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やまむら総合歯科・矯正歯科

歯が抜けたときの治療方法

むし歯や歯周病などが原因で、歯が抜けてしまいお困りの方も多いのではないでしょうか?また、運動をして転んだりして歯を失ってしまう可能性も充分にあります。そんな時、どのような治療方法があるのか、そしてそれらの治療方法、メリット・デリメットについてもご紹介させていただきます。

やまむら歯科では、出来るだけ多くの方がご自身の歯を残してしっかり噛めるよう、お一人お一人に合った治療をご提案していきます。今は心配がなかったとしても、予備知識として治療方法を知っておくことはとても大切です。万が一の場合のためにぜひ知識として頭に入れておいてください。

歯を失った時の3つの治療方法

歯を失ってしまった場合の治療方法には、下記3つの治療方法がおすすめです。

  • インプラント
  • ブリッジ
  • 入れ歯
  • インプラント

歯の欠損部の歯槽骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、埋入されたインプラントにアバットメントと呼ばれる連結部を装着し、人工歯を固定する治療です。

  • ブリッジ

失った歯の両脇の歯を支台にするために削り、その上に連なった人工歯を橋(ブリッジ)のように被せ装着、固定します。

  • 入れ歯

失った歯の本数に合わせて入れ歯(義歯)を作ります。歯が残っている部分入れ歯の場合はバネをつけて隣の歯に引っかけて装着します。

3つの治療方法のメリット・デリメット

それぞれの治療法においてメリット・デリメットがあります。それらをしっかり理解して治療に進むようにしましょう。

★インプラント

メリット天然歯のため自分の歯のように噛める
見た目が自然できれい
削らない
で済む
食べ物の味や感触がよくわかる
違和感がない
金属アレルギーの心配がほとんどない
デリメット外科手術が必要
治療費が比較的高額
全身疾患がある場合には治療ができない場合がある

★ブリッジ

メリット治療期間が短い
がっちり固定
費用をかければ見た目の仕上がりが良い。
保険診療を選べば治療費が比較的安価
デリメット両脇の健康な歯を削る必要がある
発音に問題がでる場合がある
両脇の土台となる歯に大きな負担がかかるので、将来的に
その歯を失ってしまうというリスクがある
かぶせた歯と歯肉の間に隙間ができやすい

★入れ歯

メリット治療が比較的簡単
治療期間が短い適用範囲が広い
費用を書ければ機能的でより自然な見た目の入れ歯を選ぶこともできる
デリメット違和感を感じることがある
固い食べ物に苦労する場合がある
見た目が良くない場合がある
発音に問題がでる場合がある
なじむまで期間がかかる
だんだん合わなくなることがある

3つの治療方法の治療後の寿命

治療が終わっても、その後のお手入れや周囲の歯によってそれぞれの寿命が変わってきます。ここでは、それぞれの治療後の寿命(耐用年数)を見てみましょう。

 インプラントブリッジ入れ歯
耐用年数数10年7~8年程度4~7年程度
注意事項人工歯の部分は使用によって刷り減る土台の歯が悪くなれば、さらに大きいブリッジに作り替える必要がある合わなくなったりすると作り替える必要がある

このように、インプラントは一度治療をしてしまえば数十年もたせることができますが、ブリッジや入れ歯の場合は、仮にそのもの自体はダメになることはなくても、周りの歯や歯茎によっては再度作り変える必要が出てきてしまいます。

3つの治療をした後、それらがダメになると??

  • インプラント

インプラントは周りの歯を削っていません。そのため、インプラントの周りの歯が虫歯になりやすくなるということもありません。万が一インプラントがダメになったとしても、その部分のみ再度インプラントをするだけで、他の歯に影響はありません。再度インプラントにしなかったとしても、ブリッジにするという手段も選択できます。

  • ブリッジ

ブリッジはなくなった歯の両隣を削って支えています。もともと丈夫な歯を削り、そしてブリッジの土台にすることによって、その土台の歯が虫歯になりやすいというリスクも抱えています。そして、その支えとなる土台の歯がむし歯などによりダメになると、更に大きなブリッジに作り変える必要が出てきます。もしくは、欠損部分が多ければ入れ歯になる可能性も出てきますし、場合によっては入れ歯も対応ができないこともあります。

  • 入れ歯

入れ歯は、歯がない土手の部分の骨が痩せてきますし、年齢とともに歯ぐきも痩せてきますので、入れ歯自体が壊れていなかったとしても、合わなくなって作り変える必要が出てきます。

また、当然ですが、ひっかけている歯がぐらぐらしてきたり抜けてしまったりということも考えられますし、そういった場合も作り変える必要が出てきます。

自分の歯を1本でも多く残そう!

ここまでいろいろと比較してわかったいただけたと思いますが、インプラント治療は、ダメになった歯以外の歯を削ったりする必要もないので、自分の歯をより多く残すことができます。

そして何より、数十年持たせることができますし、自分の歯のように食べ物を噛んだり味わったりすることができます。

自分の歯が多く残っていれば、食事を楽しむこともできますし、歯を食いしばって力を入れることもできます。そして、しっかり咬めるということは健康面にも影響してきます。私たち人間は噛むことによって脳に刺激を与えることができ、それによって脳が活性化されるのです。

インプラント治療なら、自分の歯と同じ働きを望めます。

インプラント治療に不安な方、手術が怖いと思っている方、やまむら歯科は、経験豊富なドクターが、最新の設備や機器を使用して、一人平均年間500本以上のインプラント手術を行なっていますので、安心してご来院ください

歯科医師 院長 山村 昌弘

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フロスを使わないとどうなる??

