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やまむら総合歯科・矯正歯科

歯が抜けたときの治療方法

むし歯や歯周病などが原因で、歯が抜けてしまいお困りの方も多いのではないでしょうか?また、運動をして転んだりして歯を失ってしまう可能性も充分にあります。そんな時、どのような治療方法があるのか、そしてそれらの治療方法、メリット・デリメットについてもご紹介させていただきます。

やまむら歯科では、出来るだけ多くの方がご自身の歯を残してしっかり噛めるよう、お一人お一人に合った治療をご提案していきます。今は心配がなかったとしても、予備知識として治療方法を知っておくことはとても大切です。万が一の場合のためにぜひ知識として頭に入れておいてください。

歯を失った時の3つの治療方法

歯を失ってしまった場合の治療方法には、下記3つの治療方法がおすすめです。

  • インプラント
  • ブリッジ
  • 入れ歯
  • インプラント

歯の欠損部の歯槽骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、埋入されたインプラントにアバットメントと呼ばれる連結部を装着し、人工歯を固定する治療です。

  • ブリッジ

失った歯の両脇の歯を支台にするために削り、その上に連なった人工歯を橋(ブリッジ)のように被せ装着、固定します。

  • 入れ歯

失った歯の本数に合わせて入れ歯(義歯)を作ります。歯が残っている部分入れ歯の場合はバネをつけて隣の歯に引っかけて装着します。

3つの治療方法のメリット・デリメット

それぞれの治療法においてメリット・デリメットがあります。それらをしっかり理解して治療に進むようにしましょう。

★インプラント

メリット天然歯のため自分の歯のように噛める
見た目が自然できれい
削らない
で済む
食べ物の味や感触がよくわかる
違和感がない
金属アレルギーの心配がほとんどない
デリメット外科手術が必要
治療費が比較的高額
全身疾患がある場合には治療ができない場合がある

★ブリッジ

メリット治療期間が短い
がっちり固定
費用をかければ見た目の仕上がりが良い。
保険診療を選べば治療費が比較的安価
デリメット両脇の健康な歯を削る必要がある
発音に問題がでる場合がある
両脇の土台となる歯に大きな負担がかかるので、将来的に
その歯を失ってしまうというリスクがある
かぶせた歯と歯肉の間に隙間ができやすい

★入れ歯

メリット治療が比較的簡単
治療期間が短い適用範囲が広い
費用を書ければ機能的でより自然な見た目の入れ歯を選ぶこともできる
デリメット違和感を感じることがある
固い食べ物に苦労する場合がある
見た目が良くない場合がある
発音に問題がでる場合がある
なじむまで期間がかかる
だんだん合わなくなることがある

3つの治療方法の治療後の寿命

治療が終わっても、その後のお手入れや周囲の歯によってそれぞれの寿命が変わってきます。ここでは、それぞれの治療後の寿命(耐用年数)を見てみましょう。

 インプラントブリッジ入れ歯
耐用年数数10年7~8年程度4~7年程度
注意事項人工歯の部分は使用によって刷り減る土台の歯が悪くなれば、さらに大きいブリッジに作り替える必要がある合わなくなったりすると作り替える必要がある

このように、インプラントは一度治療をしてしまえば数十年もたせることができますが、ブリッジや入れ歯の場合は、仮にそのもの自体はダメになることはなくても、周りの歯や歯茎によっては再度作り変える必要が出てきてしまいます。

3つの治療をした後、それらがダメになると??

  • インプラント

インプラントは周りの歯を削っていません。そのため、インプラントの周りの歯が虫歯になりやすくなるということもありません。万が一インプラントがダメになったとしても、その部分のみ再度インプラントをするだけで、他の歯に影響はありません。再度インプラントにしなかったとしても、ブリッジにするという手段も選択できます。

  • ブリッジ

ブリッジはなくなった歯の両隣を削って支えています。もともと丈夫な歯を削り、そしてブリッジの土台にすることによって、その土台の歯が虫歯になりやすいというリスクも抱えています。そして、その支えとなる土台の歯がむし歯などによりダメになると、更に大きなブリッジに作り変える必要が出てきます。もしくは、欠損部分が多ければ入れ歯になる可能性も出てきますし、場合によっては入れ歯も対応ができないこともあります。

  • 入れ歯

入れ歯は、歯がない土手の部分の骨が痩せてきますし、年齢とともに歯ぐきも痩せてきますので、入れ歯自体が壊れていなかったとしても、合わなくなって作り変える必要が出てきます。

また、当然ですが、ひっかけている歯がぐらぐらしてきたり抜けてしまったりということも考えられますし、そういった場合も作り変える必要が出てきます。

自分の歯を1本でも多く残そう!

ここまでいろいろと比較してわかったいただけたと思いますが、インプラント治療は、ダメになった歯以外の歯を削ったりする必要もないので、自分の歯をより多く残すことができます。

そして何より、数十年持たせることができますし、自分の歯のように食べ物を噛んだり味わったりすることができます。

自分の歯が多く残っていれば、食事を楽しむこともできますし、歯を食いしばって力を入れることもできます。そして、しっかり咬めるということは健康面にも影響してきます。私たち人間は噛むことによって脳に刺激を与えることができ、それによって脳が活性化されるのです。

インプラント治療なら、自分の歯と同じ働きを望めます。

インプラント治療に不安な方、手術が怖いと思っている方、やまむら歯科は、経験豊富なドクターが、最新の設備や機器を使用して、一人平均年間500本以上のインプラント手術を行なっていますので、安心してご来院ください

歯科医師 院長 山村 昌弘

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フロスを使わないとどうなる??

「デンタルフロスや歯間ブラシって使った方が良いの?」「歯ブラシだけだといけないの?」

「デンタルフロスって隙間が空きそうな気がする」これを読んでいる方の中には、このような疑問を抱えている方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、フロスを使用するのとしないので何がどう違うのかをご紹介していきます。

デンタルフロスって何??

