びの悪化、不正咬合に繋がってしまうのです。

どうやって治すの?

お口をポカンと開ける癖は、先日お話しした通り、「あいうべ体操」などを行ってトレーニングして改善する必要があります。すでに歯並びに影響が出てしまっている場合は、矯正治療を行って改善していきましょう。

矯正治療は、一旦悪くなってしまった歯並びを積極的に改善し、これによって正しい位置に歯が並んでいくことで、舌スポットへの舌の位置改善が図りやすくなり、口周りの筋肉のバランスも整えやすくなります。

これによって、口呼吸の改善もしやすくなります。

やまむら歯科では小児矯正も行っております!

矯正治療とは、単に歯並びを直すだけが目的だとお考えでしょうか?

当院が推奨している「マイオブレイス矯正」で得られるのは、見た目の変化だけではありません。この治療では、体の使い方・呼吸の仕方など、お子さまの良好な発育を促す作用があるので、見た目のキレイさより、もっと大切なものを手に入れていただくことができるのです。

  • 顎や顔が正常に発育し、笑顔・表情・姿勢に自信がつく
  • 舌の使い方が身につき、会話・滑舌がはっきりする
  • 正しく食事ができ、お口から栄養を摂り健康な体を作ることができる
  • 呼吸が整う(鼻呼吸が身につく)ことで、風邪などの感染予防になる
  • しっかり噛めることで脳への刺激が増え、成長期にある頭を働かせることができる

マイオブレイス治療には、年齢制限があります!!

マイオブレイス矯正は、お子さまの身体の成長発育を利用した治療方法ですので、この治療の効果が最大限に得られるのは「成長期」にあるお子さまなのです。

少しでもお子様のお口ポカンの癖で歯並びに影響が出ているという方は、遠慮なく当院へご相談ください。

親身にお話を伺い、カウンセリングからご自宅でのトレーニングまでお話させていただきます。

また、院長・エデュケーターによる

「親子歯並び相談会」も実施しておりますので、ご興味のある方は、お電話または受付スタッフまで「親子歯並び相談会 申し込み希望」とお伝えください。

この機会にお子様の歯並びをもう少し意識してみましょう♪

無料メール相談はこちらから!

http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/contact/embed/#?secret=nRoWDlyYwL#?secret=WJl7YgGVh3

ご予約希望の患者様は下記からご予約をお願いします!

https://www.dent-sys.net/tsys/ts_u_book_new.php?d_name=yamamura&medical_sts=1

小児矯正に関する説明は下記をぜひご参考にしてください♪

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指しゃぶりや頬杖の癖がよくない!!

こんにちは、刈谷市の歯医者 やまむら総合歯科・矯正歯科です。

今回は、指しゃぶりや頬杖の癖がよくないということについて具体的にお話させていただきます。

指しゃぶりについて

指しゃぶりをしながらスヤスヤと眠っているお子さんの姿は平和そのもの♪

いずれ治るだろうとほったらかしにする親御さんも多いと思います。

しかし、長い年数指しゃぶりを続けていると、実は歯ならびが悪くなり、噛み合わせに不具合が生じて食べものを噛みにくくなくなったり、ひどければ発音しにくくなったりすることもあるのです!

どうしてよくないの?!

指しゃぶりは、指をくわえる力により、上の前歯は上前方に押し出され、下の前歯は後下方へと押さえつけられます。

その結果、出っ歯になったり、奥歯を噛み合わせたときに前歯がかみ合わない開咬(かいこう)という状態になったりしやすくなるのです。

さらに、指を強く吸っていると、奥歯を外側から内側に押す力がはたらき、歯ならびの横幅が狭くなる狭窄歯列弓(きょうさくしれつきゅう)を引き起こすなど、さまざまな問題を生じます。

乳児の間だけ指しゃぶりをしているなら大きな問題はないのですが、3歳以降も続くようですと、このようなかみ合わせが悪くなる不正咬合(ふせいこうごう)を起こす可能性が大きくなります。

大人になってからも悪影響が!!

小学校低学年まで指しゃぶりをしていた方は、上下の前歯がかみ合わず、食べ物を下記ることができなくなってしまったという方もいます。

低学年で指しゃぶりをやめても、その後、上下の前歯の間に舌を入れる癖がついてしまい、一向に治らなかったそうです。

このように、幼児期の指しゃぶりは大人になってもさまざまな問題を引きずることになりかねませんので、けっして侮ってはいけません。

もしあなたのお子さんの歯ならびに心配な様子があれば、遠慮なく矯正歯科医や小児歯科医にご相談ください。

では続いて!

頬杖について

頬杖も歯並びが悪くなる原因の一つです。

頬杖をつくと、顎に頭の重さ(負のストレス)が加わり、下顎が後退します。下顎を片方から支えるような頬杖をつくと、歯並びが内側方向にずれしまいます。また、左右非対称になり、歯列を変形させてしまうのです。

顔の骨がゆがむと、フェイスラインが崩れてしまい、顔が必要以上に大きく見えてしまいますし、歯並びが悪くなると噛みあわせもずれてしまいます。

そして、噛みあわせがずれると、歯と歯の高さが合わなくなったり、歯と歯の間にすき間ができたりと様々な弊害が及びます。

このように次々と悪影響が循環してしまうのです!

さらに!

実は虫歯・歯周病のリスクが高まるのです!

こればビックリされた方も多いかと思いますが、頬杖が引き金で歯並びが悪くなると、虫歯や歯周病のリスクまで出てくるのです!

原因としては、歯が綺麗に揃わなくなるため、歯と歯の間にすき間ができやすくなるから。

すき間に食べたものが詰まりやすくなり、プラークが溜まって虫歯になりやすくなるのです。

そして、むし歯になることで歯茎にも影響が及び、むし歯菌で歯茎が炎症を起こせば、腫れたり出血をしたりといった事態にも発展します。

そしてもう一つ!

顎関節症のリスクが高まることも!

顎関節症とは、顎の関節に異常が起こったために、口を開けたり閉じたりする度に顎の骨が鳴る疾患です。これが深刻化すると、顎に痛みが生じ、最悪口を開けられなくなってしまうのです。

このように、頬杖をついていると、顎の骨や顔の見た目などあらゆる場所に弊害を及ぼしてしまいます。

1つが崩れると、次々にいろいろなところに影響を及ぼすので、実は意外にも怖い事なんですよっ!

見た目にも悪いですから、治せるのなら早い内から治した方が良いですね♪

頬杖をつかないようにするためには、机などに肘をつかないようにするのが基本です。

これを読んでくれた皆様が、頬杖をしないように気を付けてくれると嬉しいですっ♪

今日は指しゃぶりと頬杖についてお話させていただきました。

どちらも癖なので、あ!と思ったら気を付けて治すようにしていきましょう♪

無料メール相談はこちらから!

ご予約希望の患者様は下記からご予約をお願いします!

https://www.dent-sys.net/tsys/ts_u_book_new.php?d_name=yamamura&medical_sts=1

小児矯正に関する説明は下記をぜひご参考にしてください♪