「デンタルフロスや歯間ブラシって使った方が良いの?」「歯ブラシだけだといけないの?」

「デンタルフロスって隙間が空きそうな気がする」これを読んでいる方の中には、このような疑問を抱えている方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、フロスを使用するのとしないので何がどう違うのかをご紹介していきます。

デンタルフロスって何??

そもそもデンタルフロスがどういった役割を持っているのかを知らないとお話にならないと思いますので、デンタルフロスの役割をお伝えいたします。

歯と歯の間の歯間部は歯ブラシの毛先が届きにくいため、歯垢(プラーク)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。歯ブラシで磨けなかった個所を放置しておくと溜まった歯垢が歯石となり、やがてむし歯や歯周病を引き起こします。歯ブラシでは届かない、歯と歯の隙間を掃除できるアイテムがデンタルフロスです。

歯と歯の間にすき間は生まれない??

デンタルフロスは柔らかい繊維でできているので、歯を動かすほどの力はありません。ですが、デンタルフロスで隙間が広がることはあります。え?!と思った方、ご安心ください。デンタルフロスで隙間が広がるのは、歯肉炎などの炎症が治まった場合や、隙間につまっていた汚れが取れた場合です。ですので、デンタルフロスをする前よりも良い状態になったということになります。

デンタルフロスの役割

デンタルフロスは、歯間清掃専用の弾力性のある細いナイロンのフィラメント(とても細い繊維)を数多くより合わせて作られています。このフィラメントが歯と歯の間に広がり、歯と歯の間にたまったプラーク(歯垢)を捕らえて取り除きます。デンタルフロスは、歯ブラシでは届かない歯間部の清掃に使用するためのものです。フロスによって歯と歯の間のプラークを効率よく取り除くことができ、歯磨き後に使用することで、むし歯や歯周病予防の効果が見込めます。

歯垢除去率

  • 歯ブラシだけのブラッシングでの歯垢除去率・・・65%
  • 歯ブラシ+デンタルフロスでの歯垢除去率・・・85%

ご存じの方も多いかと思いますが、歯ブラシだけのブラッシングだと歯垢除去率は65%と思ったよりも低い数値となります。

そこへ、歯ブラシのブラッシング後にフロスを使用すると、歯垢除去率は85%まで上げることができます。

それでもまだ100%には遠いですが、ご自身で毎日行うセルフケアですと、ケアできていると言っても問題ありません。

フロスの必要性

  • むし歯の予防効果が高まる

デンタルフロスを使用すればむし歯の予防効果は格段に高まります。上記であげたように、プラークの除去率が高まるのも理由の一つですが、デンタルフロスは、歯と歯の間の汚れを除去できるからです。

むし歯の大半は歯と歯の間から発生することが多いため、その部分をどれだけ綺麗にできるかがむし歯予防の重要なポイントになってくるのd背う。

歯ブラシが届かなくて磨けない箇所を、デンタルフロスを使用することで綺麗にし、むし歯予防につなげることができるのです。

  • お口の中の異常を発見できる

お口の中に異常があった場合、デンタルフロスを使用することで以下のような症状に気付けることがあります。

  • フロスが引っ掛かる・切れてしまう場合

詰め物やかぶせ物があっていない

むし歯がある

  • フロスが匂う・フロスに血が付着している

口臭

歯周病の可能性

このように、デンタルフロスの使用の違和感は、お口の中の病気や異常に気付けるきっかけになるのです。

使用の頻度

デンタルフロスの効果を得るためには、1日1回使用しなければなかなか効果を得られません。

お勧めなのは、丁寧に歯磨きができる時間が好ましいので、夜寝る前の歯磨きの時に使用するのがおすすめです。

歯ブラシによる歯磨きは1日2回~3回行いますが、毎回デンタルフロスを使用する必要はありません。

ただし、週に1回程度しかデンタルフロスを使用しなかった場合、デンタルフロスを一切使用しない、歯ブラシだけのブラッシングの人と予防効果を比べると、むし歯の予防効果はほとんど変わらず、デンタルフロスの効果を得ることができません

このため、デンタルフロスを使用する場合は1日1回の使用を目安にしてください。

デンタルフロスを使用していても定期検診を行いましょう

デンタルフロスを使用すれば虫歯の予防効果が高まるのは分かっていただけたでしょうか。ですが、だからと言って確実に予防できるとまでは言えません。

先ほどもお伝えしましたが、歯ブラシとデンタルフロスを併用しても、歯垢除去率は85%程度です。残りの15%はどんなに丁寧にセルフケアを行っても消えることはありません

せっかくセルフケアを万全にしたのにむし歯になってしまうのはとても悔しいことです。将来、ご自身の歯を1本でも多く残すためにも、いつまでも健康でいるためにも、定期的に歯科医院のプロによるプロフェッショナルケア、定期検診を受けましょう。

また、人それぞれ歯並び、お口の状態が違いますので、ブラッシングの仕方も人それぞれで違います。間違ったブラッシングを続けていると、お口の状態はかえって悪くなってしまいます。

やまむら総合歯科 矯正歯科の定期検診では、歯科衛生士が30名在籍しており、正しいブラッシング指導も行っているため、歯磨きの精度をさらに高めることができます。歯周病のチェックもしっかり行い、皆様のお口の中を総合的に、そして継続して管理していきます。また、患者様一人ひとりにオリジナルの資料を作製し、この資料をお見せしながら歯科衛生士、カウンセラーが現状の説明をしていきます。

もし治療が必要な場合は今後の治療方針をお伝えさせていただきます。

自分の歯を守るためにも、ぜひ一度足を運んでみてください!

歯科医師 院長 山村 昌弘

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歯ぐきから血が出る理由

歯みがきをしていて歯ぐきから血が出た経験をした方は多いのではないのでしょうか。歯磨きの際に歯茎から血が出ると、少し嫌な気持ちになってしまいますよね。

血が出たからと言ってもたくさんではないし、痛くもないし、ほおっておけばいいやと簡単に考えている方は要注意です。

どうして出血するの??