そもそもデンタルフロスがどういった役割を持っているのかを知らないとお話にならないと思いますので、デンタルフロスの役割をお伝えいたします。

歯と歯の間の歯間部は歯ブラシの毛先が届きにくいため、歯垢(プラーク)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。歯ブラシで磨けなかった個所を放置しておくと溜まった歯垢が歯石となり、やがてむし歯や歯周病を引き起こします。歯ブラシでは届かない、歯と歯の隙間を掃除できるアイテムがデンタルフロスです。

歯と歯の間にすき間は生まれない??

デンタルフロスは柔らかい繊維でできているので、歯を動かすほどの力はありません。ですが、デンタルフロスで隙間が広がることはあります。え?!と思った方、ご安心ください。デンタルフロスで隙間が広がるのは、歯肉炎などの炎症が治まった場合や、隙間につまっていた汚れが取れた場合です。ですので、デンタルフロスをする前よりも良い状態になったということになります。

デンタルフロスの役割

デンタルフロスは、歯間清掃専用の弾力性のある細いナイロンのフィラメント(とても細い繊維)を数多くより合わせて作られています。このフィラメントが歯と歯の間に広がり、歯と歯の間にたまったプラーク(歯垢)を捕らえて取り除きます。デンタルフロスは、歯ブラシでは届かない歯間部の清掃に使用するためのものです。フロスによって歯と歯の間のプラークを効率よく取り除くことができ、歯磨き後に使用することで、むし歯や歯周病予防の効果が見込めます。

歯垢除去率

  • 歯ブラシだけのブラッシングでの歯垢除去率・・・65%
  • 歯ブラシ+デンタルフロスでの歯垢除去率・・・85%

ご存じの方も多いかと思いますが、歯ブラシだけのブラッシングだと歯垢除去率は65%と思ったよりも低い数値となります。

そこへ、歯ブラシのブラッシング後にフロスを使用すると、歯垢除去率は85%まで上げることができます。

それでもまだ100%には遠いですが、ご自身で毎日行うセルフケアですと、ケアできていると言っても問題ありません。

フロスの必要性

  • むし歯の予防効果が高まる

デンタルフロスを使用すればむし歯の予防効果は格段に高まります。上記であげたように、プラークの除去率が高まるのも理由の一つですが、デンタルフロスは、歯と歯の間の汚れを除去できるからです。

むし歯の大半は歯と歯の間から発生することが多いため、その部分をどれだけ綺麗にできるかがむし歯予防の重要なポイントになってくるのd背う。

歯ブラシが届かなくて磨けない箇所を、デンタルフロスを使用することで綺麗にし、むし歯予防につなげることができるのです。

  • お口の中の異常を発見できる

お口の中に異常があった場合、デンタルフロスを使用することで以下のような症状に気付けることがあります。

  • フロスが引っ掛かる・切れてしまう場合

詰め物やかぶせ物があっていない

むし歯がある

  • フロスが匂う・フロスに血が付着している

口臭

歯周病の可能性

このように、デンタルフロスの使用の違和感は、お口の中の病気や異常に気付けるきっかけになるのです。

使用の頻度

デンタルフロスの効果を得るためには、1日1回使用しなければなかなか効果を得られません。

お勧めなのは、丁寧に歯磨きができる時間が好ましいので、夜寝る前の歯磨きの時に使用するのがおすすめです。

歯ブラシによる歯磨きは1日2回~3回行いますが、毎回デンタルフロスを使用する必要はありません。

ただし、週に1回程度しかデンタルフロスを使用しなかった場合、デンタルフロスを一切使用しない、歯ブラシだけのブラッシングの人と予防効果を比べると、むし歯の予防効果はほとんど変わらず、デンタルフロスの効果を得ることができません

このため、デンタルフロスを使用する場合は1日1回の使用を目安にしてください。

デンタルフロスを使用していても定期検診を行いましょう

デンタルフロスを使用すれば虫歯の予防効果が高まるのは分かっていただけたでしょうか。ですが、だからと言って確実に予防できるとまでは言えません。

先ほどもお伝えしましたが、歯ブラシとデンタルフロスを併用しても、歯垢除去率は85%程度です。残りの15%はどんなに丁寧にセルフケアを行っても消えることはありません

せっかくセルフケアを万全にしたのにむし歯になってしまうのはとても悔しいことです。将来、ご自身の歯を1本でも多く残すためにも、いつまでも健康でいるためにも、定期的に歯科医院のプロによるプロフェッショナルケア、定期検診を受けましょう。

また、人それぞれ歯並び、お口の状態が違いますので、ブラッシングの仕方も人それぞれで違います。間違ったブラッシングを続けていると、お口の状態はかえって悪くなってしまいます。

やまむら総合歯科 矯正歯科の定期検診では、歯科衛生士が30名在籍しており、正しいブラッシング指導も行っているため、歯磨きの精度をさらに高めることができます。歯周病のチェックもしっかり行い、皆様のお口の中を総合的に、そして継続して管理していきます。また、患者様一人ひとりにオリジナルの資料を作製し、この資料をお見せしながら歯科衛生士、カウンセラーが現状の説明をしていきます。

もし治療が必要な場合は今後の治療方針をお伝えさせていただきます。

自分の歯を守るためにも、ぜひ一度足を運んでみてください!

歯科医師 院長 山村 昌弘

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歯ぐきから血が出る理由

歯みがきをしていて歯ぐきから血が出た経験をした方は多いのではないのでしょうか。歯磨きの際に歯茎から血が出ると、少し嫌な気持ちになってしまいますよね。

血が出たからと言ってもたくさんではないし、痛くもないし、ほおっておけばいいやと簡単に考えている方は要注意です。

どうして出血するの??

