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やまむら総合歯科・矯正歯科

飲み込み方のトレーニング

今回ご紹介するお子様はマイオブレース矯正を初めて10ヶ月のお子様で今現在7歳のお子様です。

マイオブレース矯正は、歯並びを治されたいという主訴で初めていきました。

興味本位から「やりたい!」と治療をスタートしましたが、意思が強く、今でも毎日頑張ってくれています。

今回は、舌のアクティビティを行いました。

まず、舌の正しい位置に舌の先置く、時間を置き吸い上げます。その際に舌の裏の筋を伸ばしていきます。筋を伸ばして舌がリラックスできる状態にしていきます。


舌のトレーニング

吸い上げるのが苦手なお子様が最近とても多く見受けられます。

なぜ吸い上げる練習をするのかと言いますと、舌は飲み込む時に必ず使っています。

その飲み込む時の正しい飲み方が舌の正しい位置からスクロールする様に舌を上の顎につけていきます。その時に必ず吸い上げなくてはいけません。その練習をしていきます。

皆さんは、1日に何回飲み込んでいるのか知っていますか?

正解は、約2000回です。

食事、水分補給、唾を飲み込んだりなど、考えてみると一日中かなり多く飲み込んでいますよね。私もびっくりしました!

そんな毎日かなりの回数飲み込みを行うので、正しい飲み込み方をしてお顔や顎の正しい発育を促進していきたいですよね。

癖のある飲み込み方をしていると、上の前歯が出てきたり、歯のアーチがV字になったりします。そうならないためには、正しい飲み込み方を身につけて行きます。

指しゃぶりの影響について知っていますか?

①歯列、噛み合わせへの影響
 開咬(前歯が噛見合わず、奥歯で噛むことしかできない)、上の前歯が下の前歯より出ている、歯列がV字型になっている
②口元とほっぺ側への影響
 口元がとがっている、口が閉じられない
③機能面への影響
 異常な嚥下、不明瞭な発音、口が閉じられないことによる口呼吸
④心理面への影響
 恥ずかしさ、劣等感
⑤皮膚への影響
 指ダコ、指のふやけ、唇の乾燥

以上の様々な影響があります。

ただ、指しゃぶりをしているからといってすべてのお子様に当てはまることはありませんが、長時間続くほど歯列や噛み合わせへの影響が大きくなります。

お子様は該当していた点はなかったでしょうか?

4歳以下で前歯が少し出ているなという状況であれば、指しゃぶりをやめることによって自然治癒が望めますが5歳以上,特に乳歯や永久歯が生え変わり始めている時に指しゃぶりが続いると開咬(前歯が出ていて奥歯でしか噛めない)上の顎が下の歯より出てしまっていると言った不正咬合を引き起こします。

また、お口が閉じにくいためいつもポカーンと口を開けて口呼吸をするようになります。また、唇が閉じられないため、くちゃくちゃ音を立てながら食べるなど咀嚼の問題も生じてきます。

指しゃぶりによって、上の歯が前にでている状況ですと上と下の歯の隙間に舌を出して発音するようになり、サ行、タ行、ラ行などの発音が舌たらずな不明瞭な発音になります。

そのほかにも、指しゃぶりによってお顔の発育不全になることがありますので、また後日ご紹介させて頂きますね。

まだ指しゃぶりが辞められずにいてお口の状況が気になる方は歯医者へ受診されることをお勧めいたします。

下の前歯が見えない(過蓋咬合)


