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やまむら総合歯科・矯正歯科
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スタッフブログ

2023.01.20

噛めない入れ歯を直すために 

皆様の中にはこんなお悩みを抱えていらっしゃる方はいませんか??  強く噛むと入れ歯が浮いてしまうので固いものが噛めない  焼いたお肉やイカなどが噛み切れない  強く噛むと痛みが出る  痛みはないけどうまく噛めない  舌や頰の内側をよく噛んでしまう  なかなかなれない  上手に発音ができない  外れやすい  やまむら歯科へいらっしゃる患者様の中には、上記のようなお悩みを抱えていらっしゃる患者様が多くいます。  こうやって当院へ来てくださればまだ良いのですが、悩んでいるにもかかわらず、我慢したりあきらめてしまっている方も多いと思いますので、そういった方はぜひこの記事を読んでみてください。  入れ歯で噛めない原因  ★歯ぐきの炎症  毎日の手入れが不十分だったり、身体の免疫力が低下してしまっている状態だと、入れ歯に細菌が付着し、そこから歯ぐきに細菌が繁殖し、炎症を起こしてしまうことがあります。  ★入れ歯の噛み合わせが悪い  通常、入れ歯は上下の歯の凹凸がうまく噛み合うように作られています。ですが、長年同じ入れ歯を使用したり、噛みぐせによる顎のずれによってうまくかみ合わず、尖った部分同士がぶつかる噛み合わせになってしまうと、噛み合った部分の中央に空間ができてしまい、食べ物をうまく噛み切ることが難しくなってしまいます。また、尖った部分同士がぶつかることで、口を動かすたびに舌や頰の内側の粘膜を挟んでしまいます。  ・合わない入れ歯を使用している  顎の関節に異常があったり、極端に歯ぐきが痩せてしまったりしている場合は、顎にうまく力が入らず噛みにくさを感じることがあります。  合わない入れ歯を使い続けていると・・・  合わない入れ歯を使っていると食べにくくなり、楽しいはずの食事もストレスになってしまうことがあります。また、噛めないことによる影響は全身の健康にも及ぶといわれています。  また、残っている歯にも負担がかかります。その負担がダメージとなり、残っている歯の寿命を短くしていき、徐々に歯を失っていくことに繋がってしまいます。  噛めない入れ歯を治すためには?  入れ歯の修理・作り直し  入れ歯は一度作ったら一生使えるものではありません。噛み合わせや使い方によって、すり減ったり、変形する可能性があります。また歯を支える骨の状態によって入れ歯が合わなくなることがあります。  今の自分のお口の中に合うように入れ歯を修理しましょう。もし修理できない様であれば、今の状態にあった入れ歯を作り直すことをお勧めいたします。  合わないなと感じたら、定期的に歯科医院に相談し、調整、作り変えを検討してみてください。  やまむら歯科では、入れ歯専門の技工士がおりますので、より細やかな要望に応えられる体制が整っています。他院で作った入れ歯も遠慮なくご相談ください。  インプラント  歯を失った際の治療方法は、以前は入れ歯だけでしたが、現在は人工の歯根を埋め込んで義歯をかぶせるインプラント治療も選べるようになりました。  インプラントは、見た目も噛む力も天然の歯とあまり変わらず、食べ物が歯と歯ぐきの間に挟まる心配もありません。  しかし、インプラント治療は自由診療のため費用が高く、入れ歯の本数が多いとかなり高額になってしまいます。  また、高血圧や糖尿病などの持病をもつ人はインプラントができないこともあり、さらに重度の歯周病など歯ぐきがしっかりしていない場合は入れ歯を選ぶ方がよいでしょう。  インプラントにした方が良い理由  ★インプラントの寿命  入れ歯を作り変えたり直したりして使っていくのも良いですが、インプラントは、「第二の永久歯」と呼ばれるほどの寿命があります。  10年経過した後の平均残存率は90%以上という調査結果もあるほどです。入れ歯と違い、インプラントは、大切に管理していけば長持ちする装置であり、だからこそ「第二の永久歯」と呼ばれ、半永久的に使うことができる装置なのです。  ★インプラントの噛む力  天然歯のような噛む力も備わり、毎日の面倒なお手入れ等もありません。  今まで入れ歯(義歯床)が合わなくて、食べることが楽しく感じられなくなってしまった方が、また以前のように美味しくご飯が食べられるようになるのは、とても大切なことです。  以前のような、「食べることが楽しい」という気持ちを取り戻せます。  更に、ほとんどの方が、なるべく残っている歯を長持ちさせたいと思っていると思いますが、入れ歯は他の歯にとても負担がかかります。  インプラントは、治療した個所以外は削りませんし、ひっかけたりすることもないので、他の歯に影響が出てしまうことがありません。  健康寿命をのばしたい方には、とても適しています。  インプラント治療は歯科医院選びから!  インプラントは、高度な技術、そして経験豊富な知識等を必要とする専門性の高い治療です。材料も種類が豊富で、治療に際した検査等についても、どれだけしっかり行ってくれるか、アフターフォローは万全かなど、歯科医院ごとに特色が違います。  やまむら歯科のインプラント治療では、1日で仮歯の装着まで行う1dayインプラントから、オールオン4などと様々な症例に対応いたします。圧倒的な診療実績と最新の技術と医療設備、安心のフォロー体制で治療していきます。  入れ歯で食べることが楽しくない方、入れ歯を使っていたけどインプラントにしてみたい方、遠慮なくご相談ください。  やまむら歯科では、あなたに合った治療方法を、親身になってご提供いたします。  歯科医師 院長 山村 昌弘 ご相談・ご予約は下記まで↓ 詳細はこちら

