

こんにちは、刈谷市のやまむら総合,歯科・矯正歯科です。
今回は、お口の力を育てると身体にいいことがたくさんあるので、「よく噛むことで口の力を育てる」方法をご紹介したいと思います♪
はじめに・・・
「噛む」というと、歯でしっかり咀嚼するといったイメージを持たれると思いますが、実は「噛む」行為は歯だけで行っているわけではありません。顎や歯茎も大きくかかわってきます。
ですので、子どもの噛む力は、まだ歯がない時期から成長をしているのです。
0歳~2歳の乳児期は、噛む、飲むなどの「食べるための力」を身に付ける大変重要な時期で、将来の基盤が作られる時期です。その「食べる力」を育てるために、「よく噛むこと」を成長に合わせて身に付けていきましょう♪
このように、ざっ挙げただけでもこんなにいいことがあります。
噛む力は、健康的な体作りに密接に関わっているのです!!
顎の骨が成長すると・・・
よく噛むことによって顎の骨が成長すると、歯並びがきれいになります♪
しっかり噛むことで歯槽骨が発達し、それがきれいなU字形に発達すれば、口元は美しく見えるといわれています。
そうなることでU字型に歯が生え並び、きれいな歯並びになるのです。
柔らかいものや歯ごたえのないものばかりを食べていると、歯槽骨は上手に発達しないので、歯槽骨がV字型になってしまい、歯が並ぶスペースが不足して、でこぼこの歯並びになってしまうのです。
噛む訓練
5~6か月頃・・・(口唇食べ期)滑らかにすりつぶしたリンゴなど
7~8か月頃・・・(舌食べ期)指で軽くつぶせる硬さの離乳食
9~11か月頃・・・(歯茎食べ期)少し強い力で軽くつぶせる硬さの離乳食
1歳頃・・・歯でかみつぶせる硬さの離乳食・幼児食
2~3歳児・・・リンゴや柿など、少し硬めの果物からスタート
4歳頃~・・・弾力のある物を噛む(セロリ・ごぼう・するめ・たくあん・フランスパン・ガム・グミなど)
かむ習慣は、5歳までに身に付けましょう!
乳歯が永久歯に生え替わる前までが、噛む習慣を身に付ける大事な時期なのです。
何回ぐらい、噛んだらよいのか
ひとくち30回目標!
30回というとなかなか意識しないとできませんよね。お子様には、口に食べ物を入れたら、あえて箸やフォークを置き、手をたたきながら数を数えたりして、楽しみながら行えればいいですね。
かむときの姿勢も大切です!!
実は今あげた姿勢を守れば、唾液の分泌を促し、虫歯予防や口臭予防につながります。
また、かみ合わせのバランスも崩れにくくなるため、ぜひ意識して食事をするようにしてください。