歯茎からの出血にはいくつかの原因がありますが、なぜ出血するかというと、体が歯周病菌に対抗する為に、白血球等を送る毛細血管を発達させた結果炎症を起こし、それが破れて出血に至ります。

実は、歯ぐきからの出血は、放置しておくと思わぬ事態を招いてしまうこともあるのです。ここでは、歯ぐきから血が出る理由を探ってみましょう。

歯ぐきから出血する原因

歯ぐきから出血する原因は数多く考えられます。

  • 過度の歯磨きや強すぎるブラッシング
  • 新しいハブラシでのブラッシング
  • フロスを習慣的に使用する
  • 強い食いしばりや歯ぎしり
  • 糖尿病などの全身疾患

これらのことでも歯ぐきから血が出ることがあります。また、服用している薬によっては、歯ぐきに出血を引き起こすものもあります。

歯ぐきから血が出る原因として一番多いのは歯周病

歯ぐきからの出血は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊が、歯の周辺や表面、歯と歯の間などに蓄積されることにより引き起こされます。プラークがきちんと取り除かれていないと、歯ぐきが炎症を起こして出血してしまうのです。

歯周病は「日本人が歯を失う原因の第1位」と言われる病気

歯周病は自覚症状がほとんどなく進行するため、定期検診などによる早期発見が重要とされています。もし「歯ぐきから血が出る」という症状にお気づきになったら、軽く考えず「歯周病のサインかもしれない」と捉えて、歯科医院での診療を受けていただきたいと思います。

歯周病には

  • 歯肉炎
    食べ残しや歯石が歯と歯茎の隙間に入りこみ、歯周病菌が繁殖する。軽い出血腫れがある。
  • 軽度歯周病
    ポケットが広くなり、歯茎の位置が下がる炎症が進行する。
  • 中度歯周病
    歯周病菌が歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしはじめる。歯茎から膿が出ることもある。
  • 重度歯周病
    歯の根も溶けて小さくなり、最終的には抜けてしまう

といった段階があります。

歯肉炎

歯肉炎は、その名の通り歯肉(歯ぐき)だけに炎症が生じている状態で、比較的軽度の歯周病です。症状は軽度でしっかりケアすれば症状はおさまってきます

  • 主な症状
    歯ぐきの腫れ
    ブラッシング後の出血
    歯ぐきが赤くなる
    口臭がする

厚生労働省の歯科疾患実態調査によれば、歯肉出血がみられる人は多数おり、ほとんどの人が経験したことのある症状です。

歯周炎

歯周炎は、炎症が歯茎(歯肉)だけに留まっている状態です。

  • 主な症状
    朝起きたときに、口のなかに粘り気を感じる
    歯と歯の間に、食べかすが詰まりやすい
    歯肉が赤く腫れている
    歯みがきをしたときに、出血する
    固いものが噛みにくい
    歯茎がかゆくなったり、ムズムズしたりすることがある
    歯茎を押すと、膿が出ることがある
    口が臭いといわれることがある

歯周病

歯周病は歯肉だけでなく、歯槽骨[しそうこつ](歯を支えている顎の骨)にまで炎症が進行し、歯槽骨が吸収されていることを言います。

  • 主な症状
    朝起きたときに、口のなかがネバネバする
    歯みがきのときに出血する
    硬いものが噛みにくい
    口臭が気になる
    歯肉がときどき腫れる
    歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた
    歯がグラグラする
    歯が浮いたような気がする
    歯並びが変わった気がする

歯周病になってしまうと・・・

歯周病になると、上記のような段階をたどり、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。

歯周病が原因で歯が抜けてしまうと、噛む力が弱くなり、食べられるものの種類が限られてしまいます。

また、歯の本数が減ると、食事をおいしいと感じにくくなり、栄養状態にも影響が出てしまいがちです。

歯を失うことは、生活の質やお口の健康に、大きな影響を与えるのです!

歯周病は気づかないうちに進行していきます。

ですので、歯周病になる前のケアがとても大切です!

歯ぐきから血を出さないために

歯ぐきから血が出ることは、日々のブラッシングが不十分であることを意味します。

出血があると余計にブラッシングしにくくなるかもしれませんが、細かいブラシの動きで優しく丁寧に汚れを取り除くようにしましょう

もちろん患者様ご自身のブラッシングだけでは取り除けない汚れも多々ありますので、定期的に歯科医によるプロフェッショナルケアを受けてください。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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むし歯になりやすい患者様の傾向

「あなたはむし歯にはなりやすいですか?」

当院にいらっしゃった患者様にこんな質問をしてみると、「私はしっかり歯を磨いているのに良くむし歯になってるかも…」という方もいれば、「それほど気にしていないけどむし歯にはなかなかならないな」なんて方もいます。

ではどうしてむし歯になってしまうのか、どんな人がむし歯になりやすいのかをお伝えしたいと思います。

むし歯になりやすい人の特徴

  • 歯磨きが不十分
  • 甘いものをよく食べる
  • 酸っぱい物をよく食べる
  • 食事の回数が多く、食事に時間をかけることが多い
  • 口の中が渇いている
  • 歯科医院で定期検診を受けていない

歯磨きが不十分の方

歯みがきは1日1回未満歯磨きにかける時間が少ない雑な歯磨きをしている、こういった磨き方をしている方は特にむし歯になりやすくなります。実は、歯ブラシで落とせる歯垢は約60%程度なのです!

