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やまむら総合歯科・矯正歯科

インプラント手術の翌日は仕事に行ける?考慮すべきポイントとは

愛知県刈谷市の歯医者 やまむら総合歯科矯正歯科
歯科医師 院長の山村昌弘です

インプラント手術を受けた後、すぐに日常生活に戻りたいと思っている方も多いでしょう。特に、仕事をお持ちの方にとっては、できるだけ早く職場復帰することが重要です。しかし、インプラント手術の翌日に仕事に行くことが可能かどうかは、個々の状況によります。ここでは、手術後すぐに仕事に復帰する際の注意点や考慮すべきポイントについて詳しく説明します。

目次

  1. インプラント手術の概要
  2. 手術後の一般的な経過
  3. 手術翌日の仕事復帰について
  4. 仕事復帰時の注意点とアドバイス
  5. 医療機関への相談が重要

1. インプラント手術の概要

インプラント手術は、歯を失った部分に人工の歯根を埋め込む治療法です。この手術は、複雑なプロセスを含んでおり、通常は局所麻酔で行われます。顎の骨にチタン製のインプラントを埋め込み、その上に人工の歯を取り付けます。手術自体は1〜2時間程度で完了しますが、骨とインプラントがしっかりと癒着するまでに数ヶ月を要します。そのため、手術当日や翌日は特に慎重なケアが必要です。

2. 手術後の一般的な経過

手術後は、麻酔が切れた後に腫れや痛みを感じることがあります。また、手術部位から出血が見られることもあり、これらの症状は一般的なものです。通常、腫れや痛みは72時間程度でピークを迎え、その後緩和していきます。医師から処方された痛み止めや抗生物質を服用することで、痛みや感染のリスクを軽減できます。また、初日は安静にし、激しい運動や過度な口の動きは避けることが推奨されます。

3. 手術翌日の仕事復帰について

手術の翌日に仕事に行けるかどうかは、その人の痛みの程度や業務内容に大きく左右されます。例えば、デスクワークなど身体的な負担が少ない仕事であれば、痛みが軽い場合には復帰可能とされることがあります。一方で、接客業や体力を要する職種の場合は、無理をせず休息を取る方が良いでしょう。一般的には、手術翌日に仕事復帰を予定している場合は、事前に医師と相談し、状況を確認することが大切です。

4. 仕事復帰時の注意点とアドバイス

たとえ仕事に復帰することができたとしても、いくつか注意点があります。まず、転倒や衝撃により手術部位にダメージを与えないよう、過度な動きや重い物の持ち運びは避けましょう。また、食事についても柔らかいものを摂るようにし、手術部位に刺激を与えないように心掛けてください。水分補給もしっかり行い、口腔内を清潔に保つことが重要です。さらに、ストレスを軽減するため、適度に休憩を取るなど、体調管理に努めましょう。

5. 医療機関への相談が重要

手術後の経過は個人差が大きいため、何か心配事や疑問があれば、すぐに医師に相談することが肝要です。特に、痛みが強い、腫れが引かない、出血が止まらないといった症状がある場合には、医師のアドバイスを仰ぎ適切な対処をする必要があります。また、今後の経過観察や定期的な検診も大切で、次回の受診予定日を確認し、スケジュールを調整することも重要です。

まとめ

インプラント手術の翌日に仕事に行くことができるかどうかは、手術の状況や個人差によって異なります。痛みや腫れが少ない場合であれば、デスクワークなどの軽作業に復帰できることがありますが、体力を要する仕事の場合は慎重な判断が必要です。事前に医師としっかり相談し、適切な判断を下すことで、無理なく職場復帰することができます。常に体調を第一に考え、無理せず健康を維持することを心掛けましょう。

前歯のインプラント治療について

愛知県刈谷市の歯医者 やまむら総合歯科矯正歯科
歯科医師 院長の山村昌弘です。

前歯を失った場合、審美的な問題や機能的な問題が発生しやすいです。だからこそ、前歯のインプラント治療は非常に重要です。本記事では、前歯のインプラント治療について詳しく解説し、そのメリットやデメリット、費用などについてもご紹介します。

目次

  1. 前歯のインプラント治療とは
  2. インプラント治療のメリットとデメリット
  3. 前歯のインプラント治療の流れ
  4. 治療期間と費用
  5. インプラント治療後のケア

1. 前歯のインプラント治療とは

前歯のインプラント治療は、失った前歯の代わりに人工の歯根(インプラント)を顎骨に埋入し、その上に人工歯を装着する治療法です。この方法は、失った前歯の機能と美しさを回復させるだけでなく、周囲の歯や顎骨の健康を保つためにも有効です。インプラントはチタン製であり、生体適合性が高く、長期間にわたって安定しています。

インプラント治療は審美的な理由だけでなく、発音や食事、咀嚼においても大きな改善をもたらします。特に前歯は見た目の重要性が高いため、多くの患者さんが選択する治療法となっています。

2. インプラント治療のメリットとデメリット

インプラント治療のメリットは多岐にわたりますが、特に以下の点が挙げられます。

  1. 審美性:天然歯とほぼ変わらない美しさを実現します。これは、他の補綴物(ブリッジや義歯)では得られにくいメリットです。
  2. 機能性:しっかりと固定されているため、食事や会話が自然に行えます。
  3. 長期間の安定性:適切なケアを行えば、長期間にわたって安定した状態を保つことができます。

しかし、デメリットも存在します。

  1. 費用が高額:インプラント治療は他の治療法に比べて高額です。一本あたりの費用は30万円から50万円程度が一般的です。
  2. 手術が必要:インプラントを埋入するためには手術が必要です。これに伴う身体的・精神的な負担があります。
  3. 治療期間が長い:手術後の安定期間や人工歯をセットするまでの期間が必要です。全体の治療期間は半年から一年程度かかることが多いです。