2023.01.18

1日で終わるインプラントとは(即時埋入)

歯の治療って時間がかかりますよね・・・。  特にインプラント治療となると、状況によってですが、早くて半年、長くて1年近くかかってしまう場合もあります。  インプラント治療をしたいけど、治療期間がかかるからと言ってあきらめている方は、特にに朗報です!  1日で終わるインプラント(即時埋入インプラント)とは??  1日で終わるインプラントとは、即時埋入という名前の通り、抜歯と同時にインプラントを埋め込みます。そのため期間を大幅に短縮できます。  従来のインプラント治療と即時埋入インプラントとの比較  通常のインプラント治療  上図のように、通常のインプラント治療では、抜歯後、一次手術でインプラントを埋入し、歯肉が治癒してから二次手術で型取りをし、被せ物を装着するという流れとなります。  その流れの中で、抜歯した個所の骨が回復するのを待つ必要があるのですが、その待機期間がとても長くかかり、その結果、トータルの治療期間が下顎であれば5~6ヶ月、上顎で8~9ヶ月と長くかかります。  即時埋入インプラント  上記のように、抜歯後の待期期間がなく、治療が終わるまでに3~4ケ月程度でインプラントができます!  どうして即時埋入できるの?  どうして即時に埋入できるのかというと、歯を抜いた直後に顎の骨に埋め込んでゆく手術法なので、歯肉の切開を行わないからです!!  切開を必要としないため、患者様への負担も少なくなりますし、治療期間を短縮することにもつながります。    即時埋入インプラントのメリット ★治療期間を短縮できる  抜歯後、骨が回復するのを待つ必要がないため、一般的なインプラント治療のおよそ半分ほどの期間で治療を終わらせることができます。  また、痛みや腫れなども比較的少ないのが特徴です。  ★手術の回数を減らせる  1回の手術で、抜歯と同時にインプラントを埋め込みと仮歯の装着まで行なうことができるので、手術や通院回数が最小限で済み、患者様の精神的・身体的な負担を軽減します。  ★歯が無い期間がない  一般的なインプラント治療では、抜歯後しばらくは歯がない状態になります。が、即時埋入インプラントでは、抜歯後すぐにインプラントを埋め込んで、その日のうちに仮歯を装着することも可能なので、歯のない状態になることがありません。  ★顎骨が痩せにくい  インプラントは、抜歯から日が経ってしまうことで、歯茎の骨が痩せるというデメリットがありました。しかし、即時埋入インプラントはm抜歯後すぐにインプラントを埋め込むことで、顎骨が痩せにくくなります。そのため、歯肉の形状も維持しやすく、自然な見た目に仕上がりやすくなります。  即時埋入インプラントのデメリット  ★適応条件が厳しい  抜歯即時埋入インプラントは誰もが受けられる治療方法ではありません。  【適応条件】  ・抜歯後すぐにインプラントを埋入できるだけの骨が歯茎にあること  ・歯周病などのその他の病気にかかっていないこと   などが条件になります。  【適応外】  骨の量が少なくて骨造成術が必要な場合  虫歯や歯周病などの症状が口の中にある場合  ★感染症のリスクが高まる  抜歯とインプラントという2つの手術を一度に行うため、感染症の防止策がきちんとしている歯科医院で治療する必要があります。  インプラントは外科手術が伴う治療で、出血が避けられません。  出血が伴うということは、感染症のリスクに晒されやすことを示しています。  感染症のリスクを下げるためには、感染症対策をきちんと行っている歯科医院であることが重要です。  手袋をこまめに交換しているか、ホームページなどに感染対策についての取り組みが書かれているか、滅菌処理された器具が使われているか等が重要になります。  ★歯科医院が限られる  抜歯即時埋入インプラントは高度なテクニックが必要な治療法ですので、対応している歯科医院は限られます。  技術がなければ簡単にはおこなえない治療なので、信頼できる歯科医院を見つけることも重要です。  やまむら歯科の即時埋入インプラント治療の特徴  年間500件以上のカウンセリング数と豊富な治療実績  院内に歯科技工所を設置  最新の医療設備と治療技術  万全な感染対策  このように、やまむら歯科でのインプラント治療は、年間500件のカウンセリング、インプラント315症例以上の治療実績があり、その中には1日で終わるインプラント治療も多くあります。  経験豊富なドクターが患者様それぞれに合った治療を提案し、  ➡最新の機器を使いこなして治療を行い、  ➡かぶせ物専門の歯科技工士が修理や微調整を行いながら、  ➡快適なお口にするために歯科衛生士からのアドバイスも受けられ、  といったように、歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士があなたの快適なお口のために責任を持って担当させていただきます。  やまむら歯科でインプラント治療という、残っている歯を守りながら、天然歯と変わらない噛み応え、輝きを手に入れ、あなたの将来が健康に過ごせるお手伝いをさせてください。  歯科医師 院長 山村 昌弘 ご相談・ご予約は下記まで↓ 詳細はこちら