歯茎からの出血にはいくつかの原因がありますが、なぜ出血するかというと、体が歯周病菌に対抗する為に、白血球等を送る毛細血管を発達させた結果炎症を起こし、それが破れて出血に至ります。

実は、歯ぐきからの出血は、放置しておくと思わぬ事態を招いてしまうこともあるのです。ここでは、歯ぐきから血が出る理由を探ってみましょう。

歯ぐきから出血する原因

歯ぐきから出血する原因は数多く考えられます。

  • 過度の歯磨きや強すぎるブラッシング
  • 新しいハブラシでのブラッシング
  • フロスを習慣的に使用する
  • 強い食いしばりや歯ぎしり
  • 糖尿病などの全身疾患

これらのことでも歯ぐきから血が出ることがあります。また、服用している薬によっては、歯ぐきに出血を引き起こすものもあります。

歯ぐきから血が出る原因として一番多いのは歯周病

歯ぐきからの出血は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊が、歯の周辺や表面、歯と歯の間などに蓄積されることにより引き起こされます。プラークがきちんと取り除かれていないと、歯ぐきが炎症を起こして出血してしまうのです。

歯周病は「日本人が歯を失う原因の第1位」と言われる病気

歯周病は自覚症状がほとんどなく進行するため、定期検診などによる早期発見が重要とされています。もし「歯ぐきから血が出る」という症状にお気づきになったら、軽く考えず「歯周病のサインかもしれない」と捉えて、歯科医院での診療を受けていただきたいと思います。

歯周病には

  • 歯肉炎
    食べ残しや歯石が歯と歯茎の隙間に入りこみ、歯周病菌が繁殖する。軽い出血腫れがある。
  • 軽度歯周病
    ポケットが広くなり、歯茎の位置が下がる炎症が進行する。
  • 中度歯周病
    歯周病菌が歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしはじめる。歯茎から膿が出ることもある。
  • 重度歯周病
    歯の根も溶けて小さくなり、最終的には抜けてしまう

といった段階があります。

歯肉炎

歯肉炎は、その名の通り歯肉(歯ぐき)だけに炎症が生じている状態で、比較的軽度の歯周病です。症状は軽度でしっかりケアすれば症状はおさまってきます

  • 主な症状
    歯ぐきの腫れ
    ブラッシング後の出血
    歯ぐきが赤くなる
    口臭がする

厚生労働省の歯科疾患実態調査によれば、歯肉出血がみられる人は多数おり、ほとんどの人が経験したことのある症状です。

歯周炎

歯周炎は、炎症が歯茎(歯肉)だけに留まっている状態です。

  • 主な症状
    朝起きたときに、口のなかに粘り気を感じる
    歯と歯の間に、食べかすが詰まりやすい
    歯肉が赤く腫れている
    歯みがきをしたときに、出血する
    固いものが噛みにくい
    歯茎がかゆくなったり、ムズムズしたりすることがある
    歯茎を押すと、膿が出ることがある
    口が臭いといわれることがある

歯周病

歯周病は歯肉だけでなく、歯槽骨[しそうこつ](歯を支えている顎の骨)にまで炎症が進行し、歯槽骨が吸収されていることを言います。

  • 主な症状
    朝起きたときに、口のなかがネバネバする
    歯みがきのときに出血する
    硬いものが噛みにくい
    口臭が気になる
    歯肉がときどき腫れる
    歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた
    歯がグラグラする
    歯が浮いたような気がする
    歯並びが変わった気がする

歯周病になってしまうと・・・

歯周病になると、上記のような段階をたどり、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。

歯周病が原因で歯が抜けてしまうと、噛む力が弱くなり、食べられるものの種類が限られてしまいます。

また、歯の本数が減ると、食事をおいしいと感じにくくなり、栄養状態にも影響が出てしまいがちです。

歯を失うことは、生活の質やお口の健康に、大きな影響を与えるのです!

歯周病は気づかないうちに進行していきます。

ですので、歯周病になる前のケアがとても大切です!

歯ぐきから血を出さないために

歯ぐきから血が出ることは、日々のブラッシングが不十分であることを意味します。

出血があると余計にブラッシングしにくくなるかもしれませんが、細かいブラシの動きで優しく丁寧に汚れを取り除くようにしましょう

もちろん患者様ご自身のブラッシングだけでは取り除けない汚れも多々ありますので、定期的に歯科医によるプロフェッショナルケアを受けてください。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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むし歯になりやすい患者様の傾向

「あなたはむし歯にはなりやすいですか?」

当院にいらっしゃった患者様にこんな質問をしてみると、「私はしっかり歯を磨いているのに良くむし歯になってるかも…」という方もいれば、「それほど気にしていないけどむし歯にはなかなかならないな」なんて方もいます。

ではどうしてむし歯になってしまうのか、どんな人がむし歯になりやすいのかをお伝えしたいと思います。

むし歯になりやすい人の特徴

  • 歯磨きが不十分
  • 甘いものをよく食べる
  • 酸っぱい物をよく食べる
  • 食事の回数が多く、食事に時間をかけることが多い
  • 口の中が渇いている
  • 歯科医院で定期検診を受けていない

歯磨きが不十分の方

歯みがきは1日1回未満歯磨きにかける時間が少ない雑な歯磨きをしている、こういった磨き方をしている方は特にむし歯になりやすくなります。実は、歯ブラシで落とせる歯垢は約60%程度なのです!