3. 前歯のインプラント治療の流れ

前歯のインプラント治療は以下のような流れで進められます。

  1. 初診と診断:レントゲン撮影やCTスキャンを行い、顎骨の状態をチェックします。
  2. 治療計画の立案:患者さんの希望や顎骨の状態を基に、最適な治療計画を立てます。
  3. インプラント埋入手術:局所麻酔を行った後、インプラントを顎骨に埋入します。手術時間は一本あたり1時間程度です。
  4. 骨結合期間:インプラントが骨と結合するのを待ちます。この期間は3ヶ月から6ヶ月程度です。
  5. 人工歯の装着:インプラントが安定した後、型取りを行い、人工歯を作成・装着します。

初めてのインプラント手術ということで不安を感じる方も少なくありません。しかし、麻酔や鎮静剤を使用するため、手術自体の痛みはほとんど感じませんし、術後も適切なケアを行えば痛みや不快感は大幅に軽減されます。

4. 治療期間と費用

前歯のインプラント治療の総治療期間は、一般的に6ヶ月から1年程度です。治療期間は骨の状態や個々のケースによって異なります。初診からインプラント埋入手術、骨結合期間、人工歯の装着までの各ステップが順調に進むことが前提です。

費用に関しては、前述した通り、一本あたり30万円から50万円が一般的です。これには診断費用、インプラントの材料費、手術費用、人工歯の作成費用等が含まれます。また、場合によっては骨補填や歯周病治療など追加の治療が必要になることもあり、その際は追加費用が発生することもあります。

経済的な負担は大きいですが、保険適用外の治療が多いため、自費での支払いが基本となります。そのため、多くの歯科医院では分割払いのオプションやキャンペーンを用意している場合もあります。計画的に経済的な準備を進めることをおすすめします。

5. インプラント治療後のケア

インプラント治療後のケアは非常に重要です。適切なケアを怠ると、インプラントの周囲に炎症が発生したり、最悪の場合、インプラントが脱落することもあります。

まず、治療後の数日間は、強い物や硬い食べ物を避け、柔らかい食事を心がけてください。また、喫煙やアルコールの摂取は避けることが推奨されます。これらは治癒過程に悪影響を与える可能性があります。

日常的なケアとしては、歯磨きやフロスの使用が挙げられます。インプラントの周囲も天然歯と同様に清潔に保つことが重要です。特に、歯間ブラシやフロスを使用することで、インプラント周囲のプラークをしっかりと除去することができます。

さらに、定期的な歯科検診も欠かせません。3ヶ月から6ヶ月ごとに歯科医院を訪れ、プロフェッショナルなクリーニングを受けることで、インプラント周囲の歯茎や骨の健康状態を維持することができます。また、この際に問題が見つかれば早期治療が可能となりますので、長期的な安定性が確保されます。

まとめ

前歯のインプラント治療について詳しく解説しました。審美性や機能性を取り戻すための有力な治療法である一方で、費用や治療期間、手術のリスクも伴います。しかし、適切なケアを行えば長期間にわたって安定した状態を保つことができる魅力的な治療法です。前歯を失ってお困りの方は、ぜひ一度、歯科医師に相談してみてください。

成人矯正:マウスピース治療のメリットと治療中の痛みについて

愛知県刈谷市の歯医者 やまむら総合歯科矯正歯科 

歯科医師 院長の山村昌弘です。

マウスピース矯正は、近年非常に人気のある矯正治療法の一つです。特に成人にとっては、審美的な配慮や生活スタイルの適応しやすさから選ばれることが多いです。本記事では、マウスピース矯正のメリットや治療期間、経済面、さらに痛みに関する詳細を分かりやすく解説します。

目次

1. マウスピース矯正の特徴と仕組み

2. マウスピース矯正のメリット

3. マウスピース矯正にかかる費用と治療期間

4. 治療中の痛みと対処法

5. 経済的・精神的なメリットとデメリット

6. まとめ

1. マウスピース矯正の特徴と仕組み

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製の装置を使って歯を少しずつ動かしていきます。この治療法は技術が進化することで、現在ではほぼ全ての歯並びの問題に対応できるようになっています。治療前に3Dスキャンで精密な診断を行い、個別に作成されたマウスピースを数週間ごとに交換することで、段階的に歯を動かしていきます。

1.1 精密な診断と3D技術

最新の3D技術を活用することで、治療前に詳細なシミュレーションを行うことができ、治療の進行状況を把握しやすくなります。これにより、患者さんも自分の歯がどのように移動していくのかを視覚的に確認できます。

1.2 取り外し可能な装置

固定されたブラケットと違い、マウスピースは取り外しが可能です。食事や歯磨きの際に取り外せるため、口腔衛生が保ちやすく、生活の中でのストレスが少ないです。

2. マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正は数多くのメリットがあります。以下に主なメリットを挙げてみましょう。

2.1 審美性

透明なマウスピースは非常に目立ちにくく、他人に気づかれにくいため、特に仕事や学校の環境で非常に有利です。多くの大人が、日常生活での見た目を気にすることなく矯正治療を受けられます。

2.2 取り外しの利便性

マウスピースは取り外しが可能なので、食事や歯磨きの際に外すことができます。これにより、通常のブラケットと比べて口腔内の清潔を保ちやすくなります。また、口内の違和感も軽減されます。

2.3 安全性と快適性

樹脂製のマウスピースは金属アレルギーの心配がなく、柔らかい素材で作られているため、口内への刺激が少ないです。また、突起や角がないため、口の中を傷つけるリスクも少ないです。

3. マウスピース矯正にかかる費用と治療期間

治療費と治療期間も気になるポイントです。一般的にはマウスピース矯正は他の矯正法と比べても高額になることが多いです。

3.1 治療費

日本国内でのマウスピース矯正の費用は、ケースによって異なりますが、全体で50万円~100万円程度が相場となります。この費用には、診察、マウスピースの作成、メンテナンスなどが含まれる場合が多いです。

3.2 治療期間

治療期間は個々のケースによりますが、平均して1年から2年程度が一般的です。簡単な歯列矯正の場合は6ヶ月ほどで終了する場合もあります。一方で、複雑なケースでは2年以上かかることもあります。