2022.12.25

歯が抜けたときの治療方法

むし歯や歯周病などが原因で、歯が抜けてしまいお困りの方も多いのではないでしょうか?また、運動をして転んだりして歯を失ってしまう可能性も充分にあります。そんな時、どのような治療方法があるのか、そしてそれらの治療方法、メリット・デリメットについてもご紹介させていただきます。 やまむら歯科では、出来るだけ多くの方がご自身の歯を残してしっかり噛めるよう、お一人お一人に合った治療をご提案していきます。今は心配がなかったとしても、予備知識として治療方法を知っておくことはとても大切です。万が一の場合のためにぜひ知識として頭に入れておいてください。 歯を失った時の3つの治療方法 歯を失ってしまった場合の治療方法には、下記3つの治療方法がおすすめです。 インプラント ブリッジ 入れ歯 インプラント 歯の欠損部の歯槽骨に人工歯根(インプラント)を埋め込み、埋入されたインプラントにアバットメントと呼ばれる連結部を装着し、人工歯を固定する治療です。 ブリッジ 失った歯の両脇の歯を支台にするために削り、その上に連なった人工歯を橋(ブリッジ)のように被せ装着、固定します。 入れ歯 失った歯の本数に合わせて入れ歯(義歯)を作ります。歯が残っている部分入れ歯の場合はバネをつけて隣の歯に引っかけて装着します。 3つの治療方法のメリット・デリメット それぞれの治療法においてメリット・デリメットがあります。それらをしっかり理解して治療に進むようにしましょう。 ★インプラント メリット天然歯のため自分の歯のように噛める見た目が自然できれい削らないで済む食べ物の味や感触がよくわかる違和感がない金属アレルギーの心配がほとんどないデリメット外科手術が必要治療費が比較的高額全身疾患がある場合には治療ができない場合がある ★ブリッジ メリット治療期間が短いがっちり固定費用をかければ見た目の仕上がりが良い。保険診療を選べば治療費が比較的安価デリメット両脇の健康な歯を削る必要がある発音に問題がでる場合がある両脇の土台となる歯に大きな負担がかかるので、将来的にその歯を失ってしまうというリスクがあるかぶせた歯と歯肉の間に隙間ができやすい ★入れ歯 メリット治療が比較的簡単治療期間が短い適用範囲が広い費用を書ければ機能的でより自然な見た目の入れ歯を選ぶこともできるデリメット違和感を感じることがある固い食べ物に苦労する場合がある見た目が良くない場合がある発音に問題がでる場合があるなじむまで期間がかかるだんだん合わなくなることがある 3つの治療方法の治療後の寿命 治療が終わっても、その後のお手入れや周囲の歯によってそれぞれの寿命が変わってきます。ここでは、それぞれの治療後の寿命(耐用年数)を見てみましょう。  インプラントブリッジ入れ歯耐用年数数10年7~8年程度4~7年程度注意事項人工歯の部分は使用によって刷り減る土台の歯が悪くなれば、さらに大きいブリッジに作り替える必要がある合わなくなったりすると作り替える必要がある このように、インプラントは一度治療をしてしまえば数十年もたせることができますが、ブリッジや入れ歯の場合は、仮にそのもの自体はダメになることはなくても、周りの歯や歯茎によっては再度作り変える必要が出てきてしまいます。 3つの治療をした後、それらがダメになると?? インプラント インプラントは周りの歯を削っていません。そのため、インプラントの周りの歯が虫歯になりやすくなるということもありません。万が一インプラントがダメになったとしても、その部分のみ再度インプラントをするだけで、他の歯に影響はありません。再度インプラントにしなかったとしても、ブリッジにするという手段も選択できます。 ブリッジ ブリッジはなくなった歯の両隣を削って支えています。もともと丈夫な歯を削り、そしてブリッジの土台にすることによって、その土台の歯が虫歯になりやすいというリスクも抱えています。そして、その支えとなる土台の歯がむし歯などによりダメになると、更に大きなブリッジに作り変える必要が出てきます。もしくは、欠損部分が多ければ入れ歯になる可能性も出てきますし、場合によっては入れ歯も対応ができないこともあります。 入れ歯 入れ歯は、歯がない土手の部分の骨が痩せてきますし、年齢とともに歯ぐきも痩せてきますので、入れ歯自体が壊れていなかったとしても、合わなくなって作り変える必要が出てきます。 また、当然ですが、ひっかけている歯がぐらぐらしてきたり抜けてしまったりということも考えられますし、そういった場合も作り変える必要が出てきます。 自分の歯を1本でも多く残そう! ここまでいろいろと比較してわかったいただけたと思いますが、インプラント治療は、ダメになった歯以外の歯を削ったりする必要もないので、自分の歯をより多く残すことができます。 そして何より、数十年持たせることができますし、自分の歯のように食べ物を噛んだり味わったりすることができます。 自分の歯が多く残っていれば、食事を楽しむこともできますし、歯を食いしばって力を入れることもできます。そして、しっかり咬めるということは健康面にも影響してきます。私たち人間は噛むことによって脳に刺激を与えることができ、それによって脳が活性化されるのです。 インプラント治療なら、自分の歯と同じ働きを望めます。 インプラント治療に不安な方、手術が怖いと思っている方、やまむら歯科は、経験豊富なドクターが、最新の設備や機器を使用して、一人平均年間500本以上のインプラント手術を行なっていますので、安心してご来院ください。 歯科医師 院長 山村 昌弘 ご相談・ご予約は下記まで↓ 詳細はこちら

2022.12.23

フロスを使わないとどうなる??