1回の歯磨きで落とせる歯垢が60%となると、回数が少なかったり、雑な歯磨きをしていたりする方の場合はどんどんむし歯菌を作る「歯垢」が溜まってしまうのです。

甘いものを良く食べる方

むし歯菌のえさは糖分です。むし歯菌は、甘いものに含まれている糖分をエサにして「歯を溶かす酸」を発するため、甘いものをよく食べることはむし歯の発症リスクを上昇させます。

また、歯磨きせずに長時間そのままにしておくと、むし歯菌にえさを与え続けることになり、さらに悪循環になってしまいます。

酸っぱい物をよく食べる方

歯は主にカルシウムからできています。カルシウムは、すっぱいものに含まれている酸にはとても弱く、酸っぱいものに長時間さらされていると徐々に溶けていってしまうのです(酸蝕症)。こうした状態を放っておくと、冷たいものがしみる知覚過敏症になったり、むし歯が一気に進行したりしてしまうのです。

食事の回数が多い方

食事や間食の回数が多いと、口の中はむし歯ができやすい「酸性の状態」が続くため、むし歯の原因になります。歯は脱灰と再石灰化を繰り返しており、再石灰化には時間が必要です。食事と食事の間をあけることでその間に再石灰化が進んでしまうのです。

ですので、食事回数が多いと、再石灰化する時間がなくなってしまうため、むし歯ができやすくなってしまいます。

歯科医院で定期検診を受けていない方

歯医者さんで歯の定期検診を受けていない方は、歯磨きでは取り切れていない歯垢がそのままたまり続けて、やがて歯石になってしまいます。歯石になってしまったらもう歯磨きではとる事が出来なくなり、歯の表面がでこぼこになって磨きにくくなり、余計に歯垢が付きやすくなり、むし歯や歯周病などをひき起こしてしまいます

むし歯になりやすい人のお口の環境

むし歯になりやすい人は、お口の環境も影響しています。

  • 唾液が少ない(口の中が乾くことが多い)
  • 歯並びが悪い、噛み合わせが良くない
  • むし歯の治療歴が多くある
  • 歯周病をもっている

唾液が少ない方

お口の中が乾いているということは、唾液の分泌量が少ないということになります。唾液の分泌量が少ない方はむし歯になりやすい傾向があります。どうしてかというと、唾液には、お口の中の汚れを洗い流し、細菌の活動を抑制する作用があります。また、歯の修復を促す役割もあるため、むし歯を予防するうえでは十分な唾液の分泌も大切です。

歯並びが悪い、噛み合わせが良くない方

デコボコした歯並びでは、歯ブラシの毛先が届きにくいため汚れが残ってしまいがちです。歯並びが悪いことでブラッシング不足を招き、その結果むし歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。

むし歯の治療歴が多くある方

むし歯になった歯は、むし歯を削ってそこに詰め物やかぶせ物をして、治療をすることがほとんどです。治療した歯は、歯と詰め物、被せ物の堺目に汚れが溜まりやすいため、長い年月が経てば経つほど、その境目には段差や溝ができやすくなります。そして、そこから再びむし歯になりやすくなっていきます。このように、治療をした歯というのは、手を付けていない健康な歯に比べ再びむし歯になりやすいのです。

歯周病を患っている方

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐきや、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。歯周病によって歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができてしまうため、みがき残しをしやすくなりますので、むし歯になりやすいと言えます。

むし歯にならないために

むし歯になってしまうと、自力で治すことができません。もちろん痛い思いもしますし、治療もしなくてはなりません。また、放置しすぎると歯を抜かなければならなくなったりすることもあります。

たかがむし歯と侮らず、
きちんと予防を行うようにしましょう。

最初にお伝えしたように、毎日の歯磨きだけでは歯垢を落としきることができません。ブラッシングに加え、デンタルフロス、歯間ブラシ、マウスウォッシュを併用し、自分自身で歯を守るよう心掛けてください。

また、むし歯は痛くなる前、つまりむし歯の初期の状態で見つかれば治療も最小限で済ますことができます。そのために、歯科医院の定期検診で、プロによる歯のクリーニングを行ってもらい、クリーニング・歯石取りといったメンテナンスを受けると、むし歯の発症リスクをさらに抑えることができます。

いつまでもご自身の歯で快適に過ごすために
定期的なメンテナンスを受けるようにしましょう。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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インプラント治療のメリット・デメリット

インプラントの歴史は??

インプラントという技術は意外にも古く、紀元前にまでさかのぼります。はじめはインプラントを埋入しても長持ちはせず、それほど普及されませんでしたが、1952年に、研究を行っていた教授が、チタンが骨と融合するということを発見し、1962年頃から本格的に一般の人に適応され始めました。それから、インプラント治療の技術は著しく進化し、今もなお発展し続けております。

また、治療においては、欧米先進国で50~60万人で実証されてきている信頼の歯科治療といえます。そして、日本でのインプラントの成功率は、平均して97%程度といわれています。

インプラントって怖くないの??

顎の骨が比較的軟らかく、骨がやせやすい上顎へのインプラントで96.2%下顎では98.3%の成功率となっています。この成功率は極めて高い数字となります。それだけインプラント治療が、確立された完成度の高い治療ということですので、まずはご安心ください。

どうしてインプラントが良いの??

インプラントが良いと言われているのはどうしてなのでしょうか。それは、インプラントの最大のメリットとも言える、天然の歯とほぼ同等の噛む力を取り戻せるからです。保険を利用して治療するブリッジや入れ歯は比較的安価ですが、見た目や噛み具合で不利になってしまう他、健康な周囲の歯に深刻なダメージを与えてしまうデメリットもあります。

「人間の第2の永久歯」ってどういうこと?

インプラントでは人工歯を装着します。ご自身の歯に近い歯を取り戻す事ができるので、「人間の第2の永久歯」と呼ばれるようになりました。人口の歯根を顎の骨と結合させますので、天然の歯とほぼ同等の噛む力を取り戻す事が出来るのです。

インプラントのメリットは?

インプラントのメリットはこんなにたくさんあります。

  • しっかりと強く咬める
  • 自信を持って笑うことができる
  • 左右でバランスよく咬める
  • 取り外す面倒がない
  • 食物をおいしく味わえる
  • 歯ごたえある食物の食感が楽しめる
  • 隣の歯を削る必要がない
  • 自分の歯にかかる負担が減って長持ちする
  • 発音が安定して会話を楽しめる
  • インプラントはむし歯にならない
  • 見映えよく仕上げることが可能
  • インプラントの寿命は数十年
  • インプラントの人工歯がすり減ったとしても作り変えることができる

上げてみるときりがないくらいメリットがたくさんありますが、メリットだけでなく、やはりデリメットもありますのでご紹介しておきましょう。

インプラントのデリメット

インプラント治療におけるデリメットの代表的なものは以下になります。

  • 比較的長い
  • 治療費が比較的高額
  • 手術が必要になる
  • 全身疾患がある方は注意が必要
  • 定期的なメインテナンスが必須
  • 外科処置に伴う痛み・腫れ・出血・合併症の可能性がある
  • お手入れ次第で感染(インプラント周囲炎)することがある
  • 他の歯が抜けて義歯を入れる場合、インプラントにフックをかけるとダメージが加わることがあるため、義歯のデザインが制限されることがある

インプラント治療における痛みや腫れって?

