「人生100年時代」における歯の大切さ
こんにちは、愛知県刈谷市のやまむら歯科です!
今回は、「人生100年時代」における歯の大切さについてお話させていただきます。
医療の発展により、私たち人間の平均寿命は伸び「人生100年時代」なんていわれるようになりました。そんな長い人生、できるだけ健康寿命を長くして、生活の質(QOL)をあげて暮らしたいものですよね。実はその大事な健康寿命を長くする要素のひとつとして、歯の健康はとっても大切なんです!これはさまざまな研究でも明らかになっています。
■そもそも日本人の歯の寿命は短い!?
健康的な食生活を保つためには、80歳で自分の歯を20本以上保つことが推奨されていますが、なんと現状では80歳の平均歯数は約14本といわれています。20本以上の歯を保っている人の割合は半数以下。平均寿命が延びているのに、これでは健康的な生活をおくれません。歯の寿命を延ばすことが課題となっているのがわかります。
■歯の数と認知症は関係性がある!
さらにある研究では、歯の本数と認知症は関係性があるというのが確認されています。自分の歯を失うことで、脳への刺激が減少してしまい、自分の残っている歯が少ないほど、認知症のリスクが大きくなるという危険性も潜んでいますよ。
■歯周病は身体全体に悪影響
歯を失う最大の原因は歯周病と言われるほど、日本では「歯周病」で歯を失う人が増えています。これはとくに高齢者に顕著にあらわれます。歯周病は歯茎が炎症をおこし、歯を支えている顎の骨などが少しずつ壊れていく怖い病気です。正しい治療をしないまま長い間放置してしまうと、抜歯しなければならない事態になることもあります。
さらに歯周病は、歯に悪いというだけでなく、身体全体に悪影響を及ぼします。最悪の場合、糖尿病・高血圧のほか、脳梗塞・認知症などの病気を引き起こしやすくなるなんてことも。さらには、歯の噛み合わせやバランスが崩れると、顎の関節や姿勢、背骨の歪み、顔にしわができるなど、さまざまな影響が出るリスクも伴います。
■歯を健康に保つためにできること
歯の寿命を伸ばし健康に保つために、日常生活では下記のことを意識して暮らしてみましょう!
1.ハミガキ&歯間ブラシ
自分で簡単にできる対処法は、やはり毎日のハミガキ!しかし、ハミガキだけでは歯の凹凸箇所や隙間まで汚れを取ることはできません。一緒に歯間ブラシを使用するのがおすすめですよ。
2.歯科医院での定期的な検診や検査
定期的に歯科医院で検査や検診をすることで、歯のトラブルの早期発見や早期治療につながります。早い時期に小さい虫歯が見つかれば、治療回数も費用も最小限に抑えられますよ。さらに、歯石除去を定期的に行うことで、虫歯予防にもなります。「まだ大丈夫」と放置するのではなく、少しでも気になるところがある方は、早めに歯医者さんに行きましょう。
定期検診の詳細はこちら:http://yamamura-test-com.check-xserver.jp/checkup/
3.生活習慣を見直す
歯周病は、口腔内の環境のほかにも生活習慣との関係も深いと言われています。
食習慣や喫煙、睡眠、ストレスなど、生活習慣を改善することで、歯周病の予防にも繋がります。
①栄養バランスのとれた食事:偏りなくいろいろな食べ物をよく噛んで食べましょう。
②適度な運動:まずは今より「+10分身体を動かすことを意識してみましょう。
③十分な質の良い睡眠:規則正しい生活をして質の良い睡眠を心がけましょう。
④ストレスを溜め込まない:自分なりのストレス解消方法を見つけましょう。
⑤禁煙:口腔内の環境にも関わるので歯を健康保つためには禁煙することが大事です。
歯に関して不安がある方はお気軽にご連絡ください。
愛知県刈谷市のやまむら歯科ではインプラント・入れ歯・矯正など幅広い診療内容のご相談を受けております。