「デンタルフロスや歯間ブラシって使った方が良いの?」「歯ブラシだけだといけないの?」 「デンタルフロスって隙間が空きそうな気がする」これを読んでいる方の中には、このような疑問を抱えている方もいらっしゃるかと思います。 ここでは、フロスを使用するのとしないので何がどう違うのかをご紹介していきます。 デンタルフロスって何?? そもそもデンタルフロスがどういった役割を持っているのかを知らないとお話にならないと思いますので、デンタルフロスの役割をお伝えいたします。 歯と歯の間の歯間部は歯ブラシの毛先が届きにくいため、歯垢(プラーク)が残りやすく、むし歯や歯周病が発生しやすい場所です。歯ブラシで磨けなかった個所を放置しておくと溜まった歯垢が歯石となり、やがてむし歯や歯周病を引き起こします。歯ブラシでは届かない、歯と歯の隙間を掃除できるアイテムがデンタルフロスです。 歯と歯の間にすき間は生まれない?? デンタルフロスは柔らかい繊維でできているので、歯を動かすほどの力はありません。ですが、デンタルフロスで隙間が広がることはあります。え?!と思った方、ご安心ください。デンタルフロスで隙間が広がるのは、歯肉炎などの炎症が治まった場合や、隙間につまっていた汚れが取れた場合です。ですので、デンタルフロスをする前よりも良い状態になったということになります。 デンタルフロスの役割 デンタルフロスは、歯間清掃専用の弾力性のある細いナイロンのフィラメント(とても細い繊維)を数多くより合わせて作られています。このフィラメントが歯と歯の間に広がり、歯と歯の間にたまったプラーク(歯垢)を捕らえて取り除きます。デンタルフロスは、歯ブラシでは届かない歯間部の清掃に使用するためのものです。フロスによって歯と歯の間のプラークを効率よく取り除くことができ、歯磨き後に使用することで、むし歯や歯周病予防の効果が見込めます。 歯垢除去率 歯ブラシだけのブラッシングでの歯垢除去率・・・65% 歯ブラシ+デンタルフロスでの歯垢除去率・・・85% ご存じの方も多いかと思いますが、歯ブラシだけのブラッシングだと歯垢除去率は65%と思ったよりも低い数値となります。 そこへ、歯ブラシのブラッシング後にフロスを使用すると、歯垢除去率は85%まで上げることができます。 それでもまだ100%には遠いですが、ご自身で毎日行うセルフケアですと、ケアできていると言っても問題ありません。 フロスの必要性 むし歯の予防効果が高まる デンタルフロスを使用すればむし歯の予防効果は格段に高まります。上記であげたように、プラークの除去率が高まるのも理由の一つですが、デンタルフロスは、歯と歯の間の汚れを除去できるからです。 むし歯の大半は歯と歯の間から発生することが多いため、その部分をどれだけ綺麗にできるかがむし歯予防の重要なポイントになってくるのd背う。 