こんにちは、エデュケーターの山田です。今回ご紹介するお子様は、治療を始めて6ヶ月のお子様です。

こちらのお子様は、過蓋咬合で悩まれていました。

過蓋咬合とは、奥歯をかみしめた状態で上の前歯が下の前歯を過剰に覆いかぶさっている状態が過蓋咬合で、ディープバイトなどと言ったりもします。

下の写真がマイオブレース矯正を始める前の資料になります。

前歯を見ていただくとわかりやすいのですが、下の前歯が半分ほど上の前歯で見えなくなっています。


過蓋咬合は、見た目はそこまで気にされない方もいらっしゃいますが放置しておくと、

  • 顎の関節の運動制限が認められる
  • 前歯のところが異常に内側に入っていると下の顎がさらに後方に誘導されて顎が曲がって成長したり顎関節症を伴っていることもある
  • 下の前歯が上の前歯の歯の歯肉に接してしまい、上の顎の粘膜に傷がついたり、口内炎ができやすい
  • ガミースマイルを伴っていると見た目がコンプレックスを抱いてしまい、自然に笑えなくなってしまうことがある
  • 被せ物や入れ歯などの人工物の厚みを確保しにくいため治療が複雑になったり、歯を削る量が増えたりすることがある
  • 顎が偏位(左右どちらかにずれている)していたり、顎の偏位による筋肉の過緊張に起因する頭痛など他の全身疾患を伴っていたりすることもある
  • 咀嚼をしたり飲み込んだりする運動がうまくできない、発音がこもって聞き取りにくくなるなどの悪影響が出ることも

あまり深い噛み合わせでも気にされなかった方もいるとは思いますが、今後のことを考えると改善した方が良いです。

過蓋咬合は、顎が正しく発育しておらず起こってしまいます。

大人になってから、治そうと思うと抜歯が必要になってきたり、歯を無理やり動かすので痛くて食事するときも噛めないということも起こってきます。

ですが、5歳〜小学4年生までの間であれば抜歯もせずに過蓋咬合を治すことができます。

なぜ、年齢が限られているかと言いますと、5歳から小学4年生までが1番顎の成長のピークと言われているからです。

成長のピークに悪い癖が付いていていたりすると顎が本来発育するところまで発育せずに、小さい顎に大きな永久歯が生えてくることになってしまいます。

歯の位置・傾きに異常がある場合、顎の骨の位置に異常がある場合、顎の骨の大きさがアンバランスな場合(下顎の成長不良・上顎の過成長)、前歯が過剰に伸びている場合、奥歯が通常より伸びておらず、高さが不足している場合など、様々なケースが考えられます。

過蓋咬合はマイオブレース矯正で改善することができます。

ただ、マイオブレース矯正は毎日起きている時につけてもらうこと・アクティビティ(トレーニング)を毎日5、10分ほどの内容のものを2セット頑張ってお家で取り組んでもらいます。毎日行うことなので本人(お子様)とご家族の支えがあって行えることですのでご協力をお願いしております。

今回こちらのお子様は、呼吸のトレーニングを行いました。

鼻を指で摘んで、呼吸がしたくなるまで歩いてもらいます。それにより血液の循環と鼻で呼吸してもらうことを身につけてもらいます。



私達と一緒にお子様を正しい発育ができるようにしていきませんか?皆様のお声かけお待ちしております。

8月5日 パパママ教室

8月5日(金)に乳児、幼児のお子さんを持つパパママを対象とした『パパママ教室』を開催します🏫

【開催内容】

■お口の発達の仕組み🙄
お子さんの「お口の発達」に関して、歯科衛生士が中心となり分かりやすくお伝えをしていきます。

■将来の歯並びにも影響する😬各発達段階で気を付けたいポイント!

✨ご参加特典✨
①保育士常駐🤱
お子さまと一緒に安心してご参加いただけます!

②検診とフッ素塗布🦷
希望者には歯科医師による検診とフッ素塗布も実施!

③特別プレゼント🎁
ご参加いただいた方にプレゼントをご用意!

【パパママ教室の開催概要】
開催日:8月5日(金)
時間:10時30分~11時30分
場所:やまむら歯科 託児室
対象:生後3ヵ月~2歳までのお子さんを持つ親御さん
定員:先着6組

ご予約はお電話、ご来院時、下記フォームより承っております!

〈参加申込フォーム〉
https://docs.google.com/forms/d/1-FInpo6lSZwPqoU1YsQcBhseAFiFZIwMftIVXq0KOzc/editプレビュー

皆様のご応募お待ちしております👨‍👩‍👧‍👦

草野 11:00〜11:45

磯部 14:30〜15:15

都築 15:00〜15:45、17:00〜17:30

に空きがございます。

クリーニングをご希望される方は、当院に一度ご連絡下さい。