4. 治療中の痛みと対処法

マウスピース矯正も、他の矯正治療と同様に痛みを感じることがあります。ただし、この痛みは個人差が大きく、一時的なものです。

4.1 初期の痛み

マウスピースを初めて装着した際や、装置を交換した際には、歯が動き始めることによる軽度から中程度の痛みを感じることがあります。この痛みは通常1週間程度で和らぎます。

4.2 痛みへの対処法

痛みが続く場合、市販の痛み止めを使用することで緩和することができます。また、冷たいものを口に含むことも一時的な痛みの軽減に効果的です。適宜歯科医師に相談し、不要な痛みを避けるためのアドバイスをもらいましょう。

4.3 慣れによる痛みの軽減

装置に慣れてくると痛みは徐々に軽減され、ほとんど感じなくなることが多いです。しばらくの間、違和感を我慢することで快適な治療を続けやすくなります。

5. 経済的・精神的なメリットとデメリット

5.1 経済的メリットとデメリット

経済的な面では、費用がやや高額であることがデメリットとなります。しかし、一度治療が完了すると、メンテナンス費用や追加治療が少なくなる場合もありますが、経済的な負担となることもあります。

5.2 精神的なメリットとデメリット

精神的なメリットとしては、矯正が終わった際の満足感や自信の向上が挙げられます。美しい歯並びは自己肯定感を高める効果があります。しかしながら、治療中の痛みによるストレスや装置の装着に慣れるまでの不安、安全性について心配する患者さんも少なくありません。

まとめ

成人矯正におけるマウスピース治療は、審美性、高い利便性、そして口腔衛生の維持が容易なため、成人にとって非常に魅力的な選択肢です。治療中に多少の痛みを感じることもありますが、初期の痛みには慣れることが多く、一時的なものであることがほとんどです。治療費や期間についても事前にしっかりと計画を立てることで、不安を軽減することができます。自身の歯並びに不満を感じている方は、一度専門の歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか。

インプラントとは?~歯が抜けたときの治療とそのメリットについて~

愛知県刈谷市の歯医者 やまむら総合歯科矯正歯科 

歯科医師 院長の山村昌弘です。

歯が抜けてしまった時に選ぶ治療法の中でも、特に注目されているのが「インプラント」です。従来の入れ歯やブリッジとは異なるこの治療法について詳しく説明し、そのメリットを探っていきます。

目次

1. インプラントとは?

2. インプラント治療の流れ

3. インプラントのメリット

4. インプラントのデメリット

5. 他の治療法との比較

6. よくある質問

1. インプラントとは?

インプラントは、失った歯を補うために顎骨に直接埋め込む人工の歯根を利用する治療法です。一般的にはチタン製のインプラント体が使用され、その上に人工の歯冠(クラウン)が装着されます。これにより、自分の歯と同じような機能と見た目を保持することができます。

インプラントは部分的な歯の欠損から、全ての歯を失った場合にも対応できる汎用性の高い治療法です。一度埋め込んだインプラントは、適切なケアを続ければ長期間にわたり安定した状態を保つことができます。

2. インプラント治療の流れ

インプラント治療は、通常、以下のステップで進行します。

診断とプランニング

まずは詳細な診断が行われます。口腔内の検査やレントゲン、CTスキャンを用いて骨の状態を確認します。この情報を基に、最適な治療プランが立てられます。

インプラント体の埋め込み手術

次に、麻酔を施し、歯茎を切開してインプラント体を顎骨に埋め込みます。手術は一般的に数時間で終了します。この後、インプラント体が骨と結合するまで数ヶ月待つことが必要です。

アバットメントとクラウンの装着

インプラント体が骨と結合したら、アバットメントという中間部品を装着し、その上に人工の歯冠(クラウン)を取り付けます。この工程で、最終的にインプラントが自分の歯と同じように見え、機能するようになります。

定期的なメンテナンス

インプラントはメンテナンスが重要です。定期的な歯科医院でのチェックと日常的なケアをしっかり行うことで、長期間にわたって健康な状態を維持することができます。

3. インプラントのメリット

自然な見た目と高い機能性

インプラントは、自分の歯とほぼ変わらない見た目と機能を持っています。話す、食べる、笑うといった日常生活の動作が自然に行えるので、心理的なストレスも少なくなります。

噛む力の回復

ブリッジや入れ歯と比べて、インプラントは噛む力が自分の歯に近い状態まで回復します。これにより、硬い食べ物やねばねばとした食べ物も問題なく食べることが可能です。

骨の健康を保持する

インプラントは顎骨に直接埋め込むため、抜けた歯の周囲の骨が再吸収されるのを防ぐ助けになります。このため、骨の喪失を防ぎ、顔の輪郭が変わるのを防ぎます。

安定性と長持ち

適切なケアを行った場合、インプラントは非常に耐久性が高く、長期間にわたって使用することができます。10年以上持つことも珍しくなく、その点で非常に経済的です。

口腔内の他の健康維持

ブリッジや部分入れ歯とは異なり、インプラントは周囲の健康な歯を削る必要がありません。そのため、他の歯を守りながら欠損を補うことができます。

4. インプラントのデメリット

高コスト

インプラント治療は高額です。一本当たりの費用は数十万円から百万円を超えることもあり、経済的負担は大きいです。ただし、その耐久性と品質を考慮すれば長期的には費用対効果が高いと言えます。

長い治療期間

診断から完了までの治療期間が長いです。通常、数ヶ月から一年以上を要することがあります。この間、複数回の通院が必要となります。

手術リスク

麻酔や手術には一定のリスクが伴います。感染症や出血、手術後の痛みといったリスクを理解し、医師とよく相談する必要があります。

高度な技術が必要

インプラント治療には専門的な知識と技術が求められます。経験豊富な歯科医師が必要であり、慎重に選ぶことが重要です。

アレルギーリスク

ごく稀にチタンアレルギーの患者もいるため、事前にアレルギー検査が必要となる場合があります。

5. 他の治療法との比較

ブリッジとの比較

ブリッジ治療では、隣接する健康な歯を削る必要がありますが、インプラントはその必要がありません。インプラントの方が長期間安定して機能しますが、ブリッジは治療や費用が比較的安く済むというメリットがあります。

入れ歯との比較

入れ歯は取り外し可能で比較的安価ですが、安定性や噛む力に欠けます。また、長期間使用すると骨の吸収が進み、フィット感が悪くなることがあります。一方、インプラントは固定されているため、安定性に優れ、噛む力も強いです。

6. よくある質問

Q1: インプラント治療は痛いですか?