1回の歯磨きで落とせる歯垢が60%となると、回数が少なかったり、雑な歯磨きをしていたりする方の場合はどんどんむし歯菌を作る「歯垢」が溜まってしまうのです。

甘いものを良く食べる方

むし歯菌のえさは糖分です。むし歯菌は、甘いものに含まれている糖分をエサにして「歯を溶かす酸」を発するため、甘いものをよく食べることはむし歯の発症リスクを上昇させます。

また、歯磨きせずに長時間そのままにしておくと、むし歯菌にえさを与え続けることになり、さらに悪循環になってしまいます。

酸っぱい物をよく食べる方

歯は主にカルシウムからできています。カルシウムは、すっぱいものに含まれている酸にはとても弱く、酸っぱいものに長時間さらされていると徐々に溶けていってしまうのです(酸蝕症)。こうした状態を放っておくと、冷たいものがしみる知覚過敏症になったり、むし歯が一気に進行したりしてしまうのです。

食事の回数が多い方

食事や間食の回数が多いと、口の中はむし歯ができやすい「酸性の状態」が続くため、むし歯の原因になります。歯は脱灰と再石灰化を繰り返しており、再石灰化には時間が必要です。食事と食事の間をあけることでその間に再石灰化が進んでしまうのです。

ですので、食事回数が多いと、再石灰化する時間がなくなってしまうため、むし歯ができやすくなってしまいます。

歯科医院で定期検診を受けていない方

歯医者さんで歯の定期検診を受けていない方は、歯磨きでは取り切れていない歯垢がそのままたまり続けて、やがて歯石になってしまいます。歯石になってしまったらもう歯磨きではとる事が出来なくなり、歯の表面がでこぼこになって磨きにくくなり、余計に歯垢が付きやすくなり、むし歯や歯周病などをひき起こしてしまいます

むし歯になりやすい人のお口の環境

むし歯になりやすい人は、お口の環境も影響しています。

  • 唾液が少ない(口の中が乾くことが多い)
  • 歯並びが悪い、噛み合わせが良くない
  • むし歯の治療歴が多くある
  • 歯周病をもっている

唾液が少ない方

お口の中が乾いているということは、唾液の分泌量が少ないということになります。唾液の分泌量が少ない方はむし歯になりやすい傾向があります。どうしてかというと、唾液には、お口の中の汚れを洗い流し、細菌の活動を抑制する作用があります。また、歯の修復を促す役割もあるため、むし歯を予防するうえでは十分な唾液の分泌も大切です。

歯並びが悪い、噛み合わせが良くない方

デコボコした歯並びでは、歯ブラシの毛先が届きにくいため汚れが残ってしまいがちです。歯並びが悪いことでブラッシング不足を招き、その結果むし歯や歯周病のリスクが高まってしまうのです。

むし歯の治療歴が多くある方

むし歯になった歯は、むし歯を削ってそこに詰め物やかぶせ物をして、治療をすることがほとんどです。治療した歯は、歯と詰め物、被せ物の堺目に汚れが溜まりやすいため、長い年月が経てば経つほど、その境目には段差や溝ができやすくなります。そして、そこから再びむし歯になりやすくなっていきます。このように、治療をした歯というのは、手を付けていない健康な歯に比べ再びむし歯になりやすいのです。

歯周病を患っている方

歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患で、歯の周りの歯ぐきや、歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。歯周病によって歯茎が下がり、歯と歯の間に隙間ができてしまうため、みがき残しをしやすくなりますので、むし歯になりやすいと言えます。

むし歯にならないために

むし歯になってしまうと、自力で治すことができません。もちろん痛い思いもしますし、治療もしなくてはなりません。また、放置しすぎると歯を抜かなければならなくなったりすることもあります。

たかがむし歯と侮らず、
きちんと予防を行うようにしましょう。

最初にお伝えしたように、毎日の歯磨きだけでは歯垢を落としきることができません。ブラッシングに加え、デンタルフロス、歯間ブラシ、マウスウォッシュを併用し、自分自身で歯を守るよう心掛けてください。

また、むし歯は痛くなる前、つまりむし歯の初期の状態で見つかれば治療も最小限で済ますことができます。そのために、歯科医院の定期検診で、プロによる歯のクリーニングを行ってもらい、クリーニング・歯石取りといったメンテナンスを受けると、むし歯の発症リスクをさらに抑えることができます。

いつまでもご自身の歯で快適に過ごすために
定期的なメンテナンスを受けるようにしましょう。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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歯並びが悪いことのデメリット

歯並びや噛み合わせが悪くても、極端に見た目に影響するようでなければ、矯正歯科治療を検討する方は多くはないと思います。しかし、噛み合わせが悪いデメリットはたくさんあり、放置しておくといろいろな支障が出てきてしまいます。

これから歯並びが悪いことで起こる体への影響をお伝えいたしますので、歯並びが悪く、原因不明の不調に悩まれていたり、お子様の歯並びが気になったりしている方は、ぜひじっくりと目を通してみてください。

きっと歯並びに対する考え方が変わります♪

★虫歯や歯周病

歯並びが悪いと虫歯や歯周病などにつながることがあります。これは皆さんご想像がつくかと思いますが、理由としては、歯並びが悪いと歯磨きがしにくくなり、十分に歯垢を除去することが難しいからです。

歯垢は虫歯や歯周病を引き起こす原因の一つ。歯並びによって歯ブラシが届きにくい個所へは、歯ブラシ以外のアイテムを使ってしっかり歯垢を取り除くことが大切です。

また、歯並びの状態によっては口呼吸になってしまうこともあります。口呼吸では、口腔内が乾燥すると唾液の分泌量が減り、口の中の衛生状態が悪くなりますので、虫歯や歯周病になってしまう場合があります。

★しっかり噛めない

歯並びや噛み合わせの影響によって普段からよく噛まずに食事をしていると、消化不良の原因になります。さらに、しっかり噛む習慣がつかないため、口元の筋肉や顎の骨の成長が進まず、噛む力を鍛えられなくなってしまいます。

また、口呼吸になりやすく、口の中が乾燥しやすくなるので、それによって引き起こされる不調も出てきてしまいます。

★口臭の原因に!

