こんにちは。愛知県刈谷市の歯医者、やまむら総合歯科・矯正歯科 院長の山村 昌弘です。歯を1本失ってしまったとき、多くの患者様が最初に直面するのが「この後、どうやって歯を補うのか」という選択です。
「インプラントがいいと聞いたけれど、正直高い」 「ブリッジは健康な歯を削るって本当ですか?」 「入れ歯は年寄りのものというイメージがあって抵抗がある」。診療室で、本当によくいただくご相談です。
結論から申し上げると、この3つに「どれが一番優れている」という絶対的な答えはありません。ご自身が何を優先するかによって、正解は変わります。この記事では、費用・寿命・周りの歯への影響・治療期間という4つの軸で、できるだけ公平に比較していきます。費用は当院の実際の料金表にもとづいて具体的にお示しします。
失った歯を補う方法は、大きく分けて3つです。
この3つは「新しい・古い」の関係ではありません。それぞれに向いている状況が違う、別の道具だとお考えください。
最も気になるところだと思いますので、具体的な数字でお示しします。
ブリッジ・入れ歯(保険適用の場合)
※本数・材質・お口の状態によって変わります。目安としてお考えください。
インプラント(自由診療・全額自己負担) 当院の料金表から、奥歯を1本補う標準的なケースを積み上げるとこうなります。
合計すると、奥歯1本でおよそ50万円前後です。前歯の場合はアバットメント99,000円・上部構造165,000円となるため、およそ56万円前後になります。すべて税込みの表示です。
顎の骨が足りない方は、これに骨造成の費用が加わります。当院ではGBR(メンブレン使用なし)55,000円、GBR(メンブレン使用あり)110,000円、ソケットリフト110,000円、サイナスリフト330,000円といった料金設定です。治療後のメンテナンスは1回5,500円です。
つまり費用だけで見れば、保険のブリッジ・入れ歯とインプラントには20倍以上の開きがあります。ここは正直にお伝えしなければならない点です。詳しくは料金表をご覧ください。
費用の差を考えるうえで、次に見ていただきたいのが「何年もつか」です。一般的に言われている目安は次のとおりです。
ただし、これはメンテナンスを続けた場合の話です。インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病とよく似た「インプラント周囲炎」になります。定期的なメンテナンスを怠れば、10年もたずに失うこともあります。「入れたら終わり」ではないことは、必ず知っておいていただきたい点です。
私が診療室で最もお伝えしたいのが、実はこの項目です。費用でも寿命でもなく、残っている健康な歯をどれだけ守れるかが、10年後・20年後の口の中を大きく分けます。
「1本失っただけのはずが、数年後に隣の歯もダメになった」というのは、残念ながらよくある経過です。今ある歯を減らさないことに価値を置くなら、インプラントの費用は「その1本のための費用」ではなく「残りの歯を守るための費用」という見方ができます。
「できるだけ早く噛めるようにしたい」という事情がある方には、この期間の差は大きな判断材料になります。当院では条件が合う場合に1DAYインプラント(抜歯と同日に埋入する方法)にも対応していますが、すべての方に適用できるわけではありません。
当院では、特定の治療法を押し付けることはありません。歯科用CTで骨の状態を3次元的に確認し、すべての選択肢をメリット・デメリットとあわせてご説明したうえで、患者様に選んでいただきます。
自由診療ですので、リスクと副作用についても正直にお伝えします。
他院で「骨が足りない」「持病があるから難しい」と言われた方でも、CTで詳しく診断すると可能なケースはあります。ただし、無理に勧めることはいたしません。難しい場合は、はっきりとそう申し上げます。
3つの選択肢を、一度整理します。
大切なのは、これらの選択肢があることを知り、それぞれのメリットとデメリットを正しく理解したうえで、ご自身の価値観にもとづいて納得して選ぶことです。
当院は年間400症例以上のインプラント治療を行っており、歯科用CTでの診断、インプラント専用オペ室、院内技工所を備えています。愛知県刈谷市で歯を失ってお困りの方、豊田市・みよし市・知立市・東郷町からお越しの方も、どうぞお気軽にご相談ください。まずは「自分の場合はどの選択肢があるのか」を知るところから始めましょう。
やまむら総合歯科・矯正歯科は愛知県刈谷市井ケ谷町にあります。豊田市・みよし市・知立市・東郷町からも車で15〜20分、駐車場は100台。日曜以外は祝日も診療しています。→ アクセス・診療時間/無料メール相談