A1: 手術時には麻酔を行うため、手術中の痛みはほとんど感じません。手術後に一時的に痛みが出ることがありますが、適切な管理で治まります。

Q2: インプラントは誰でも受けられますか?

A2: 健康な顎骨を持つ方なら、多くの場合インプラント治療は可能です。しかし、糖尿病や心疾患、骨粗鬆症などの特定の疾患を持つ方は事前に医師と相談する必要があります。

Q3: インプラントの寿命はどれくらいですか?

A3: 適切なケアとメンテナンスを行えば、インプラントの寿命は10年以上持つことが多いです。定期的な歯科医院でのチェックが重要です。

まとめ

インプラントは歯が抜けた時の優れた治療法であり、その自然な見た目と高い機能性を持っています。しかし、治療には費用と時間がかかり、一定のリスクも伴います。患者さんそれぞれの口腔環境やライフスタイルに合わせた治療法を選ぶことが大切です。もしインプラントについて検討されているなら、ぜひ専門の歯科医院で詳細な相談と診断を受けてみてください。

やまむら総合歯科・矯正歯科のHPリニューアル

皆さま、こんにちは。刈谷市のやまむら総合歯科・矯正歯科の院長山村昌弘です。

この度、私たちのクリニックは新たなステップを踏み出し、ホームページを全面的にリニューアルいたしました。

皆さまにさらに分かりやすく、効果的な情報を提供することに尽力していきます。

新たなホームページ、新たなコミュニケーションの形

ホームページリニューアルを通じて、刈谷市・豊田市の皆さまへさらに深くサービスを提供するために、我々の治療技術と丁寧な説明の大切さを伝えたいと考えております。

新しいホームページでは、各種治療の流れや、最新の歯科情報をはじめ、患者さま一人一人に合った治療科目に関して詳細を紹介していきます。

やまむら総合歯科・矯正歯科の治療技術

我々の治療技術は、歯科の進歩と共に進化し続けています。虫歯治療、予防歯科、口腔外科、インプラント、矯正治療まで、全ての治療を最新の設備と技術で行います。

歯科治療は専門的な知識を必要とするため、患者さまが治療内容を完全に理解することは難しいかもしれません。やまむら総合歯科・矯正歯科では治療内容を丁寧に説明し、患者さまが納得の上で治療を受けられるよう努力しています。

新しいホームページを通じて、我々の治療技術とコミュニケーションへの取り組みを更に理解いただけることを願っています。刈谷市の皆さまのお口の健康を守るパートナーとして、これからも全力でサポートしてまいります。何か質問や懸念がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。

ご相談はこちらから!

インプラントの治療期間 

インプラントがしたいと思っても、治療期間がトータルでどのくらいかかるのか分かりづらいので踏み出せないという方もいると思います。 

そこで、インプラントの平均的な治療期間を、治療の流れに添ってご紹介したいと思います。 

治療期間 

インプラント治療にかかる期間は、お口の中の環境によって様々ですが、診察、診断から治療完了まで、最短で6カ月、上顎で約1年かかると言われております。 

インプラントは虫歯の治療のように、削って型取りをして、次の来院時には被せるというような短期間で治療が終わることはありません。 

どうしてかというと、インプラントは人工歯を被せるまでに以下の工程があるからです。 

インプラント治療の工程 

  1. 土台となる人工歯根を埋入する 
  1. 人工歯根が骨と結合するまでの期間を置く 
  1. 人工歯根と人工歯を結合するための装置を取り付ける 

といった何段階ものプロセスを踏まなければならないからです。 

治療期間に差があるのはどうしてなの? 

治療期間に差があるのは、患者様それぞれのお口の中の健康状態に違いがあるからです。 

顎の骨がしっかりしており、歯ぐきも健康な方というのは、比較的すぐに埋入手術が受けられますし、骨と人工歯根の結合も早く進みます。 

反対に、歯周病があったり、顎の骨が溶けて薄い方は、歯ぐきの治療や造骨手術を先に行う必要が出てきたり、骨との結合期間も長くかかることがあります。 

インプラントの治療の流れとそれぞれにかかる治療期間 

では具体的にインプラント治療の流れに沿って、そのプロセスと治療期間をご紹介していきましょう。 

★治療前(通院回数2~3回、通院期間2日~2週間) 

① クリニックで丁寧なカウンセリング 

② 歯の状態・口腔内の状態・全身の状態などを確認 

③ 治療法や手術を受けれるかなどの説明 

④ 術前検査(CT・血液・心電図などの臨床検査、歯周病の検査) 

⑤ インプラントを正確な位置に埋入するためのガイド作成 

⑥ 担当医師と治療計画を進める 

★外科手術(1日) 

① 歯の欠損部の歯槽骨にインプラントを埋め込む。 

② 埋入されたインプラントにアバットメントと呼ばれる連結部を装着する。 

③ 装着したアバットメントに人工歯を固定する 

・1回法・・・通院回数1~2回・通院期間1日~2週間 

歯ぐきを切開し、あごの骨にドリルでインプラント体を埋めるための穴を開け、その後、開いた穴にインプラントと人工の歯との連結部分にあたるアバットメントが一体となった、ワンピースインプラントを埋め込みます。ツーピースインプラントを使用する場合は、インプラント体を埋め込んだ後、アバットメントを取り付けて完了です。 

インプラントを埋め込む顎の骨がしっかりとあることが条件です。 

・2回法・・・通院回数4~6回、通院期間3~7ヶ月 

歯ぐきを切開したらドリルを使い、インプラント体を埋めるための穴をあごの骨に開けていき、その後インプラント体を埋め込み、インプラント体の上部の穴にカバーをかぶせたら切開した歯ぐきを縫い合わせ、1回目の手術は終了。 