歯並びによって口がきちんと閉じられないと、口呼吸の癖がついてしまい、お口の中が常に乾燥した状態になります。また、しっかりと噛む習慣がない場合、唾液の分泌量が少ないため、更にお口の中の乾燥が進んでしまい、お口の中に雑菌が繁殖しやすくなって、口臭がひどくなってくるのです。

★頭痛・肩こり・めまい

歯並びが悪いとかみ合わせに問題がある場合がほとんどです。かみ合わせが悪いと、顎周辺の筋肉を必要以上に使ってしまいますので、肩などの他の部位の筋肉にも影響を与えてしまい、その結果、頭痛や肩こりを引き起こしてしまいます。

例えば、歯並びによっては奥歯に負荷がかかりやすく、無意識に奥歯を食いしばってしまうことがあります。食いしばりは顎周りの筋肉に力が入り続けるので、筋肉に負担がかかり、頭痛や肩こりにつながってくるのです。

片頭痛持ちや慢性の肩こりの症状をお持ちの方はもしかしたら当てはまる方も多いかもしれません。

★歯並びが悪いことによるストレス

ご自身の歯並びが悪いことを気にしている方の中には、笑った時、話をしている時などに、「相手に歯並びを見られているのではないか?」と不安に思う方も多いと聞きます。歯並びにコンプレックスがあると、思い切り笑えなかったり、人と会うのに抵抗を感じたりといったことも考えられます。そして、そういった状態が続くことでストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。

★きれいな発音ができない

歯並びや噛み合わせがわるいと滑舌が悪くなる恐れがあります。お口から息が漏れてしまうため、サ行が発音しにくいほか、タ行やラ行が相手に聞き取りにくい場合もあったりするので、人と話すことにコンプレックスを感じている患者さんも少なくありません。

★顔のバランスが悪くなる

歯並びや噛み合わせは上顎や下顎の突出のほか、顔のバランスが左右非対称の状態になるなど、顔のゆがみの原因になります。これらの問題は機能的なトラブルだけでなく、見た目に対するコンプレックスにもつながることから、お子様のうちに対処しておくと安心です。

ざっと挙げただけでもこれだけありますが、他にも、顎関節症になりやすかったり、食べ物をしっかりと噛めないために胃に負担がかかったり、更には自律神経失調症との関係性もあると言われています。

このように噛み合わせが悪いことによるデメリットはほんとに数えきれないくらいたくさんあるのです。

これだけのデリメットを読んでくださった方、ご自分のお子様の歯並びを改めて確認してみてください。

安易に「噛み合わせくらい…」と考えていると、「あれ?なんかうちの子ども、顔がゆがんできたかな?」「なんかしゃべりにくそうだけどもしかして歯並びが悪いことが原因?」なんて後悔する羽目になります。たかが噛み合わせと簡単に考えずに、できれば矯正歯科の専門医に相談して、早めの治療を受けることをおすすめいたします。

矯正治療は、大人になってからでも受けられますが、子どもの頃に受けた方がより効率良く歯並びを改善できます。どうしてかというと、子どもの歯や顎の骨は発育途上にあり、その力を利用することで無理なく歯を移動できるからです。そのため、お子さんの歯並びで気になる部分がある場合は、早い段階で一度、歯科医院で診てもらう必要があります。

やまむら歯科では大人の矯正治療はもちろん、お子様も受けられる小児矯正も行っておりますので、遠慮なくご相談ください。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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小児矯正の大切さ

今日は小児矯正の大切さについてお話をさせていただきます。

どうして小児のうちに矯正が必要なのか・・・。そう思う方も多いかと思います。大人になってから矯正を望まれる方は、歯並びやかみ合わせ、顔立ちについて気になるようになり矯正治療に踏み切ります。

実は矯正治療は、歯やあごの骨格だけでなく、顔立ちにも影響してくるのです。

このように、大人になってから矯正をするとなると、いろいろな部分がすでに出来上がっていますので、矯正するのも抵抗が出てしまったり、矯正するまでの間に虫歯になりやすかったり歯周病になりやすかったりとデリメットがたくさんあるのです。

例えば、前歯が出ている場合、前歯の出っ張りを直すことで上口唇の出っ張りを改善することができます。下唇も同様に、下の前歯が前に出っ張っている場合、歯の位置を後ろに下げることで、下口唇の突出は改善されます。

しかし!

お顔のバランスは、上下の口唇の突出が改善されてもバランスは良くはなりません!

お顔のバランスに重要な要素

①上下口唇の厚み

②リラックスリップでの前歯の露出量

③笑顔での歯肉の露出量

④鼻の形態

⑤下顔面高(鼻の下からオトガイまでの長さ)

⑥オトガイの前後的な位置

⑦頤周囲の筋肉の緊張による皺

⑧輪郭(頬の筋肉の肥大や骨格の形態)

…etc..

これらがお顔のバランスに係ってきますので、子どものうちに可能な限り対応してあげる必要があるのです。

しかも、お顔立ちが改善されると、口唇が閉じやすくなりリラックスリップでのバランスも良くなります♪

子どものうちに矯正をするって言っても、まだ生えてきていないから意味がないんじゃないの?とか、できないじゃないの?と思う方も多いでしょう。

子どもの歯科矯正は、永久歯が生えそろう前から始められます!

むしろ、生え替わりの時期にしかできない治療もあるのです!