歯ブラシが届かなくて磨けない箇所を、デンタルフロスを使用することで綺麗にし、むし歯予防につなげることができるのです。 お口の中の異常を発見できる お口の中に異常があった場合、デンタルフロスを使用することで以下のような症状に気付けることがあります。 フロスが引っ掛かる・切れてしまう場合 詰め物やかぶせ物があっていない むし歯がある フロスが匂う・フロスに血が付着している 口臭 歯周病の可能性 このように、デンタルフロスの使用の違和感は、お口の中の病気や異常に気付けるきっかけになるのです。 使用の頻度 デンタルフロスの効果を得るためには、1日1回使用しなければなかなか効果を得られません。 お勧めなのは、丁寧に歯磨きができる時間が好ましいので、夜寝る前の歯磨きの時に使用するのがおすすめです。 歯ブラシによる歯磨きは1日2回~3回行いますが、毎回デンタルフロスを使用する必要はありません。 ただし、週に1回程度しかデンタルフロスを使用しなかった場合、デンタルフロスを一切使用しない、歯ブラシだけのブラッシングの人と予防効果を比べると、むし歯の予防効果はほとんど変わらず、デンタルフロスの効果を得ることができません。 このため、デンタルフロスを使用する場合は1日1回の使用を目安にしてください。 デンタルフロスを使用していても定期検診を行いましょう デンタルフロスを使用すれば虫歯の予防効果が高まるのは分かっていただけたでしょうか。ですが、だからと言って確実に予防できるとまでは言えません。 先ほどもお伝えしましたが、歯ブラシとデンタルフロスを併用しても、歯垢除去率は85%程度です。残りの15%はどんなに丁寧にセルフケアを行っても消えることはありません。 せっかくセルフケアを万全にしたのにむし歯になってしまうのはとても悔しいことです。将来、ご自身の歯を1本でも多く残すためにも、いつまでも健康でいるためにも、定期的に歯科医院のプロによるプロフェッショナルケア、定期検診を受けましょう。 また、人それぞれ歯並び、お口の状態が違いますので、ブラッシングの仕方も人それぞれで違います。間違ったブラッシングを続けていると、お口の状態はかえって悪くなってしまいます。 やまむら総合歯科 矯正歯科の定期検診では、歯科衛生士が30名在籍しており、正しいブラッシング指導も行っているため、歯磨きの精度をさらに高めることができます。歯周病のチェックもしっかり行い、皆様のお口の中を総合的に、そして継続して管理していきます。また、患者様一人ひとりにオリジナルの資料を作製し、この資料をお見せしながら歯科衛生士、カウンセラーが現状の説明をしていきます。 もし治療が必要な場合は今後の治療方針をお伝えさせていただきます。 自分の歯を守るためにも、ぜひ一度足を運んでみてください! 歯科医師 院長 山村 昌弘 ご相談・ご予約は下記まで↓ 詳細はこちら