2ヵ月後、インプラント体があごの骨としっかりと結合したら、2回目の手術を行ないます。 

★インプラント定着期間(3~6ヶ月) 

2回法で手術を行った場合は、1回目と2回目の間に3~6カ月の定着期間が必要となります。この期間は人工歯根と顎の骨が結合するための期間で、定着期間に個人差があるため歯科医師が期間を提案します。 

★人工歯をセット(1日) 

インプラントの土台が安定し切開した歯ぐきの傷口が治ってから人工歯をセットします。 

★手術後(メンテナンス年1回程度) 

術後は定期的なメンテナンスと歯周病予防プログラムが必要になります。 

適切なケアを行なわないとインプラント周囲炎を起こしやすくなるため定期的なチェックが必要です。その後、問題がなければ年1回程度の受診で問題ない状態になります。 

インプラント治療は長い目でじっくりと 

インプラント治療は、少なくても半年以上はかかるため、長い目でじっくり治療していく必要があります。 

それだけ長い事期間をかけて行うインプラント治療は、周囲の歯に負担をかけることなく自分の歯と同様に扱うことができる、口腔内の違和感が少ない治療方法です。 

やまむら歯科でも、インプラント治療は多くの実績を持っておりますが、治療を受けた患者様はみんな、インプラント治療をして良かった!まるで自分の歯みたい!と大変喜んでくださいます。 

期間がかかってしまっても、かかった分以上の機能性・審美性全てにおいて、どの修復方法よりも天然歯に近い回復が期待できます。 

生涯おいしく食事ができ、見た目も美しい状態を継続できるメリットを考えると、治療期間がかかったとしても行う価値はとても高いです。 

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“噛む”という動作は、健康にも大きく影響します。 

インプラント治療で不自由ない生活を取り戻しませんか? 

インプラントが気になっている方は、やまむら歯科の担当医と念入りに打ち合わせをし、治療期間の目安を頭に入れ、ご自身のライフスタイルに合わせてぜひご検討いただきたい治療です。 

歯科医師 院長 山村 昌弘

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治療後に痛いのはなぜ 

 

皆様の中には、むし歯の治療後なのに、歯が痛いといった経験をしたことはありますか? 

治療をしたのに歯が痛いなんて、ちゃんと治療ができていないのではないかと思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんので、ここはしっかりとご説明させていただきたいと思います。 

むし歯の治療後に歯が痛む原因 

むし歯の治療中は、麻酔をしているため痛みには気づかないことが多いですが、麻酔が切れた後にズキズキと歯が痛み出したという経験をした方は大勢います。 

  • 治療後は神経が敏感になる 

むし歯の治療後は神経が敏感になるため、いつもより痛みを感じやすくなります。 

むし歯の治療では、タービンと呼ばれる機器を使いますが、その時に生じる振動が神経へダメージを与えます。むし歯が神経に近ければ近いほど、熱や振動は伝わりやすいです。 

  • 神経が炎症を起こしている 

むし歯で溶かされた歯をきれいに取り除いても痛みがある場合は、すでにむし歯菌が神経内部まで入り込んでいる可能性もあります。 

また、神経の近くまで浸食しているむし歯は、神経を弱らせていることがあります。歯の神経がダメージを受けて弱っていると、治療後も歯がしみたりズキズキと痛む場合が多いです。 

  • 詰め物が神経を圧迫している 

詰め物が神経を圧迫すると、治療後のむし歯がズキズキと痛くなる原因になります。 

また、被せ物を入れる時に、嚙み合わせの調整がうまくいかず、周辺の歯根膜にダメージを与えて痛みを感じる場合もあります。 

  • 詰め物で銀歯を使用している 

詰め物が銀歯の場合、冷たい物や熱い物を食べると痛くなる原因になります。 

保険診療では、詰め物の材質にプラスチックや金属を使いますが、自費診療で使うセラミックに比べると金属は熱を伝えやすいため、日が浅いうちは刺激で傷みやすい状態です。 

通常なら2~3日もすれば痛みはなくなります。 

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  • 神経が取り切れていない 

歯の神経を取り除く根管治療の後にズキズキと痛みが生じる場合は、神経が取り切れていない可能性が考えられます。 

歯に通じる神経を取り除く根管治療は非常に複雑で、細くて狭い歯の中を隅々まで治療しなければ神経は取れません。そのため、治療が完了したと思っても、完全には神経が取り切れていない場合があります。 

むし歯の治療後に歯が痛くなった時の対処 

治療後の歯がズキズキと痛む症状は、一般的には2~3日もすれば落ち着きます。 

もし治療後に痛みが1週間以上継続している場合は、神経の圧迫や炎症などの可能性が考えられますので、必ずかかりつけの歯科医へ相談するようにしましょう。 

治療後に歯が痛くなった時は 

  • 痛み止めを服用する 

どうしても歯の痛みを抑えたい場合は、痛み止め飲んで様子をみましょう。 

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  • 刺激が強い食べ物を口に入れない 

むし歯の治療後に歯が痛い時は、刺激が強い食べ物を口に入れないようにしてください。 

  • 血液の循環がよくなる行動を控える 

身体が温まり血液の循環がよくなると歯の痛みが強くなります。そのため、できるだけ長風呂や激しい運動、飲酒等は避けましょう。 

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  • 痛みがある歯を触らない 

痛む歯に指でさわると、指に付着している細菌が患部に侵入する可能性があります。 

患部を冷却シートなどで冷やす 

冷却シートや冷たいタオルで患部を冷やすと、歯の痛みは少しだけ和らぎます。 

治療後に再受診すべき痛みの目安は? 