例えば、歯を抜かずに矯正できる可能性があるのは、子どものうちから始めた場合のみになるのです。

大人になって大切な歯を守るために、歯並びが気になるお子様を持つ親御さんは、子どものうちから矯正を始めるようお勧めいたします♪

歯科矯正が必要な子どもの歯並びは??

★反対咬合(はんたいこうごう)・・・下の歯が前に出てくる受け口

★開咬(かいこう)・・・前歯の上と下がしっかりと噛み合わない

★上顎前突(じょうがくぜんとつ)・・・出っ歯

★乱ぐい歯・・・でこぼこな歯並び

お子様の歯の状態がこれらに当てはまっている場合は、できるだけ早く歯科医院へ相談し、適した矯正を行うことをお勧めいたします。

小児矯正のメリットはこんなにたくさん!

★あごやお顔の成長のバランスを整えることができる

★お口が正常に機能するように治すことができる

★歯磨きがしやすくなり、将来に渡り虫歯や歯周病を予防しやすい

★発音発声の問題の解消に役立つ

★コンプレックスが解消される

★偏った顎のゆがみを軽減できる可能性がある

★後に永久歯列矯正をする場合、期間が短くなる

★後に永久歯列矯正をする場合、抜歯しなくて良い可能性が高い

ただし、やはり小児矯正もメリットだけでなく、デリメットもありますので紹介しておきます。

★矯正中に虫歯になりやすい

★トータルの治療期間は長くなる

★子どもが矯正に協力的になるとは限らない

また、子どものうちに矯正をしたのに、メンテナンスを怠ると治療した歯が元の位置に戻ってしまう後戻りが起こってしまうケースがあります。

歯科矯正は、歯並びがきれいになった後も、マウスピースを付けて後戻りをしないようにする期間を設けており、それを自己判断で途中でやめてしまったりすると、せっかくきれいになった歯並びが元に戻ってしまうのです。

このように、矯正は、歯科医院だけの努力ではなく、患者様の自己管理が大きくかかわってきます。更に子どもとなると、親御さんの協力が必要不可欠となります。

自分の子どもが大人になって恥ずかしくない様、痛い思いをしない様、親御さんも頑張って協力をし、歯科医院とも協力しながら、マウスピースを装着したり、定期的な検診を受けたりして素敵な歯並びを手に入れていただきたいと思います。

では、小児矯正をするために大切な歯科医院選びをお教えいたします♪

歯科医院を見るべきポイントは以下3つ

★治療をしなくても大まかな説明をしてくれる

★治療前に資料を整え、それに合わせて診断、治療等の説明をしてくれる

★小児科医、矯正歯科の専門医、認定医である

やまむら歯科は、治療前に必要な資料を準備してくれて、

それに合わせて検査、診断、治療方針を丁寧に説明してくれる歯科医院になります。

自分の事でさえ、どのような方針で治療を進めていくのかわからないと不安が残ります。それが自分のお子様となるとなおさらですよね。疑問点があれば治療に進む前に相談、質問をしていくと良いでしょう。

まずはカウンセリングで気になっていることを伺い、治療方針、費用などのご説明をさせていただきます。

その後、精密検査を行い、一人一人に合った資料を作り、治療プランを立ててご説明を致します。その後治療にかかりますが、患者様、親御様が納得いただいてから治療へ進みますのでゆっくりじっくり検討する時間も持てますので安心していらしてください。

また、矯正治療中にもしむし歯が出来てしまっても、やまむら歯科には小児歯科のご用意がありますので、より安心して治療していただけるかと思います。

お子様の歯について少しでもお悩みがありましたら、遠慮なくご相談ください。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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ぽかんとあいている口だと歯並びが悪くなる!?

こんにちは、やまむら歯科です。

先日、口呼吸の危険性についてお話させていただきましたが、今回は、口呼吸が引き起こす悪影響の中でも、呼吸の仕方と歯並びについてお話をさせて頂きたいと思います。

口呼吸が引き起こす歯並びのトラブル

口呼吸は歯並びにも大きく影響しています。本来、私たちの舌は、ほとんど口の中の上側におさまっています。口をポカンと開けっぱなしにする癖があると、正しい舌の位置=スポットポジションを維持できないため、舌が下あごの方にだらりと垂れ下がる「低位舌(ていいぜつ)」の可能性が高まります。

低位舌では舌が歯に押しつけられ、下あごの歯に過度に力が加わることに!

あごや歯並びは、そもそも舌が適切な位置にあって、唇や頬からの圧力がかかることで望ましい形に発達していきますが、口呼吸だと舌の位置が下がりやすいので、上あごがきちんと発達しにくくなってしまうのです。

これが歯並びにも影響を及ぼし、

★出っ歯になる「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」

★かみ合わせが逆になる「反対咬合」

★上の前歯と下の前歯の間にすき間が生じる「開咬(かいこう)」

などの歯並びが悪くなる原因になることがあります。

さらに、低位舌では、舌が常に下にあり、上あごを広げるために必要な、口の内側から外側に向けた舌の力が入りません。反対に、外側から内側にかけての頬などの力が強くかかるため、本来ゆったりとしたU字型のアーチを描くはずの上あごが、Vの字のようなアーチを描いて前に成長してしまうのです。

このV字型のアーチでは、歯を並べるために必要なスペースが確保できなくなります。

よって、歯が前に飛び出して並んでしまう、出っ歯や、並ぶスペースが足りず歯がガタガタになる叢生(そうせい)の原因にもつながるのです。

このように、口呼吸は常態化すると歯並びの悪化、不正咬合に繋がってしまうのです。

どうやって治すの?