個人差はありますが、手術中は局所麻酔が効いているため痛みは感じません。麻酔が切れたあとや、術後2~3日程度は傷口がチクチクと痛む可能性がありますが、薬で痛みをコントロールできることがほとんどです。

腫れに関しても、個人差があるため一概には言えませんが、一般的には骨を作る手術やインプラントを複数埋め込む手術の際に腫れが生じる方も少なからずおります。そのため、術後は担当医の指示に従って薬を服用し、安静に過ごしましょう。

どうして治療期間が長くなるの??

治療期間が長くなる理由として、インプラントの手術は、インプラントと骨がしっかりくっついていなければなりません。インプラントと骨は約3~6ヵ月くらい、ゆっくり時間をかけて結合していくため、一定の「定着期間」が必要となり、結果的に治療期間が長くなってしまうのです。

また、インプラントの部品を取り付けるための手術や、被せ物の製作期間を含めると治療終了まであと数ヵ月かかることもあります。更に、骨造成手術や歯茎の移植手術などの手術を行う場合は、その分余計時間を要します。

インプラント周囲炎とは??

インプラント周囲炎とは、インプラントを支える組織が歯周病のような症状を起こす事をいいます。インプラントは人工物のため虫歯になることはありませんが、歯周病と同じような症状になることがあるのです。

その理由として、天然歯には細菌の侵入を防ぎ、歯の根と骨をつなぐ「歯根膜」という組織があることで、歯周病の進行を防いでくれていますが、インプラントには歯根膜のような組織が無いため、血流も少なく、インプラント周囲は免疫細胞による防御機構が働きにくいため、歯周病があっという間に進行してしまうのです。インプラント周囲炎が進行してしまうと、周囲の骨が溶け出して、最悪の場合はインプラントが抜け落ちてしまいます。

定期的なメインテナンスを

インプラント周囲炎を防ぐためにも、インプラントを長持ちさせるためにも、普段のセルフケアはもちろんのこと、歯科医院でのプロによる定期的なメインテナンスが必須です。

インプラント周囲炎は治療が難しいので、インプラント周囲炎になる前に定期的にチェックを行い「予防」を心がけましょう。

やっぱりインプラントがいい理由

インプラントは骨にしっかり固定することができ、残っている歯に一切負担をかけることがないということが一番のメリットになってきます。

インプラント治療は、お口や身体の健康を保つだけでなく、精神面やライフスタイルにも大きな影響をもたらします。

自身の歯を大切にしたいなら

ぜひインプラント治療をお勧めいたします。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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2023年1月9日(金・祝)親子教室開催

来年1月9日(金・祝)に幼児のお子さんを持つパパママを対象とした『親子教室』を開催します🏫

【内容の一部をご紹介!】

■キャンディー?チョコ? むし歯になりにくいおやつの選び方🍬🍫

■うちの子、歯並び大丈夫? ここでわかる!将来の歯並びの目安🦷

■むし歯が見つかった!でも… 治療ができる年齢とその割合🤔

✨ご参加特典✨

①保育士常駐🤱お子さまと一緒に安心してご参加いただけます!

②フッ素塗布🦷 希望者には歯科医師によるフッ素塗布も実施!

③特別プレゼント🎁 ご参加いただいた方にはプレゼントをご用意!

【親子教室の開催概要】

開催日:2023年1月9日(月・祝)

時間:13時30分~14時30分

場所:やまむら歯科 託児室

対象:3歳~5歳までのお子さんを持つ親御さん

定員:先着5組 ご予約はお電話、ご来院時、下記フォームより承っております! 
〈参加申込フォーム〉 
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfCygPr5Fsz_RqlFcsvIsiTUsuywcEd-8fqpURucxHsjuqAGA/viewform


歯科医師 院長 山村 昌弘

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歯並びが悪いことのデメリット

歯並びや噛み合わせが悪くても、極端に見た目に影響するようでなければ、矯正歯科治療を検討する方は多くはないと思います。しかし、噛み合わせが悪いデメリットはたくさんあり、放置しておくといろいろな支障が出てきてしまいます。

これから歯並びが悪いことで起こる体への影響をお伝えいたしますので、歯並びが悪く、原因不明の不調に悩まれていたり、お子様の歯並びが気になったりしている方は、ぜひじっくりと目を通してみてください。

きっと歯並びに対する考え方が変わります♪

★虫歯や歯周病

歯並びが悪いと虫歯や歯周病などにつながることがあります。これは皆さんご想像がつくかと思いますが、理由としては、歯並びが悪いと歯磨きがしにくくなり、十分に歯垢を除去することが難しいからです。

歯垢は虫歯や歯周病を引き起こす原因の一つ。歯並びによって歯ブラシが届きにくい個所へは、歯ブラシ以外のアイテムを使ってしっかり歯垢を取り除くことが大切です。

また、歯並びの状態によっては口呼吸になってしまうこともあります。口呼吸では、口腔内が乾燥すると唾液の分泌量が減り、口の中の衛生状態が悪くなりますので、虫歯や歯周病になってしまう場合があります。

★しっかり噛めない

歯並びや噛み合わせの影響によって普段からよく噛まずに食事をしていると、消化不良の原因になります。さらに、しっかり噛む習慣がつかないため、口元の筋肉や顎の骨の成長が進まず、噛む力を鍛えられなくなってしまいます。

また、口呼吸になりやすく、口の中が乾燥しやすくなるので、それによって引き起こされる不調も出てきてしまいます。

★口臭の原因に!