基本的に、むし歯治療後の痛みやしみるといった症状は数日で感じなくなっていきます。しかし、注意が必要で再受診すべき痛みもあるのでお伝えしておきます。 

痛みが時間の経過とともに増していく場合 

治療した歯の周囲が腫れてきた、赤くなってきた場合 

数日たっても症状が引かない場合 

こういった症状の時は、一度確認のため再受診をして確認してもらうことをおすすめします。特に、腫れや痛みの増加は、何らかの感染が疑われるため、歯科医院での処置が必要です。 

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最後に 

神経に近いむし歯の処置や、神経を取り除く処置を行った際には、治療直後に痛みや不快感が出ることは、治療後にドクターからご説明があるかと思います。 

ご自宅で、痛みや不快感をやわらげるために、適切に痛み止めを使用し、タオル等で冷やすなどといった応急処置をまずは試してみることをおすすめします。 

痛みやしみるといった不快感は、数日でだんだんと消失していくと思います。どうしてかというと、これは、神経の近くに第二象牙質という組織が作られ、刺激から神経が守られるようになったり、神経をとる治療中であれば、根管内にいれたお薬により、感染した組織が消毒され症状が鎮静化するためです。 

せっかく治療を行ったのに歯に痛みや不快感があると心配になってしまうものですが、数日安静にし、痛み止めなどで対応しながら、それでも痛みが治まらない様でしたら再診をご希望されると良いと思います。 

やまむら歯科では、治療後に痛みが出たりした場合、不安であればいつでもお問い合わせいただいて構いません。 

当院は、笑顔とコミュニケーションで溢れた明るく暖かい雰囲づくりを大切にしております。 

一人でも多くの方に当院を選んで良かったと思っていただけるように努めておりますので、遠慮なくお問い合わせください。 

歯科医師 院長 山村 昌弘

ご相談・ご予約は下記まで↓

大人の口臭をどう防ぐか 

そもそも口臭には種類がある! 

口臭には大きく分けて、【生理的口臭】【飲食物・嗜好品による口臭】【病的口臭】の3つの種類があります。 

【1.生理的口臭】 

生理的口臭は、誰にでもある匂い。起床直後や空腹時、緊張時(は特に口臭が強まります。これは唾液の分泌が減少し、細菌が増殖して口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん作られるためと言われています。また、ストレスにより唾液の量が少なくなることが原因で口の中が臭くなることもあります。 

特徴病的口臭ではないので、周囲への影響は時々不快にする事がある程度。多くの場合は、病的口臭と異なり、本人も気が付かない事があります。口臭が気になり不安な気持ちになると、より感じるようになります。身体のコンディションやストレスに対する感受性の違い、会話条件、生活習慣などによって、発生したり発生しなかったりします。 

改善方法:食事をしたり、水分を積極的に補給するようにすることで唾液量を増加させると急激に口臭が弱まります。つまり、生活習慣の改善でよくなるので治療の必要がありません。 

【2.飲食物・嗜好品による口臭】 

匂いの強い食べ物(にんにくやネギ、お酒)や煙草などによる一時的な口臭。時間の経過とともに臭いも無くなるため、治療は必要はありません。 

【3.病的口臭】 

病的口臭の90%以上は、口の中にその原因があると言われています。具体的には歯周病、虫歯(う蝕)、歯垢、歯石、舌の表面に付くコケ状の細菌の固まり、唾液の減少、義歯の清掃不良などです。そのほか、鼻やのどの病気、呼吸器系、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で口臭が起こる場合もあります。 

改善方法:口臭の原因となる病気を突き止め治療することで口臭を改善することができます。 

病気が“病的口臭”につながるのはなぜ? 

1.歯周病:病気が進行すると歯ぐきからの出血に膿が混じってくるようになり、口臭もひどくなってきます。 

2.虫歯:独特な臭いを持つ虫歯。食べかすや虫歯菌が、虫歯の穴の中に溜まって臭いがきつくなり、口臭の原因になります。しかし小さな虫歯で口臭が強くなることはなく、進行してくると次第に口臭がきつくなってきます。神経まで侵され腐ってしまうと、強烈な臭いがします。 

3.歯垢:歯の表面に付着する柔らかい堆積物で、ほとんどが細菌のかたまり。虫歯や歯周病の原因になるものなので、口臭の原因となります。 

4.歯石:歯垢が作った、かたい石灰分。歯石がたくさん付くようになると口臭も悪化します。さらに、歯石が付くことにより歯周病を進行させてしまいますよ。 

5.舌苔(ぜったい):舌苔(ぜったい)とは体調不良のときなどに、舌の表面に白っぽいものが付着することで、これは歯垢と同じような細菌の固まり。これも口臭の原因になるため、舌をきれいにすることで口臭も軽減されます。 

6.唾液の減少:実は唾液は口臭予防にとても大切!唾液の分泌が少なくなると口の中が不潔になり、虫歯や歯槽膿漏に繋がります。さらに、口の中が乾燥することで口臭が強くなりやすくなります。 

7.プラスチックの人工歯:義歯、入れ歯のプラスチック部分は色や匂いを吸着してしまいます。毎日きれいに清掃し、消毒剤に浸しておくことが大切! 

8.不良な冠、かぶせた金属の腐食:歯にかぶせた金冠が古くなって穴やすき間ができたりすると汚れがたまり易くなり、口臭の原因に繋がります。 

9.口腔ガン:口の中の癌により口臭が発生することがあります。 

10. 鼻・のどの病気:鼻は口とつながっているため、副鼻腔炎(蓄膿症)や咽頭炎、喉頭炎などの炎症があると、たんぱく質を含む血液や膿が口の中に出てきて、口臭が起こってしまいます。 

11.その他呼吸器系の病気・消化器系の病気:全身症状が原因となって口臭が発生することがあります。治療することで口臭は軽減されます。 

口臭を予防するための基本 

口臭予防の基本は、お口の中を清潔に保つこと原因を突き止めること。毎日の歯磨きと歯科医院でのクリーニングで清潔な口腔内環境を維持できれば、口臭だけでなく虫歯・歯周病の予防にもつながりますよ。 