お口をポカンと開ける癖は、先日お話しした通り、「あいうべ体操」などを行ってトレーニングして改善する必要があります。すでに歯並びに影響が出てしまっている場合は、矯正治療を行って改善していきましょう。

矯正治療は、一旦悪くなってしまった歯並びを積極的に改善し、これによって正しい位置に歯が並んでいくことで、舌スポットへの舌の位置改善が図りやすくなり、口周りの筋肉のバランスも整えやすくなります。

これによって、口呼吸の改善もしやすくなります。

やまむら歯科では小児矯正も行っております!

矯正治療とは、単に歯並びを直すだけが目的だとお考えでしょうか?

当院が推奨している「マイオブレイス矯正」で得られるのは、見た目の変化だけではありません。この治療では、体の使い方・呼吸の仕方など、お子さまの良好な発育を促す作用があるので、見た目のキレイさより、もっと大切なものを手に入れていただくことができるのです。

  • 顎や顔が正常に発育し、笑顔・表情・姿勢に自信がつく
  • 舌の使い方が身につき、会話・滑舌がはっきりする
  • 正しく食事ができ、お口から栄養を摂り健康な体を作ることができる
  • 呼吸が整う(鼻呼吸が身につく)ことで、風邪などの感染予防になる
  • しっかり噛めることで脳への刺激が増え、成長期にある頭を働かせることができる

マイオブレイス治療には、年齢制限があります!!

マイオブレイス矯正は、お子さまの身体の成長発育を利用した治療方法ですので、この治療の効果が最大限に得られるのは「成長期」にあるお子さまなのです。

少しでもお子様のお口ポカンの癖で歯並びに影響が出ているという方は、遠慮なく当院へご相談ください。

親身にお話を伺い、カウンセリングからご自宅でのトレーニングまでお話させていただきます。

また、院長・エデュケーターによる

「親子歯並び相談会」も実施しておりますので、ご興味のある方は、お電話または受付スタッフまで「親子歯並び相談会 申し込み希望」とお伝えください。

この機会にお子様の歯並びをもう少し意識してみましょう♪

無料メール相談はこちらから!

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ご予約希望の患者様は下記からご予約をお願いします!

https://www.dent-sys.net/tsys/ts_u_book_new.php?d_name=yamamura&medical_sts=1

小児矯正に関する説明は下記をぜひご参考にしてください♪

http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/child/embed/#?secret=9EB4GPBr8J#?secret=qZpTLGafa9

毎日磨いているのに臭う!?口臭の原因は?対策法は?

マスクをしていると気付く自分の口臭

新型コロナウイルス対策のために、マスクの着用が日常となりました。マスクをつけているとニオイが気になることはありませんか??
もしニオイを感じたら、それは自分の口臭かも?!

口臭にはどのような種類があるのか、減らすことはできるのか気になるところです。今回は口臭についてお話していきます。

口臭の原因

1. 口腔(口の中)が原因
歯周病や虫歯、歯垢や食べカスなどによるもの
2. 全身の病気が原因
鼻やのど、呼吸器、消化器などの内臓における疾患によるもの
3. 飲食物、嗜好品が原因
ニンニク、ネギ、アルコールなどの臭いの強い食べ物、タバコによるもの
4. 生理的口臭が原因
朝起床時、空腹時や生理時などのホルモンバランスの不調によるもの

口臭の原因の多くは胃腸によるものと思っていませんか?実は口の中の原因が口臭全体の90%を占めているんです!

臭いの原因は??

1. 歯周病
口臭で一番考えられるのが歯周病です。
清掃不良などで歯と歯肉の境目の溝が深くなり、その中に住みついた多くの細菌がガスを出し、それが口臭の原因になります。

2. むし歯

食べカスやむし歯菌がむし歯の穴の中にたまると細菌が繁殖して臭いがきつくなります。さらに虫歯が進行すると、歯の神経まで到達し、タンパク質が腐敗して口臭の原因になります。

このように、ほとんどの場合口臭は口の中の細菌によって発生しています。

口臭対策は?

口臭の原因が細菌によるものであれば、口の中の細菌の数をいかに抑えるかが口臭対策のポイントとなります。
そのためには、日々の歯みがきが大切です。
ただ、歯ブラシだけではすべての歯垢を取り切れませんので、歯周病や虫歯をしっかり予防するためには、デンタルフロスや歯間ブラシも併用して歯間清掃を行うことが大切となります。そして、歯科での定期検診も受けることが必要です。

ベロの汚れは?

ベロの表面にある突起と突起の間が細菌の住処になっていて、その中には食べカスや古くなった口の粘膜が入り込んでいます。ベロの表面がやや白っぽい程度なら問題はありませんが、ベロ全体が真っ白なら、そこからも不快な臭いが出ているのです。

毎日できる口臭ケア習慣

口臭を減らすために私たちが毎日出来ることはたくさんあります!

☑ 日々の歯みがきを欠かさない
☑ デンタルフロスや歯間ブラシを併用
☑ オーラルケアウォーターを併用
☑ 舌ブラシの使用
☑ キシリトールガムをかむ、水を飲むなど口内の乾燥を防ぐ
☑ タバコやコーヒーは控える
☑ 生活習慣を見直す(暴飲暴食、睡眠不足、ストレスなど)

まとめ


私たちは、日々生活をするうえで、無臭でいることはありえませんので、あまり神経質にならず、他人を不快にさせるような強い臭いに気を付けていればよいのではないでしょうか。できることとして、日々の口臭ケアや歯科での定期検診、規則正しい生活を心がけることが大切です。

口臭は健康のバロメーターです。
私たちは皆さまの健康のお手伝いをさせていただくためにいつでもご相談にのります♪

子供のための「お顔と顎の正しい発育」無料説明会について

やまむら歯科の「お顔と顎の正しい発育」説明会の概要


院長による「お顔と顎の正しい発育」と「お子様の全身の健康」についての解説


なぜ、「呼吸の仕方」や「舌の悪い癖」が、お子様の顎の発育やお顔立ち、さらには全身の健康や成長にまで影響するのか?