歯並びによって口がきちんと閉じられないと、口呼吸の癖がついてしまい、お口の中が常に乾燥した状態になります。また、しっかりと噛む習慣がない場合、唾液の分泌量が少ないため、更にお口の中の乾燥が進んでしまい、お口の中に雑菌が繁殖しやすくなって、口臭がひどくなってくるのです。

★頭痛・肩こり・めまい

歯並びが悪いとかみ合わせに問題がある場合がほとんどです。かみ合わせが悪いと、顎周辺の筋肉を必要以上に使ってしまいますので、肩などの他の部位の筋肉にも影響を与えてしまい、その結果、頭痛や肩こりを引き起こしてしまいます。

例えば、歯並びによっては奥歯に負荷がかかりやすく、無意識に奥歯を食いしばってしまうことがあります。食いしばりは顎周りの筋肉に力が入り続けるので、筋肉に負担がかかり、頭痛や肩こりにつながってくるのです。

片頭痛持ちや慢性の肩こりの症状をお持ちの方はもしかしたら当てはまる方も多いかもしれません。

★歯並びが悪いことによるストレス

ご自身の歯並びが悪いことを気にしている方の中には、笑った時、話をしている時などに、「相手に歯並びを見られているのではないか?」と不安に思う方も多いと聞きます。歯並びにコンプレックスがあると、思い切り笑えなかったり、人と会うのに抵抗を感じたりといったことも考えられます。そして、そういった状態が続くことでストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。

★きれいな発音ができない

歯並びや噛み合わせがわるいと滑舌が悪くなる恐れがあります。お口から息が漏れてしまうため、サ行が発音しにくいほか、タ行やラ行が相手に聞き取りにくい場合もあったりするので、人と話すことにコンプレックスを感じている患者さんも少なくありません。

★顔のバランスが悪くなる

歯並びや噛み合わせは上顎や下顎の突出のほか、顔のバランスが左右非対称の状態になるなど、顔のゆがみの原因になります。これらの問題は機能的なトラブルだけでなく、見た目に対するコンプレックスにもつながることから、お子様のうちに対処しておくと安心です。

ざっと挙げただけでもこれだけありますが、他にも、顎関節症になりやすかったり、食べ物をしっかりと噛めないために胃に負担がかかったり、更には自律神経失調症との関係性もあると言われています。

このように噛み合わせが悪いことによるデメリットはほんとに数えきれないくらいたくさんあるのです。

これだけのデリメットを読んでくださった方、ご自分のお子様の歯並びを改めて確認してみてください。

安易に「噛み合わせくらい…」と考えていると、「あれ?なんかうちの子ども、顔がゆがんできたかな?」「なんかしゃべりにくそうだけどもしかして歯並びが悪いことが原因?」なんて後悔する羽目になります。たかが噛み合わせと簡単に考えずに、できれば矯正歯科の専門医に相談して、早めの治療を受けることをおすすめいたします。

矯正治療は、大人になってからでも受けられますが、子どもの頃に受けた方がより効率良く歯並びを改善できます。どうしてかというと、子どもの歯や顎の骨は発育途上にあり、その力を利用することで無理なく歯を移動できるからです。そのため、お子さんの歯並びで気になる部分がある場合は、早い段階で一度、歯科医院で診てもらう必要があります。

やまむら歯科では大人の矯正治療はもちろん、お子様も受けられる小児矯正も行っておりますので、遠慮なくご相談ください。

歯科医師 院長 山村 昌弘

ご相談・ご予約は下記まで↓

小児矯正の大切さ

今日は小児矯正の大切さについてお話をさせていただきます。

どうして小児のうちに矯正が必要なのか・・・。そう思う方も多いかと思います。大人になってから矯正を望まれる方は、歯並びやかみ合わせ、顔立ちについて気になるようになり矯正治療に踏み切ります。

実は矯正治療は、歯やあごの骨格だけでなく、顔立ちにも影響してくるのです。

このように、大人になってから矯正をするとなると、いろいろな部分がすでに出来上がっていますので、矯正するのも抵抗が出てしまったり、矯正するまでの間に虫歯になりやすかったり歯周病になりやすかったりとデリメットがたくさんあるのです。

例えば、前歯が出ている場合、前歯の出っ張りを直すことで上口唇の出っ張りを改善することができます。下唇も同様に、下の前歯が前に出っ張っている場合、歯の位置を後ろに下げることで、下口唇の突出は改善されます。

しかし!

お顔のバランスは、上下の口唇の突出が改善されてもバランスは良くはなりません!

お顔のバランスに重要な要素

①上下口唇の厚み

②リラックスリップでの前歯の露出量

③笑顔での歯肉の露出量

④鼻の形態

⑤下顔面高(鼻の下からオトガイまでの長さ)

⑥オトガイの前後的な位置

⑦頤周囲の筋肉の緊張による皺

⑧輪郭(頬の筋肉の肥大や骨格の形態)

…etc..

これらがお顔のバランスに係ってきますので、子どものうちに可能な限り対応してあげる必要があるのです。

しかも、お顔立ちが改善されると、口唇が閉じやすくなりリラックスリップでのバランスも良くなります♪

子どものうちに矯正をするって言っても、まだ生えてきていないから意味がないんじゃないの?とか、できないじゃないの?と思う方も多いでしょう。

子どもの歯科矯正は、永久歯が生えそろう前から始められます!

むしろ、生え替わりの時期にしかできない治療もあるのです!

例えば、歯を抜かずに矯正できる可能性があるのは、子どものうちから始めた場合のみになるのです。

大人になって大切な歯を守るために、歯並びが気になるお子様を持つ親御さんは、子どものうちから矯正を始めるようお勧めいたします♪

歯科矯正が必要な子どもの歯並びは??