【おうちでできる予防】 

・毎日の歯磨きを丁寧におこうなう 

・磨きにくいところや磨き残しがありそうなところはフロスを使う 

詳しくはこちら:http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/preventive/ 

【歯科医院でできる予防】 

・定期的な健診 

・定期的なクリーニング 

・口臭の検査 

詳しくはこちら:http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/checkup/ 

病的要因の口臭対策 

▶︎▶︎原因になっている症状・病気が治れば口臭も軽減・解消されるため、虫歯・歯周病であれば治療を受けて完治させることが先決となります。呼吸器系・消化器系の病気の場合は、専門医院で治療を受けるようにしましょう。 

親知らずが口臭の原因になっている場合は、抜歯したほうがいいケースも。歯科医院に行き、自分の歯の場合はどうしたら良いのかを相談すると良いでしょう。 

詳しくはこちら:http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/wisdom/ 

生理的要因の口臭対策 

▶︎▶︎こまめに水分を補給したり、ガムを噛んだりして、お口の中の潤いを保ち、できるだけ唾液の分泌を促すことを意識することと、お口の中を洗浄・殺菌することが重要となります。これらを意識することで、口臭の軽減・解消が期待できます。 

疲労やストレスは要注意! 

疲労や風邪などで免疫力が落ちて細菌が増殖してしまうのは、お口の中も例外ではありません。抵抗力が落ちてしまいお口の中の細菌が活発になると、口臭を引き起こしてしまいます。ストレスを溜めこまない生活習慣や健康的な生活を意識することが大切です。

歯科医師 院長 山村 昌弘

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こどもの虫歯を発見するためには? 

そもそも虫歯とは 

虫歯とは、ミュータンス菌などの虫歯原因菌が出す酸によって、歯のカルシウムが溶かされ、歯がもろくなり、ついには穴が開いてしまう病気のことです。歯周病と同じように、重症化するまでは自覚症状がないことも多く、自分では気づかないことも多いです。 

【虫歯の発生】 

①お口の中の原因菌が糖質を取り込み、歯垢を形成します 

②歯垢の中で原因菌がさらに増殖し、糖質から酸をつくります 

③酸によって歯質からカルシウムやリンが溶け出す。これを脱灰といいます。 

④虫歯が進行してしまうと歯に穴があいた状態になります。 

※4の状態になると元にはもどりません 

【虫歯の進行】 

①歯の表面が白くにごり、くすんで見えるのが初期むし歯の状態。この状態を放って置くとむし歯に 進行します。 

②虫歯がエナメル質に進行すると歯の表面が白くにごり、黒く見えている状態になります。この状態 では痛みはありません。 

③虫歯が象牙質にまで進行し、歯の表面が黒く見えている状態。噛む時に痛みを感じることもありま す。 

④さらに虫歯が進行すると歯髄まで達する状態になり、ここまで進行が進むと時に激しい痛みを伴う ことがあります。 

⑤4より虫歯が進行すると、歯冠部が大きく壊れ、歯根部だけが残った状態になります。この段階で は、痛みを感じることは減ってきます。 

生活の中に潜む虫歯のリスク

虫歯ができる原因として大きく関わっているのが、糖質(ショ糖)、原因菌(ミュータンス菌)、歯質(エナメル質・象牙質)の3つ。この3つの要因が重なることで虫歯が発生します。誰でも口の中には細菌が存在しますが、虫歯のなりやすさには、個人差があります。では生活の中に潜む虫歯のリスクには、主に糖分の多い食生活や、唾液の分泌量被せ物・詰め物の劣化正しい歯磨きをできていないなどの要因があげられますよ。特に甘いものが好きな方は、甘いものを生活の中で頻繁に摂取していたり、だらだらと長い時間継続して摂取していたりすると、細菌の働きが高まって虫歯が発生するリスクが高まってしまうので要注意です! 

子供の虫歯

子どもの場合、虫歯が発生しやすいのは、前歯と奥歯。また、乳歯や生えかわって間もない永久歯はエナメル質が薄くやわらかいため、虫歯が進行しやすい歯です。さらに、子どもの歯は大人に比べて虫歯になりやすく進行も早いため、普段から予防をすることも重要。甘いおやつやジュース、だらだら食いには気をつけて、磨きにくい部分は必ず仕上げ磨きで磨いてあげることが予防をする上で大切になります。 

【子どもが虫歯になりやすい場所】 

1.上の前歯の歯と歯の間:0歳〜2歳ぐらいの時期は、上の前歯が虫歯になりやすい時期。哺乳瓶でミルクや甘い物を飲ませることで虫歯になりやすくなります。また、哺乳瓶で飲んだあとにすぐ寝かしつけてしまうと、全体的に虫歯になるリスクが上がってしまうので要注意ですよ。 

2.奥歯の溝の部分: 

3.奥歯の歯と歯の間: 

奥歯までしっかりと歯ブラシを届かせて磨いてあげても、汚れを落としにくいのが奥歯の溝の部分と、歯と歯の間。歯と歯の間は、フロスを使うと簡単に汚れを除去できます。 

子どもの虫歯を放っておくとこんなリスクが…! 

①偏食になりやすい 

②顎が十分に発達しない 

③虫歯になりやすくなる 

④大人の歯の歯並びにも影響がでる 

⑤大人の歯の発育の妨げになる 

これらのリスクを回避するためにも、効果的な対策を知っておきましょう。 

子どもの虫歯に効果的な対策は?

子どもは大人よりも虫歯になりやすく進行も早いため、なるべく虫歯にならないための対策が必要です。子どもの虫歯に効果的な対策のポイントは、フッ素にあります! 