「呼吸の仕方」や「舌の悪い癖」はどうすれば改善できるのか?

院長の山村昌弘が、詳細に解説をさせていただきます。


「呼吸・舌の位置・飲み込み」を改善するトレーニング体験会


お子様に「呼吸・舌の位置・飲み込み」の仕方を改善するためのトレーニングを体験していただきます。

このトレーニングは、やまむら歯科が導入している呼吸・口腔習癖の改善プログラム「Myobrace治療(マイオブレース治療)」で実践しているものです。

当院に在籍する専任のスタッフが、お子様に興味を持っていただけるようにお話をしながら一緒に楽しくトレーニングを行います。


お子様の発育状況の個別相談


お子様の様子で不安や疑問に思うことがあればご相談ください。個別の相談の時間を設けております。

もっと詳しく話を聞きたい、という方には別日でお子様の発育状況を確認するためのCTスキャン撮影・個別診断を受け付けることも可能です。
(下記の特典①によりCTスキャン撮影・個別診断料は無料です)


無料託児所を設置しています


ご家族の方がゆっくりとお話を聞けるように説明会の間、保育士が小さなお子様をお預かりすることができます。
託児所の利用は無料です。

説明会にご参加いただいた方へ2つの特典

「お顔と顎の正しい発育」説明会にご参加いただいた方には特典をご用意しています。

  1. お子様の発育状況確認のためのCTスキャンの撮影・個別診断を希望された方のCT撮影は無料。その日のうちに診断の結果もお伝えいたします。
  2. お子様の発育状況をさらに詳しく調べるための検査や資料取りの費用を、通常3万円のところ1万円でお受けできます。

「お顔と顎の正しい発育」説明会への参加をご希望の方へ

「お顔と顎の正しい発育」説明会への参加をご希望の方は下記の申込フォームよりお申込みください。

定員になり次第受付を締め切りますので、参加を検討されている方は早めのお申込みをおすすめいたします。

症例:すきっ歯・歯列のガタガタ|早期予防矯正治療

こんにちは。エデュケーターの山田です。
今回紹介するお子様は、始めて3ヶ月目のお子様です。

アクティビティは4回目です。

初診時に歯並びが気になるとのことで来院されました。他院では前歯がすきっ歯、下の歯が歯の大きさや顎が小さいことで歯列がガタガタになっていると言われたが、年齢により矯正は難しいと言われ、当院を受診されました。

当院では5歳から小学4年生までを対象に、歯並びを改善することを目的としているだけでなく早期予防矯正治療で、悪い歯並びの根本的原因に働きかけることを目的としています。



歯並びが綺麗になるだけでなく、矯正治療後も綺麗な歯並びが維持できることも含め、初めて行きたいとのことでスタートしました。

始めるにあたり、先生でどこにどういう癖があるのか診断をするための資料を集めます。
(口腔内写真、模型の型どり、動画撮影、口腔内の全体のレントゲン写真、気道のCT撮影)
その後、先生が診断を行います。



診断の結果を患者様に話をして、本当に初めて行くか本人を含め、最終確認を行った上でマイオブレースをお渡しスタートです。

なぜ、確認を行うかと言うと、毎日継続して行えるか本人のやる気と親御様のご協力がとても必要となってくるからです。

毎月一回のトレーニングと3ヶ月に一度、先生の診察があり、経過を追っていくため、口腔内の写真を撮ります。


約3ヶ月間の変化です。

前歯のすきっ歯と言われたいたところはくっつき始めています。

また、左の写真からは前から2番目は生えてくるスペースが全然なかったのですが、少しずつスペースが確保されています。ただ今のままだとまだスペースが足りません。

その為、マイオブレースを正しくつけ、舌は正しい位置に置き、顎の発育を促進しなければなりません。

マイオブレースは1日1時間から2時間程度装着していけるようにようにします。

初めから、長時間装着出来ないことが普通ですが、少しずつ長くつけていられる様に時間をのばしていきます。

アクティビティ(トレーニング)は、唇の筋肉を鍛えるアクティビティを1ヶ月ほど行ってもらいます。

唇を閉じることが最初のトレーニングになります。


1日10分、マイオブレースと外した際に正しい位置に舌があるか?唇が閉じていられるか?を確認して行きます。

1ヶ月後のフォローアップの際に、「忙しくてやれる時間が月の半分ほどしかできなかった」と言われましたが、お家でお父様に口を開いているのを見るのが少なくなった!と嬉しそうに言われていました。

今後の課題としては、資料どりの時に見つかったところの改善です。

ずっと口が開いていること。それにより、鼻呼吸ではなく口呼吸になります。
そして、飲み込む時に、本来使わなくてもいいところの筋肉まで使い飲んでいること。

それにより,頬の筋肉が発達してしまい、唇の筋肉が鍛えられず唇の力だけでは閉じられなくなってしまいます。

リラックス状態でも口が閉じ、舌は正しい位置に置く事ができ、鼻呼吸ができるように今後トレーニングを行い改善していきます。それにより、気道が大きくなります。



下記の写真は舌の使い方が分からず、口に水を溜めて置くことができない為、溢れ出てしまっています。舌の使い方ができていれば頭を降っても水は溢れてきません。


舌の筋肉はとても強い力です。
その舌の使い方、動き方が間違っていたら歯は徐々に前にも出ていきでっ歯になってしまします。

今後の課題としては、資料どりの時に見つかったところの改善です。
呼吸・嚥下・舌のトレーニングを進めて行きます。

主訴は、歯並びでしたが元の原因を治さなければ治った歯並びがまた自分の癖により戻る可能性が高いです。