★反対咬合(はんたいこうごう)・・・下の歯が前に出てくる受け口

★開咬(かいこう)・・・前歯の上と下がしっかりと噛み合わない

★上顎前突(じょうがくぜんとつ)・・・出っ歯

★乱ぐい歯・・・でこぼこな歯並び

お子様の歯の状態がこれらに当てはまっている場合は、できるだけ早く歯科医院へ相談し、適した矯正を行うことをお勧めいたします。

小児矯正のメリットはこんなにたくさん!

★あごやお顔の成長のバランスを整えることができる

★お口が正常に機能するように治すことができる

★歯磨きがしやすくなり、将来に渡り虫歯や歯周病を予防しやすい

★発音発声の問題の解消に役立つ

★コンプレックスが解消される

★偏った顎のゆがみを軽減できる可能性がある

★後に永久歯列矯正をする場合、期間が短くなる

★後に永久歯列矯正をする場合、抜歯しなくて良い可能性が高い

ただし、やはり小児矯正もメリットだけでなく、デリメットもありますので紹介しておきます。

★矯正中に虫歯になりやすい

★トータルの治療期間は長くなる

★子どもが矯正に協力的になるとは限らない

また、子どものうちに矯正をしたのに、メンテナンスを怠ると治療した歯が元の位置に戻ってしまう後戻りが起こってしまうケースがあります。

歯科矯正は、歯並びがきれいになった後も、マウスピースを付けて後戻りをしないようにする期間を設けており、それを自己判断で途中でやめてしまったりすると、せっかくきれいになった歯並びが元に戻ってしまうのです。

このように、矯正は、歯科医院だけの努力ではなく、患者様の自己管理が大きくかかわってきます。更に子どもとなると、親御さんの協力が必要不可欠となります。

自分の子どもが大人になって恥ずかしくない様、痛い思いをしない様、親御さんも頑張って協力をし、歯科医院とも協力しながら、マウスピースを装着したり、定期的な検診を受けたりして素敵な歯並びを手に入れていただきたいと思います。

では、小児矯正をするために大切な歯科医院選びをお教えいたします♪

歯科医院を見るべきポイントは以下3つ

★治療をしなくても大まかな説明をしてくれる

★治療前に資料を整え、それに合わせて診断、治療等の説明をしてくれる

★小児科医、矯正歯科の専門医、認定医である

やまむら歯科は、治療前に必要な資料を準備してくれて、

それに合わせて検査、診断、治療方針を丁寧に説明してくれる歯科医院になります。

自分の事でさえ、どのような方針で治療を進めていくのかわからないと不安が残ります。それが自分のお子様となるとなおさらですよね。疑問点があれば治療に進む前に相談、質問をしていくと良いでしょう。

まずはカウンセリングで気になっていることを伺い、治療方針、費用などのご説明をさせていただきます。

その後、精密検査を行い、一人一人に合った資料を作り、治療プランを立ててご説明を致します。その後治療にかかりますが、患者様、親御様が納得いただいてから治療へ進みますのでゆっくりじっくり検討する時間も持てますので安心していらしてください。

また、矯正治療中にもしむし歯が出来てしまっても、やまむら歯科には小児歯科のご用意がありますので、より安心して治療していただけるかと思います。

お子様の歯について少しでもお悩みがありましたら、遠慮なくご相談ください。

歯科医師 院長 山村 昌弘

ご相談・ご予約は下記まで↓

「人生100年時代」における歯の大切さ

100年噛める口腔内をサポートします!

こんにちは、愛知県刈谷市のやまむら歯科です!

今回は、「人生100年時代」における歯の大切さについてお話させていただきます。

医療の発展により、私たち人間の平均寿命は伸び「人生100年時代」なんていわれるようになりました。そんな長い人生、できるだけ健康寿命を長くして、生活の質(QOL)をあげて暮らしたいものですよね。実はその大事な健康寿命を長くする要素のひとつとして、歯の健康はとっても大切なんです!これはさまざまな研究でも明らかになっています。

そもそも日本人の歯の寿命は短い!?

健康的な食生活を保つためには、80歳で自分の歯を20本以上保つことが推奨されていますが、なんと現状では80歳の平均歯数は約14本といわれています。20本以上の歯を保っている人の割合は半数以下。平均寿命が延びているのに、これでは健康的な生活をおくれません。歯の寿命を延ばすことが課題となっているのがわかります。

歯の数と認知症は関係性がある!

さらにある研究では、歯の本数と認知症は関係性があるというのが確認されています。自分の歯を失うことで、脳への刺激が減少してしまい、自分の残っている歯が少ないほど、認知症のリスクが大きくなるという危険性も潜んでいますよ。

歯周病は身体全体に悪影響

歯を失う最大の原因は歯周病と言われるほど、日本では「歯周病」で歯を失う人が増えています。これはとくに高齢者に顕著にあらわれます。歯周病は歯茎が炎症をおこし、歯を支えている顎の骨などが少しずつ壊れていく怖い病気です。正しい治療をしないまま長い間放置してしまうと、抜歯しなければならない事態になることもあります。

さらに歯周病は、歯に悪いというだけでなく、身体全体に悪影響を及ぼします。最悪の場合、糖尿病・高血圧のほか、脳梗塞・認知症などの病気を引き起こしやすくなるなんてことも。さらには、歯の噛み合わせやバランスが崩れると、顎の関節や姿勢、背骨の歪み、顔にしわができるなど、さまざまな影響が出るリスクも伴います。

歯を健康に保つためにできること

歯の寿命を伸ばし健康に保つために、日常生活では下記のことを意識して暮らしてみましょう!