その1歯からカルシウムが溶け出すことを抑制する力あり 

上記に加え、いったん溶け出してしまったり、既に唾液中に存在するカルシウムを歯に取り込む働きも知られていて、歯の質そのものを強化してくれる効果もあります。これだけではなく、フッ素は虫歯菌自体の活動を抑える働きももっているため、虫歯予防に大変効果的な成分といえるのです。 

その2虫歯になりやすい子どもの乳歯・永久歯の再石灰化を促進 

再石灰化とは、歯から溶け出したカルシウムが再び歯に取り込まれること。子どもの歯は虫歯になりやすい反面、フッ化物による再石灰化が大人の歯よりも促進されやすいため、虫歯対策がポイントになりますよ。 

むし歯にならないためには、予防がとても大切。子どもの虫歯は進行がはやいので、おうちで出来るセルフケアや歯医者さんでのケアが不可欠です。 

【具体的ケア方法】 

①フッ素入りの歯磨き粉を使う。 

②デンタルフロスで歯間の汚れを除去する。 

③キシリトール配合のタブレットで虫歯菌の酸を抑える 

④仕上磨きで細かい部分のブラッシングをする 

⑤歯医者さんでのフッ素塗布 

⑥歯科医院でシーラント(プラスチックの材料)をして埋める 

歯科医師 院長 山村 昌弘

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インプラントオーバーデンチャーとは 

事故や病気、また年齢を積み重ねたりして歯をほとんど失った場合、多くの方は治療の選択肢として、総入れ歯(総義歯)が浮かんでくると思います。しかし最近では、歯科医療のすさまじい進歩により、新たな治療の可能性も出てきました。 

それがインプラントと入れ歯のメリットを組み合わせた「インプラントオーバーデンチャー」です!入れ歯やインプラント等をインターネットなどで調べたことのある方の中は、「インプラントオーバーデンチャー」という言葉を目にしたことがあるかもしれません。 

「インプラントオーバーデンチャー」って何だろう・・・と思っても、なかなか調べてみるとなると一苦労ですよね。 

ここでは、インプラントオーバーデンチャーが何なのか、どのような治療法なのか、メリットデリメットなどを解説していきたいと思います。 

インプラントオーバーデンチャーとは 

インプラントオーバーデンチャーとは、残存歯やインプラントを入れ歯で覆い被せる治療法のひとつです。 

イメージは総入れ歯そのものですが、入れ歯が粘膜で噛む力を支えているのに対し、インプラントオーバーデンチャーは、歯やインプラントが支えになりますので、入れ歯とは全く違う治療となります。 

構造としては、埋め込んだインプラント(1~4本)を土台とし、入れ歯を固定する治療法となります。 

インプラントオーバーデンチャーのメリット・デメリット 

【メリット】 

  • 通常の入れ歯よりも安定する 
  • しっかり噛めるようになる 
  • ズレる心配がない 
  • 入れ歯は取り外して手入れできる 
  • 大きな外科手術が不要 
  • 全歯をインプラントにするよりも治療費を抑えられる 

通常の入れ歯の場合は、顎骨に負担がかかりやすく、次第に骨が痩せ細ってしまうため、定期的に作り直さなければいけません。 

反対に、インプラントオーバーデンチャーは、顎骨への負担を軽減できるので、長く使用できます。更に、修理費やメンテナンス費用など、維持費がかかりにくいところもメリットの1つです。 

デメリット】 

  • 保険適用の入れ歯よりも費用がかかる 
  • 残存する歯に被せる場合は、虫歯のリスクが上がる 
  • 治療できない場合もある 
  • 外科手術が必要 

インプラントオーバーデンチャーは、部分入れ歯にも対応していますが、残存する歯に被せる場合は、隙間から細菌が入り込みやすくなるので、虫歯のリスクが高くなります。 

また、この治療は誰でも受けられる治療ではありません。持病がある方やヘビースモーカーの方など、場合によっては断られる可能性もあります。 

インプラントオーバーデンチャーが向いている人 

  • 残存歯の数が少ない 
  • 下顎の歯のない 
  • 総入れ歯である 
  • 入れ歯の違和感を感じている 
  • 入れ歯に抵抗がある 

このような症状がある方は、インプラントオーバーデンチャーがお勧めです。 

インプラントオーバーデンチャーと入れ歯の違い

 

  • 治療法 
    ★入れ歯・・・型取り➡かみ合わせなどの調整➡見た目の確認➡完了 
    ★インプラントオーバーデンチャー・・・精密検査➡外科手術➡骨とインプラントが結合するまで数カ月待機➡精密な型取り➡インプラントに付けたアタッチメントにカチッとはまる入れ歯が出来たらかみ合わせの調整をして完了 
  • 治療期間 
    ★入れ歯(保険のもの)・・・2週間~1カ月 
    ★インプラントオーバーデンチャー・・・お口の環境にもよるが、手術後、2~3カ月の治癒機関が必要になり、最終まで半年以上かかるケースもある 
  • 費用 
    入れ歯・・・保険の場合は3割負担で1万円前後 
    インプラントオーバーデンチャー・・・上下のどちらかで50万~150万 
  • 痛み、外れやすさ 
    入れ歯・・・痛みが出やすい・外れやすい 
    インプラントオーバーデンチャー・・・痛みは出にくい・外れることもほとんどない 
  • 機能面 
    入れ歯・・・壊れやすい・違和感が強い・舌の動きを邪魔して話しずらい 
    インプラントオーバーデンチャー・・・違和感が少ない・歯がある時のような自然な発音で話せる 
  • 他の組織への負担 
    入れ歯・・・噛む力がかからず骨と歯ぐきが痩せてしまう・顎の骨に適切な刺激が伝わらず骨が痩せていき、入れ歯と歯茎の間にすき間が出来て痛みが出る 
    インプラントオーバーデンチャー・・・歯茎に過度な負担がかかることがない・神田力を骨に伝えることができるため顎の骨が痩せるのを防ぐ 
  • 適応 
    入れ歯・・・失った本数に関係なく対応 
    インプラントオーバーデンチャー・・・持病があると外科手術ができない・ヘビースモーカーの方もできない可能性がある 

インプラントオーバーデンチャーは毎日の生活を快適に過ごせる治療法です! 

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入れ歯を使っている方は、「もっと快適に過ごしたい」といった反面、「大がかりな手術(骨造成)はしたくない」「なるべく費用を抑えたい」と思っている方も少なくないと思います。 

インプラントオーバーデンチャーは、そういった方におすすめの治療法です! 

入れ歯の不便さを我慢しないで、インプラントオーバーデンチャーで快適な生活を手に入れましょう。 

入れ歯をお使いの方で毎日の生活を快適にしたい方は、ぜひやまむら歯科へご相談ください。 

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歯科医師 院長 山村 昌弘

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