2022.12.21

歯ぐきから血が出る理由

歯みがきをしていて歯ぐきから血が出た経験をした方は多いのではないのでしょうか。歯磨きの際に歯茎から血が出ると、少し嫌な気持ちになってしまいますよね。 血が出たからと言ってもたくさんではないし、痛くもないし、ほおっておけばいいやと簡単に考えている方は要注意です。 どうして出血するの?? 歯茎からの出血にはいくつかの原因がありますが、なぜ出血するかというと、体が歯周病菌に対抗する為に、白血球等を送る毛細血管を発達させた結果炎症を起こし、それが破れて出血に至ります。 実は、歯ぐきからの出血は、放置しておくと思わぬ事態を招いてしまうこともあるのです。ここでは、歯ぐきから血が出る理由を探ってみましょう。 歯ぐきから出血する原因 歯ぐきから出血する原因は数多く考えられます。 過度の歯磨きや強すぎるブラッシング 新しいハブラシでのブラッシング フロスを習慣的に使用する 強い食いしばりや歯ぎしり 糖尿病などの全身疾患 これらのことでも歯ぐきから血が出ることがあります。また、服用している薬によっては、歯ぐきに出血を引き起こすものもあります。 歯ぐきから血が出る原因として一番多いのは歯周病 歯ぐきからの出血は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊が、歯の周辺や表面、歯と歯の間などに蓄積されることにより引き起こされます。プラークがきちんと取り除かれていないと、歯ぐきが炎症を起こして出血してしまうのです。 歯周病は「日本人が歯を失う原因の第1位」と言われる病気 歯周病は自覚症状がほとんどなく進行するため、定期検診などによる早期発見が重要とされています。もし「歯ぐきから血が出る」という症状にお気づきになったら、軽く考えず「歯周病のサインかもしれない」と捉えて、歯科医院での診療を受けていただきたいと思います。 歯周病には 歯肉炎食べ残しや歯石が歯と歯茎の隙間に入りこみ、歯周病菌が繁殖する。軽い出血や腫れがある。 軽度歯周病ポケットが広くなり、歯茎の位置が下がる。炎症が進行する。 中度歯周病歯周病菌が歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしはじめる。歯茎から膿が出ることもある。 重度歯周病歯の根も溶けて小さくなり、最終的には抜けてしまう。 といった段階があります。 歯肉炎 歯肉炎は、その名の通り歯肉(歯ぐき)だけに炎症が生じている状態で、比較的軽度の歯周病です。症状は軽度でしっかりケアすれば症状はおさまってきます。 主な症状歯ぐきの腫れブラッシング後の出血歯ぐきが赤くなる口臭がする 厚生労働省の歯科疾患実態調査によれば、歯肉出血がみられる人は多数おり、ほとんどの人が経験したことのある症状です。 歯周炎 歯周炎は、炎症が歯茎(歯肉)だけに留まっている状態です。 主な症状朝起きたときに、口のなかに粘り気を感じる歯と歯の間に、食べかすが詰まりやすい歯肉が赤く腫れている歯みがきをしたときに、出血する固いものが噛みにくい歯茎がかゆくなったり、ムズムズしたりすることがある歯茎を押すと、膿が出ることがある口が臭いといわれることがある 歯周病 歯周病は歯肉だけでなく、歯槽骨[しそうこつ](歯を支えている顎の骨)にまで炎症が進行し、歯槽骨が吸収されていることを言います。 主な症状朝起きたときに、口のなかがネバネバする歯みがきのときに出血する硬いものが噛みにくい口臭が気になる歯肉がときどき腫れる歯肉が下がって、歯と歯の間にすきまができてきた歯がグラグラする歯が浮いたような気がする歯並びが変わった気がする 歯周病になってしまうと・・・ 歯周病になると、上記のような段階をたどり、最終的には歯が抜けてしまうこともあります。 歯周病が原因で歯が抜けてしまうと、噛む力が弱くなり、食べられるものの種類が限られてしまいます。 また、歯の本数が減ると、食事をおいしいと感じにくくなり、栄養状態にも影響が出てしまいがちです。 歯を失うことは、生活の質やお口の健康に、大きな影響を与えるのです! 歯周病は気づかないうちに進行していきます。 ですので、歯周病になる前のケアがとても大切です! 歯ぐきから血を出さないために 歯ぐきから血が出ることは、日々のブラッシングが不十分であることを意味します。 出血があると余計にブラッシングしにくくなるかもしれませんが、細かいブラシの動きで優しく丁寧に汚れを取り除くようにしましょう。 もちろん患者様ご自身のブラッシングだけでは取り除けない汚れも多々ありますので、定期的に歯科医によるプロフェッショナルケアを受けてください。 歯科医師 院長 山村 昌弘 ご相談・ご予約は下記まで↓ 詳細はこちら