1.ハミガキ&歯間ブラシ

自分で簡単にできる対処法は、やはり毎日のハミガキ!しかし、ハミガキだけでは歯の凹凸箇所や隙間まで汚れを取ることはできません。一緒に歯間ブラシを使用するのがおすすめですよ。

2.歯科医院での定期的な検診や検査

定期的に歯科医院で検査や検診をすることで、歯のトラブルの早期発見や早期治療につながります。早い時期に小さい虫歯が見つかれば、治療回数も費用も最小限に抑えられますよ。さらに、歯石除去を定期的に行うことで、虫歯予防にもなります。「まだ大丈夫」と放置するのではなく、少しでも気になるところがある方は、早めに歯医者さんに行きましょう。

定期検診の詳細はこちら:http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/checkup/

3.生活習慣を見直す

歯周病は、口腔内の環境のほかにも生活習慣との関係も深いと言われています。

食習慣や喫煙、睡眠、ストレスなど、生活習慣を改善することで、歯周病の予防にも繋がります。

栄養バランスのとれた食事:偏りなくいろいろな食べ物をよく噛んで食べましょう。

適度な運動:まずは今より「+10分身体を動かすことを意識してみましょう。

十分な質の良い睡眠:規則正しい生活をして質の良い睡眠を心がけましょう。

ストレスを溜め込まない:自分なりのストレス解消方法を見つけましょう。

禁煙:口腔内の環境にも関わるので歯を健康保つためには禁煙することが大事です。

歯に関して不安がある方はお気軽にご連絡ください。

愛知県刈谷市のやまむら歯科ではインプラント・入れ歯・矯正など幅広い診療内容のご相談を受けております。

ご相談はこちらから!

見た目や印象だけじゃない!歯並びの大切さ

こんにちは、愛知県刈谷市のやまむら歯科です。

今回は歯並びの大切さについてお話させていただきます。

歯並びは、印象や見た目だけに影響すると思っている人も多いのではないでしょうか?

実は歯並びが悪いと、印象・見た目以外にもさまざなリスクを伴うんです!

今回は歯並びが悪いことに潜んでいるリスクについてご紹介しますよ。

■歯並びが悪いことで起こるリスク■

1.食べ物が上手に噛めなくなる

歯が担う一番重要な役割は、食べ物を噛むこと。人は食べた物をしっかりと噛み砕き、胃に送り込んで栄養を吸収しています。こうした働きも、歯並びが悪いことによって食べ物が上手に噛めなくなり、細かく噛み砕かれないまま食べ物が胃に運ばれてしまいます。そうすると、胃腸に負担がかかり、栄養も十分に摂取できなくなってしまいます。上手に噛めないと食べ物の食感もしっかりと味わうことができず、食事も楽しめなくなる…なんてことにも繋がりますよ。

しっかりと噛める治療はこちら →    http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/adult/

2.虫歯・口臭の原因になる

歯並びが悪いことによってできる歯の凹凸や隙間は、ハミガキをしてもなかなか磨ききれない部分です。ハミガキしにくい場所が多くなることで、特定の部分に歯石が溜まりやすくなってしまい、結果として虫歯や歯周病になるリスクが高まります。さらに、プラークや歯石が溜まると、口臭や歯の変色の原因にもなります。

虫歯治療はこちら → http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/cavity/ 

口臭治療はこちら → http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/halitosis/ 

3.顎関節症になる

綺麗に並んだ状態でバランスよく噛む力が分散されるようになっている歯。しかし、重なり合った歯や四方八方に傾いた歯があると、特定の歯に負担がかかってしまいます。この状態が長く続くと顎にも無理な力がかかり、負担が蓄積されます。その結果、顎関節症を引き起こすなんてことにもなりかねません。

顎関節症治療はこちら → http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/jaw/ 

4. 発音や身体に影響が出る

​​​​歯並びが悪く、噛み合わせが悪いと特定の発音が不明瞭になってしまったり、顎の筋肉や骨の成長に偏りが出てしまいます。こうした状態になると、結果的には顔立ちが歪んでしまうなんてことも…。さらには頭痛や肩こり、腰痛といった、身体的不調の原因になることもありますよ。

■歯並びをよくするために日頃意識できること■

歯並びを自力で治すことは難しいですが、姿勢の悪さや舌癖、口呼吸が歯並びを悪くする要因となることがあるので、日々意識して過ごしてみましょう!

  1. 姿勢

頬杖をつく習慣がある方は要注意!長期間顎の骨に負荷をかけることになりかねません。上下の顎は歯の受け皿の役割を果たしているため、顎がズレるということで歯並びにも影響を与えることになります。猫背も歯並びを悪くする要因となるので、注意が必要です。背中を丸めた姿勢は酸素を取り入れようとして口呼吸になる可能性があります。

  1. 口呼吸

舌先の定位置は、上顎の前方に軽く当たる位置。しかし、口呼吸になると舌が邪魔になり、舌が本来よりも低い位置に向くことが多くなってしまいます。口呼吸によって舌の位置が変わることで、歯を前に押す習慣がついてしまうことがあるので要注意。舌が上顎を軽く押すことでアーチ形成を作るのに役立っており、歯並びを良くするための土台作りをしています。このきれいなアーチ形成ができないと、歯並びが悪くなる要因になってしまうことも。鼻呼吸できるように意識してみましょう!

  1. 舌癖

舌で前歯を押す癖がある人は、治すように意識しましょう。力を加え続けることで前歯が前突してしまう可能性があります。「ちょっとの時間舌が歯に当たっているだけでは?」と気にしない人が多いかもしれませんが、習慣化することで少しずつ歯が動いてしまうので、注意しましょう。

やまむら歯科でできること■

習慣を意識することはできても、自力で歯並びを治すことはできません。成長に合わせて歯科矯正矯正をすることがおすすめです。

「ワイヤー矯正」「マウスピース矯正」「インプラント矯正」など、自分に合ったものを選びましょう。

①ワイヤー矯正:歯にブラケットを装着しワイヤーの力で歯を動かす方法

②マウスピース矯正:マウスピースを装着して歯を動かす方法

③インプラント矯正:埋め込んだインプラントを支点にしてワイヤーで歯を動かす方法

ご相談したい方はお気軽にご連絡ください。

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